リンツァートルテ
オーストリアのリンツ地方発祥の伝統あるお菓子です。格子模様を入れて焼き上げるのがリンツ風の特徴で、世界最古のケーキとも言われています。
アーモンドパウダーとシナモンを中心とした香辛料のたっぷり入った生地は、外側サクサク内側しっとりの食感が楽しめる食べ応えがある仕上がりです。
本場ではアカスグリを使ったジャムを使うことが一般的ですが、ママパンではプルーンを使ってアレンジしました。
ふんだんに入れたプルーンの甘酸っぱい味わいが、香ばしい生地とよく合います。
【シェフのワンポイントアドバイス】
焦げないように温度に注意しながら、しっかりと焼き込んでください。
しっかりと焼き込むことで、サクッとした食感とスパイスの風味が際立ってきます。
焦げないように温度に注意しながら、しっかりと焼き込んでください。
しっかりと焼き込むことで、サクッとした食感とスパイスの風味が際立ってきます。
作り方
1.下準備
・前日からプルーンを分量外の洋酒入りのシロップに漬け込んでおきます。
・バターを室温に戻しておきます。
・全卵を溶きほぐしておきます。
・薄力粉とアーモンドパウダー、ベーキングパウダー、スパイスミックスを合わせてふるっておきます。
・スライスアーモンドを水に浸して湿らせておきます。
・タルト型に分量外の油脂を塗り、その上から分量外の強力粉をはたいておきます。
2.プルーンピューレ
プルーン、熱湯、太白胡麻油をブレンダーでなめらかな状態になるまで攪拌します。
3.生地
柔らかくしておいたバターに粉砂糖を加えてすり混ぜます。
しっかりと混ざったら、溶きほぐしておいた全卵を数回に分けて加え、その都度混ぜ合わせます。
ふるっておいた粉類を2回に分けて加え、練りすぎないように気を付けながら混ぜ合わせます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
サクッとした食感を出すためには、アーモンドパウダーを配合する事と、混ぜ合わせる時に粘り気が出過ぎないように気を付ける事が大切です。
サクッとした食感を出すためには、アーモンドパウダーを配合する事と、混ぜ合わせる時に粘り気が出過ぎないように気を付ける事が大切です。
ビニールやラップなどにくるみ、冷蔵庫で約1時間休ませます。
4.組み立て
丸口金をセットした絞り袋に生地を入れて、タルト型に渦巻き状に絞り出して表面をならし、縁の部分を絞り出します。
【シェフのワンポイントアドバイス】
硬い生地なので、絞り袋に入れる量を多くしすぎないように気を付けましょう。
硬い生地なので、絞り袋に入れる量を多くしすぎないように気を付けましょう。
くぼみにプルーンピューレを均一に塗ります。
さらに、片目口金で生地を格子状になるように斜めに絞ります。
【シェフのワンポイントアドバイス】
間隔が狭いとキレイな格子模様に焼き上がらないので注意しましょう。
間隔が狭いとキレイな格子模様に焼き上がらないので注意しましょう。