懐かしい味わいの甘食
優しい甘さの食事パン。

国産小麦を使って優しい甘さと素朴な味わいの甘食を作りませんか。
明治時代から登場したと言われている甘食は、昭和ごろから関東を中心に全国へ広まりました。ご年配の方は懐かしく、お子様は新鮮に感じるおやつにぴったりのパンです。
しっとりとするように調整した配合なので口溶けが良く、卵と牛乳の素朴で優しい味わいを存分にお楽しみいただけます。
また、シンプルな材料で作るので、思い立った時に作ることの出来る手軽さも魅力です。
今回は強力粉を使ったむっちりとした食感で食べ応えのあるアレンジもご紹介します。ぜひ、食べ比べて食感の違いをお楽しみください。

材料4個分

無塩バター 20g
上白糖 50g
蜂蜜 15g
全卵 50g
牛乳 20g
薄力粉(ドルチェ) 100g
ベーキングパウダー 3g
   
【道具】  
絞り袋  
口金  
ベーキングペーパー  

作り方How to make

  1. 下準備
  2. ・無塩バターを室温において柔らかくしておきます。
    ・全卵をときほぐしておきます。
    ・薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ、ふるっておきます。
    ・オーブンを220℃に予熱しておきます。

  3. ミキシング
  4. 柔らかくしておいた無塩バターに上白糖と蜂蜜を加え、すり混ぜます。
    ときほぐしておいた全卵を3~4回に分けて加え、その都度しっかりとすり混ぜます。

    牛乳を加えて混ぜ合わせます。
    合わせてふるっておいた粉類を2回に分けて加え、その都度混ぜ合わせます。
    この時、生地の表面につやが出て来るまで混ぜ合わせてください。

  5. 絞り
  6. 絞り袋に生地を入れ、ベーキングシートを敷いた天板に1個約65gに絞り出します。

    シェフのワンポイントChef's advice

    砂糖やバターの多い生地なので、焼成している間になだらかになってきます。
    真ん中が膨らんだ甘食らしい形に焼き上げるために、なるべく小高くなるように絞り出しましょう。

    分量外の液状油脂をナイフに付け、十文字に切り込みを入れます。

  7. 焼成
  8. 220℃に予熱しておいたオーブンで約12分焼成します。
    ※オーブンの機種等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。
    ※底面が色づきやすいので、下火の機能があるオーブンの場合は焦げないように調節してください。

  9. 完成
  10. お好みでメープルシロップジャムをつけると、より美味しくお召し上がりいただけます。

アレンジArrange

強力粉でつくる甘食

普段パンづくりに使う強力粉とイーストを使って、食べ応えのある食感と軽食にもぴったりの満足感のあるボリュームにアレンジ。
ぜひ食べ比べてみて、薄力粉の甘食と強力粉の甘食の違いをお楽しみください。

作り方How to make

  1. 下準備
  2. ・無塩バターを室温において柔らかくしておきます。
    ・全卵をときほぐしておきます。
    ・牛乳にイーストを溶かしておきます。

  3. 工程
  4. 無塩バターに上白糖と蜂蜜を加え、すり混ぜます。
    全卵を複数回に分けて加えてその都度混ぜ合わせ、イーストを溶かした牛乳を加えて混ぜ合わせます。
    最後に強力粉を2回に分けて加え、表面につやが出るまで混ぜ合わせたら、グルテンの力を緩ませるためとイーストの発酵調整のため約60分生地を休ませます。
    絞り袋に生地を入れ、ベーキングシートを敷いた天板に小高くなるように絞り出して、十文字に切り込みを入れます。
    220℃に予熱しておいたオーブンで約12分焼成します。

チョコチップ入り

材料

チョコチップ

お好み

作り方How to make

  1. 混ぜ込み
  2. 生地を混ぜる際、最後にチョコチップをお好みの量を加えて混ぜ合わせます。

  3. トッピング
  4. 焼成前に生地の上にお好みの量をトッピングします。

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