「白焼きクリームパン」
暑い時期にもぴったり!
冷やしてもおいしい

夏にピッタリの、ひんやり冷たいクリームパンはいかがですか?
冷蔵庫で冷やしても、パサつかずに硬くならないように、「固形脂」のバターやマーガリンなどを使わずに、「液状油」の太白胡麻油にして、保水力が優れているトレハロースを砂糖類の半分量を目安に置き換えることによって、生地がしっとりとし、色づきを抑えています。
白焼きの為、見た目も涼しげな印象になります。

カスタードクリームには、パッションフルーツのリキュールで漬け込んだゴールデンレーズンとオレンジピールを加えて、夏にぴったりな爽やかなクリームにアレンジしています。
焼きたてはもちろん、冷蔵庫で冷やしてもおいしいクリームパンをぜひおためしください。
また、中のクリームを変えるだけで様々なアレンジのクリームパンをお楽しみいただけます。

材料 約35g×5個分

強力粉(はるゆたかブレンドプレミアム7) 100g
グラニュー糖 6g
トレハロース 6g
6g
セミドライイースト 金 1.5g
58g
太白胡麻油(製菓用) 5g
【クリーム】
カスタードクリーム 175g
パッソア お好み
ジャンボゴールデンレーズン 80g
オレンジピール 40g

作り方 How to make

  1. 下準備
  2. ・シロップとパッソアを1:1で合わせたものにゴールデンレーズンを1週間~10日間浸け込んでおきます。
    ・強力粉、グラニュー糖、トレハロース、塩をよく混ぜ合わせておきます。
    ・セミドライイーストを水で溶かしておきます。
    ・カスタードクリーム、パッソアに漬け込んだゴールデンレーズン、オレンジピールを混ぜ合わせてクリームを作り約59gずつに分けておきます。
    今回は市販のものを使っていますがカスタードクリームも手作りされる場合はこちらの レシピ をご参照ください。

    シェフのワンポイントChef's advice

    気温や室温にあわせて仕込み水の温度を変えると、生地の捏ね上がり温度が一定になります。
    気温が低ければぬるく、高ければ冷たくするなどして調整してください。

  3. ミキシング
  4. ボウルにイースト溶液、混ぜ合わせておいた粉類、太白胡麻油の順で入れて、捏ねていきます。
    なめらかな状態になれば、綺麗に丸めて分量外の油脂を塗ったボウルに入れます。

  5. フロアタイム(一次発酵)
  6. 温度32℃、湿度80%(発酵器)で、約50分発酵させます。

  7. 分割・丸め
  8. 約35g(5玉)に分割し軽く丸めます。

  9. ベンチタイム
  10. 約20分生地を休ませます。

  11. 成形(ブール成形)
  12. 混ぜ合わせておいたクリームを生地に包み込み、ブール形(丸)に成形します。

    ポイントを動画でMovie
  13. ホイロ(最終発酵)
  14. 温度34℃、湿度80%(発酵器)で、約45分発酵させます。

  15. 焼成
  16. 天板の上にもう一枚天板を被せ、スチームを軽めにかけて180℃に予熱しておいたオーブンで約15分白焼きします。
    ※スチーム機能がある場合はスチームを入れ、無ければ霧吹きをして焼成してください。
    ※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。 お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。

  17. 完成
  18. 粗熱を取り、お好みの冷たさになるよう冷蔵庫で冷やしてください。(目安は約3時間以上)
    冷蔵庫で冷やす際は、ラップを被せるかビニールに包んでおくと乾燥を防ぐとともに、クリームからの水分移行でパンに適度な水分が戻ります。 焼きたてでも、美味しくお召し上がりいただけます。

アレンジ Arrange

中のクリームをお好みのものに、替えることで色々なバリエーションをお楽しみいただけます。 また、ゴールデンレーズンを漬け込んでいたシロップを炭酸水で割って大人なおやつタイムにいかがですか。

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