宇治抹茶の和風シュトレン(シュトーレン)

ドイツの伝統的なクリスマス菓子のシュトレンを、日本の伝統的な素材の抹茶でアレンジしました。
風味豊かな宇治抹茶を練り込んだ生地に、奥深い味わいの黒豆と渋皮付きの栗を包み込んでいます。洋酒漬けフルーツを使っていないので、お酒の香りが苦手な方をはじめ、幅広い年代の方にオススメです。
表面と生地の鮮やかな緑色がとてもキレイな仕上がりです。ぜひ、美しい断面を楽しみながらクリスマスをお迎えください。

材料 (2本分)

 
材料名 分量

準強力粉(E65)

320g

薄力粉(クーヘン)

80g

上白糖

32g

トレハロース

16g

8g

スキムミルク

20g

セミドライイースト金

8g

220g

無塩バターもしくはコンパウンドマーガリン

160g

抹茶

20g

鹿の子黒豆

40g

 

 

【包み込み】

 

鹿の子黒豆

160g

栗の渋皮煮

お好み

 

 

【仕上げ】

 

発酵バター

適量

グラニュー糖

適量

粉糖

適量

溶けない粉糖

適量

抹茶

適量

作り方

1.下準備

・粉類(準強力、薄力粉、上白糖、トレハロース、塩、スキムミルク、抹茶)をよく混ぜ合わせておきます。
・セミドライイーストを水で溶かしておきます。


2.ミキシング

混ぜ合わせておいた粉類にイースト溶液とバターを加え、混ぜ合わせます。
バターが生地に馴染んできたら、混ぜ込み用の黒豆を加えて軽く混ぜ合わせます。



3.フロアタイム(一次発酵)

生地をボウルに入れラップをして温度32℃、湿度80%で約40分発酵させます。



4.分割

発酵させた生地を1個あたり約460gで分割します。



5.成形

形を小判型に整えて包み込み用の黒豆を1個に対して80gずつ置き、手前から生地を3分の2折りたたみ、めん棒で押します。
栗の渋皮煮はここでお好みの数を同じように包み込みます。


次に奥から3分の2折りたたみ、重なった部分をめん棒で軽く押さえます。


生地をめん棒で軽く押して中心が高くなるように整えます。



6.ホイロ(最終発酵)

天板にのせ、温度32℃、湿度80%で約35分発酵させます。



7.焼成

180℃で予熱したオーブンに入れ、170℃で約35分焼成します。

※オーブンの機種等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。


8.仕上げ

焼成後すぐに、仕上げ用の溶かした発酵バターにくぐらせて十分に浸透させます。


しっかりと発酵バターが浸透したら、バットや大きいボウルなどに移し、グラニュー糖をまぶします。
そのまま、常温で丸1日馴染ませます。


翌日、粉糖を全体にまぶします。
最後に溶けない粉糖と抹茶を混ぜ合わせ、表面に軽く振りかけて完成です。



9.完成



備考
レシピ作成者:Shimizu、photo:Sawai
所要時間:2日(うち作業時間:2時間30分)

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