自家製チョコシート

折り込みチョコシートをご家庭で手作りしませんか。
ベルギー産クーベルチュールチョコレートを使い、上品な甘さとわずかな苦みが感じられる仕上がりです。
豊かな風味と口溶けの良さが特徴で、自家製ならではのパン作りがお楽しみいただけます。
しっかりと乳化させることにより、保存性が上がるので作り置きができるのも魅力です。忙しくて時短したい方やワンステップ進んだレシピに挑戦したい方にオススメです。

材料(1枚 約200g分)

材料名 分量

A)強力粉(春よ恋ブレンド)

15g

A)ココアパウダー

10g

A)コーンスターチ

5g

A)グラニュー糖

30g

牛乳

60g

ダークチョコレート

70g

卵白

30g

マーガリン

15g

 

 

【道具】

 

ケーキクーラー

 

作り方

1.

A)の材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせてから耐熱ボウルにふるっておきます。


    自家製チョコシート
    自家製チョコシート

2.

牛乳を加えて、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。

    自家製チョコシート

3.

ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで50~60秒温めます。

    自家製チョコシート

4.

チョコを加え、余熱で少し溶かしてから、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。

    自家製チョコシート

5.

卵白を3回くらいに分けて加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

【シェフのワンポイントアドバイス】

「乳化」状態が大切になります。
卵白を加える際、チョコレートの油分と、卵白の水分をしっかりと乳化させ、「分離」させないように気をつけます。
分離すると、ざらつきが出て食感に影響が出たり、保存性が悪くなります。
しっかりと乳化させることにより、なめらかな食感・口溶けになり、保存性も上がります。

※注意点
卵白を加える際、常温に戻した卵白を使用することと、数回に分けて加えることが分離させないためのポイントです。
混ぜる際は、最初にボウル中央部分でしっかりと混ぜ合わせて「乳化状態の核」を作ってから、円を少しずつ大きくしながら混ぜ合わせていきます。
うまくなめらかな状態にならない場合は、泡立て器を円を描くように動かさず、直線的に縦・横と動かしてみてください。



    自家製チョコシート

6.

綺麗な乳化状態になれば再度600Wの電子レンジで約1分温め、よく混ぜ合わせます。

    自家製チョコシート

7.

マーガリンを加え、しっかりゴムベラで混ぜ合わせます。
ラップの上に置いた時、流れて広がらないくらいの硬さになるまで粗熱を取ります。


    自家製チョコシート
    自家製チョコシート

8.

粗熱が取れてからラップやフィルムに包み、冷蔵庫もしくは冷凍庫で保管します。


    自家製チョコシート
    自家製チョコシート
【シェフのワンポイントアドバイス】

直ぐに使用する場合は冷蔵庫で、使用日が未定の場合は冷凍庫で保管してください。
冷蔵保存の場合、約1週間を目安に使い切って下さい。
また一度に使用せず、2回や4回などに分けて使用したい場合は、冷え固まる前に菜箸などで区切りの節を付けておくと、簡単に分けられて使用しやすくなります。


    自家製チョコシート
    自家製チョコシート

9.使用例

    自家製チョコシート
    自家製チョコシート

備考
所要時間:1時間
レシピ作成者:Shimizu、photo:Ishikawa

▼おすすめコンテンツ▼

SNS