

~聖なる夜に薫り高き逸品を~
マロングラッセを包んだショコラシュトレン(シュトーレン)
ドイツ伝統菓子「シュトレン(シュトーレン)」でクリスマスを祝いませんか。
洋酒漬けにしたマロングラッセと、ピスタチオを贅沢に使った、薫り高く豊かな味わいを楽しめる逸品です。
また、生地にはココアとチョコレートを混ぜ込み、クラッシュラズベリーを包み込むことで、甘さの中に程良い酸味が感じられる大人なシュトレンに仕上がっています。
シュトレンは日が経つにつれ、生地が馴染み美味しさが深まっていくため、本場では薄くスライスしてクリスマスまで味の変化を楽しみます。
ぜひ、ドイツ流の楽しみ方でクリスマスをお楽しみください。
作り方
1.下準備
・マロングラッセをお好みの洋酒で一晩浸け込んでおきます。

・粉類(準強力粉、薄力粉、ココアパウダー、カソナード、トレハロース、塩)をよく混ぜ合わせておきます。
・ダークチョコレートを湯煎などで少し固形が残る程度に溶かしておきます。
・いちじくをお好みの大きさにカットしておきます。
・ピスタチオを茹でておきます。
・粉糖とスパイスミックスを混ぜて、エピス風味の粉砂糖を作ります。
(目安/粉糖100gに対して、スパイスミックス約3~5g)
・セミドライイーストを水(30℃くらいのぬるま湯)に入れて溶かします。
2.ミキシング
混ぜ合わせておいた粉類にイースト溶液と生クリーム、発酵バター、ダークチョコレートを加え、混ぜ合わせます。
バターが馴染んで、表面がなめらかになれば、最後にピスタチオといちじくを加え混ぜます。

3.フロアタイム
ラップをして温度32℃、湿度80%で約35分発酵させます。
4.分割
発酵させた生地を約300gずつの2本に分割します。
5.成形
麺棒で小判形に伸ばします。
中央あたりにクラッシュラズベリーを敷き詰め、生地手前から3/5位の場所まで生地を折りたたみ、軽く麺棒で押さえます。


マロングラッセを立てた状態で並べます。

生地を奥側から3/5の場所まで、具を包み込むように折りたたみ、軽く麺棒で押さえます。
麺棒と手で、生地の真ん中が小高くなるように形を整えます。

6.ホイロ(最終発酵)
温度32℃、湿度80%で約35分発酵させます。

7.焼成
190℃で予熱したオーブンに入れ、180℃で約35分焼成します。
※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。
8.仕上げ
焼成後すぐに、溶かしたバターにくぐらせて十分に浸透させます。
しっかりとバターが浸透したら、バットや大きいボウルなどに移し、グラニュー糖を全体にまぶします。
そのまま、常温で丸1日馴染ませます。


翌日、エピス風味の粉砂糖を全体にまぶした後、溶けない粉糖を軽く振りかけ仕上げます。

9.完成
