中種法で作る山食パン

中種法で作ったパンはボリュームのあるソフトに仕上がります。さらに焼き上がったパンは水分保持力が増幅され、硬化が遅くなるので日持ちも良くなります。
プレーンの次は混ぜ物がおすすめです。下処理のひと手間をくわえたレーズンやくるみを使うことで、より美味しくお召し上がりいただけます。

作り方

1.中種作り

中種生地を作ります。
※中種生地の作り方はコチラをご覧ください。

    中種

2.下準備

・強力粉、上白糖、トレハロース、塩、スキムミルクをよく混ぜ合わせておきます。
・無塩バターを室温において柔らかくしておきます。
・型の内側に離型油を吹き付けておきます。
・中種を入れたボウルに水を流し入れ、取り出しやすくしておきます。

    中種を使用する下準備
    中種を使用する下準備

3.ミキシング

中種、混ぜ合わせておいた粉類の順で入れて、捏ねていきます。
グルテンチェックをし、ある程度なめらかな状態になればショートニングとバターを加えてさらに捏ねていきます。

    ミキシング

4.フロアタイム(一次発酵)

温度30℃、湿度75%(発酵器)で、約30分間発酵させます。

    フロアタイム

5.分割・丸め

約355g(2玉)に分割し軽く丸めます。

    分割

6.ベンチタイム

約30分生地を休ませます。

    ベンチタイム

7.成形

しっかりと丸め直してから、俵形にして型に詰めます。

    ベンチタイム

8.ホイロ(最終発酵)

温度34℃、湿度80%(発酵器)で、約60分発酵させます。

    ホイロ

9.焼成

220℃に予熱しておいたオーブンに入れ、温度を190℃に設定し直しスチームをかけて約40分焼成します。

※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。 お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。
※スチーム機能がない場合は、霧吹きをして焼成してください。
※焼き上がったらオーブンからすぐに取り出し、型ごと「ドン」と落とすようにショックを与えます。こうすることで、「パンの腰折れ」を防止することが出来ます。
    焼成

10.完成

    完成
    完成

11.下処理した材料を使ったアレンジ

ひと手間かけることで、より美味しくお召し上がりいただけます。
プレーンの次は、レーズンやくるみの山食パンにも挑戦してみてください。

備考

パン作りのコツを学ぼう!

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