

宇治抹茶の和風シュトレン(シュトーレン)
ドイツの伝統的なクリスマス菓子のシュトレンを、日本の伝統的な素材の抹茶でアレンジしました。
風味豊かな宇治抹茶を練り込んだ生地に、奥深い味わいの黒豆と渋皮付きの栗を包み込んでいます。洋酒漬けフルーツを使っていないので、お酒の香りが苦手な方をはじめ、幅広い年代の方にオススメです。
表面と生地の鮮やかな緑色がとてもキレイな仕上がりです。ぜひ、美しい断面を楽しみながらクリスマスをお迎えください。
作り方
1.下準備
・粉類(準強力、薄力粉、上白糖、トレハロース、塩、スキムミルク、抹茶)をよく混ぜ合わせておきます。
・セミドライイーストを水で溶かしておきます。
2.ミキシング
混ぜ合わせておいた粉類にイースト溶液とバターを加え、混ぜ合わせます。
バターが生地に馴染んできたら、混ぜ込み用の黒豆を加えて軽く混ぜ合わせます。

3.フロアタイム(一次発酵)
生地をボウルに入れラップをして温度32℃、湿度80%で約40分発酵させます。

4.分割
発酵させた生地を1個あたり約460gで分割します。

5.成形
形を小判型に整えて包み込み用の黒豆を1個に対して80gずつ置き、手前から生地を3分の2折りたたみ、めん棒で押します。
栗の渋皮煮はここでお好みの数を同じように包み込みます。


次に奥から3分の2折りたたみ、重なった部分をめん棒で軽く押さえます。

生地をめん棒で軽く押して中心が高くなるように整えます。

6.ホイロ(最終発酵)
天板にのせ、温度32℃、湿度80%で約35分発酵させます。

7.焼成
180℃で予熱したオーブンに入れ、170℃で約35分焼成します。
※オーブンの機種等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。
8.仕上げ
焼成後すぐに、仕上げ用の溶かした発酵バターにくぐらせて十分に浸透させます。

しっかりと発酵バターが浸透したら、バットや大きいボウルなどに移し、グラニュー糖をまぶします。
そのまま、常温で丸1日馴染ませます。

翌日、粉糖を全体にまぶします。
最後に溶けない粉糖と抹茶を混ぜ合わせ、表面に軽く振りかけて完成です。

9.完成
