基本のKEY ハムロール ~ハムロール成形~
パン屋さんでも見かける、昔ながらのスタンダードな総菜パンのハムロール。
ハムロール成形は簡単な成形にひと手間加えるだけで出来る成形方法です。
また、チーズやフィリングを巻き込めば総菜パンから菓子パンまでアレンジができます。
巻き込んだロースハムと相性の良いたまごやコーン、ツナ、チーズなどお好みの材料をトッピングすることで幅広いアレンジが楽しめるのでぜひマスターしてください。
作り方
1.下準備
・インスタントドライイーストを水で溶かしておきます。
・強力粉、上白糖、塩をよく混ぜ合わせておきます。
・バターを室温に戻しておきます。
2.ミキシング
バター以外の材料を全てボウルに入れて捏ねます。
ひと塊になったら、バターを入れます。
さらに捏ねていくと表面がつるんとしてきます。
グルテンチェックをし、ある程度なめらかな状態になれば、綺麗に丸めてボウルに入れます。
3.フロアタイム(一次発酵)
温度32℃、湿度75%(発酵器)で、約60分発酵させます。
4.分割・丸め
1個約55g(6個分)に分割し、丸形にかたちを整えます。
5.ベンチタイム
約20分休ませます。
6.成形
生地をロースハムに合わせて円形に延ばし広げ、ロースハムをのせます。
手前から3分の1の位置で折りたたみ、さらに上から折りたたんで三つ折りにします。
さらに長辺を半分にたたみ、端をくっつけてとめます。
くっつけた部分を上にして手前から2/3ぐらいの位置まで切り離してしまわないように気を付けて切り込みを入れ、開きます。
開いた面を上にして整えます。
シェフのワンポイントアドバイス
【成形のPointを動画で!】
生地を折りたたむ際、あまりピッタリと強くたたまないように気を付けましょう。
程よくゆったりと成形してください。
三つ折りにする所を渦巻き状に巻く成形方法もあります。
一度両方やってみて、やりやすい方法でお楽しみください。
※渦巻き状に巻く場合、三つ折りにする場合より生地を強く締めてしまいやすくなります。力を入れすぎないように気を付けましょう。