

見た目も美しい。カキツバタを模した和菓子
「唐衣(からごろも)」
唐衣(からごろも) きつつなれにし
つましあげれば はるばるきぬる
旅(たび)をしぞ思ふ
「カキツバタ」という言葉を入れて、在原業平が詠んだ和歌の一首、唐衣に由来します。
カキツバタを模して、綺麗な淡い紫色が美しい和菓子で、生地を折り紙のように折りたたみつつ、中に丸い白あんを包んで成形しています。
すっきりとした白あんの甘さと、もちっとした生地の食感が楽しめ、味だけではなく見た目も華やかでお茶請けとしてや、手土産にもぴったりです。
作り方
1下準備
・1個約15gずつであん玉を作っておきます。
・1個約15gずつであん玉を作っておきます。
・色粉又は、バタフライピー粉末とレモン汁を混ぜ合わせておきます。
2生地つくり
ボウルに上新粉、もち粉、コーンスターチ、グラニュー糖、トレハロースを入れよく混ぜ合わせ、水を加え、ダマができないように混ぜ合わせます。
ラップを軽くして、600Wに設定した電子レンジで約2分間、加熱します。
※目安:生地に透明感がでてくるまで。
電子レンジによる加熱の回数は生地の様子を見ながら、調整してください。
分量外のコーンスターチを敷いたバットに移し、均一になめらかになるように揉み込みます。
生地のうち、1/4程度を紫色に着色して紫生地にし、残りの生地をそのままで白生地にします。
紫の部分が上になるようにして、作っておいたあん玉を置き、紫部分を少し前のめりになるように2つに折ります。
ボウルに上新粉、もち粉、コーンスターチ、グラニュー糖、トレハロースを入れよく混ぜ合わせ、水を加え、ダマができないように混ぜ合わせます。

ラップを軽くして、600Wに設定した電子レンジで約2分間、加熱します。
一旦取り出し、均一になるように混ぜ合わせます。
再度、電子レンジで約2~3分間、加熱します。
※目安:生地に透明感がでてくるまで。電子レンジによる加熱の回数は生地の様子を見ながら、調整してください。



分量外のコーンスターチを敷いたバットに移し、均一になめらかになるように揉み込みます。
【火傷に注意してください。】

生地のうち、1/4程度を紫色に着色して紫生地にし、残りの生地をそのままで白生地にします。
コーンスターチを打ち粉代わりにして、めん棒を使い生地を均一な厚さに伸ばします。
白生地を約6cm四方、紫生地を約4cm四方のそれぞれ9枚分にカットします。

白生地と紫生地の角を合わせてのせ、めん棒で密着させます。
※形が崩れたら正方形になるようにカットします。

紫の部分が上になるようにして、作っておいたあん玉を置き、紫部分を少し前のめりになるように2つに折ります。
粉をはたいて、左右から指で押して花の形に整えます。
三角ベラなどで上部に筋を入れます。



3完成
