英国伝統のティータイムに欠かせないイングリッシュスコーン。
芳醇なバターの香りと小麦の風味を味わってください。

外側はサックリ、中はふわっとした食感が特徴のイギリス伝統のアフタヌーンティーに欠かせない焼き菓子スコーンです。
冷やした材料を使い生地を折り重ねることで、イングリッシュスコーンらしく食感が良くキレイに膨らんだ焼き上がりになります。
また、発酵バターを使っているのでバターの芳醇な香りと小麦の風味が存分に感じられる仕上がりです。
本場イギリスでは少し冷ましてからクロテッドクリームとジャムをのせて食べることが多いですが、焼きたての香ばしさを楽しみながら召し上がるのもおすすめです。

【シェフのワンポイントアドバイス】
しっかりと冷やした材料を使う事と必要以上のグルテンが形成され過ぎないように混ぜ過ぎない事が重要です。粘りが出ると膨らみや食感に影響します。
生地作りの際にはできるだけ手早く行うように気を付けてください。

材料 (4個分)

材料名 分量

薄力粉(クーヘン)

200g

発酵バター

80g

てんさい糖

20g

少々

ベーキングパウダー

10g

牛乳

100g

 

 

【トッピング】

 

クロテッドクリーム

お好み

お好みのジャム

お好み

 

 

【道具】

 

セルクルリング丸型 φ60×H50mm

 

作り方

1.下準備

2.生地

ボウルに薄力粉をふるい入れ、発酵バターを加えて切るように混ぜていきます。

【シェフのワンポイントアドバイス】
出来上がりの食感に関わるので、粘り気を出さないように気を付けてください。

    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン

冷やした手で擦り合わせるようにしてサブラージュしていきます。

【シェフのワンポイントアドバイス】
しっかりと冷やした小麦粉と油脂類を手で擦り合わせ、砂のようにサラサラした顆粒状に混ぜる方法です。
最初に小麦粉とバターなどの油脂類を合わせることでグルテンの形成が抑えられるため、サクサクとした食感に焼き上がる生地になります。

    イングリッシュスコーン

バターの粒をしっかりと潰し、さらさらとした細かな顆粒状になれば、てんさい糖と塩、ベーキングパウダーを加え混ぜます。
中央をくぼませて牛乳を加え、少し粉気が残るぐらいまでドレッジで切るように混ぜていきます。

    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン

ある程度生地がまとまったら作業台に出し、半分にカットして重ねてを何度か繰り返して生地をまとめます。

    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン

ラップなどにはさんでめん棒で約2cmの厚さに延ばし、冷蔵庫で約30分休ませます。

【シェフのワンポイントアドバイス】
焼き縮みを防ぐために生地を休ませてから型抜きをしてください。

    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン

休ませた生地を抜型で抜きます。

【シェフのワンポイントアドバイス】
綺麗な断面が出るように生地は1度で抜いてください。

    イングリッシュスコーン

余り生地をまとめた2番生地を使う場合は、何回もまとめ直したり伸ばしたりすると生地の状態が変わりますので、手早く行ってください。


3.焼成

天板に並べ、上面に薄く分量外のドリュウル(塗り玉)を塗ります。

【シェフのワンポイントアドバイス】
並べる際、側面を触らないようにしてパレットナイフなどを使って移動させましょう。

    イングリッシュスコーン
    イングリッシュスコーン

200℃に予熱しておいたオーブンに入れ、約20分焼成します。

※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。

    イングリッシュスコーン

4.完成

お好みのジャムとクロテッドクリームと一緒にお召し上がりください。

    イングリッシュスコーン
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備考
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