プティガトー ~小さなケーキ~
プティ(petit)はフランス語で「小さい」、ガトー(gateau)は「ケーキ・焼き菓子」を意味しています。
ベースとなる生地はシンプルなスポンジ生地を使っているので、お好みのフルーツやクリームでデコレーションして、華やかで可愛らしい見た目の美味しいケーキ作りをお楽しみください。
今回はプレーン生地とショコラ生地の2種類をアレンジして、様々な味を楽しめるのでお祝い事やクリスマスなどにぴったりです。
材料(31cmロールケーキ天板 1枚分)
材料名 | 分量 |
---|---|
【スポンジ生地】 |
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全卵 |
2個 |
卵黄 |
1個 |
60g |
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20g |
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45g |
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牛乳 |
30g |
5g(薄力粉(ドルチェ)は40gにしてください。) |
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【クレーム・シャンティ(クリーム)】 |
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200g |
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10g |
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10g |
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お好み |
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お好み |
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【サンド・トッピング】 |
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お好み |
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お好み |
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お好み |
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【道具】 |
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作り方
1.下準備
・薄力粉をふるっておきます。
・黄桃、洋ナシをスライスしてキッチンペーパーで軽く水気を切っておきます。
2.スポンジ生地
ボウルに全卵を入れて、コシを切ります。
ときほぐした卵にグラニュー糖を加え、ハンドミキサーの中高速で泡立てていきます。
白くもったりとし、持ち上げた際に、生地が幅を持った帯状のまま途切れずに流れ落ちる状態(フランス語のリボンを意味する言葉を使い、リュバン状と呼ばれます。)になれば、中低速に落として約3分間、キメを整えるように泡立てます。
ふるっておいた薄力粉を加え、ゴムベラで混ぜ合わせます。
麦芽糖水飴を加え、混ぜ合わせます。
ロールケーキ天板に生地を流し入れます。
表面を平らに均して、天板の底をトントンと二、三回叩いて大きな気泡を潰します。
予熱しておいた電気オーブンに入れ、190℃で約10分焼成します。
※オーブンの機種等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。
焼き上がれば、すぐに天板からケーキクーラー(金網)などに移して、余計な熱が入らないようにします。
3.クレーム・シャンティー(クリーム)
冷やしておいたボウルに生クリームとグラニュー糖、トレハロースを入れて、氷水に当てながらハンドミキサーの高速で泡立てます。
使用時に固さを調節をするので、この時点ではゆるめの7分立て程度に留めておきます。
使う直前まで、ラップをして冷蔵庫で冷やしておきます。
4.組み立て
焼き上げた生地を3枚にカットします。(縦約5cm、横約27cm)
※3枚一組で組み立てます。※サンドは黄桃を使用しています。
焼成した面を上にして、1段目の生地にクレーム・シャンティー(クリーム)を絞って、全体に薄く塗り、スライスしておいた黄桃を並べます。
並べた黄桃の上にさらにクレーム・シャンティー(クリーム)を絞り、少しならします。
2枚目の生地をのせ、上から少し押さえます。
同じように、クレーム・シャンティー(クリーム)を絞って黄桃を並べ、その上にクレーム・シャンティー(クリーム)を絞ってならします。
3段目の生地を重ねて上から少し押さえ、上部にクレーム・シャンティー(クリーム)を絞ってならし、冷蔵庫に約30分入れて状態を落ち着かせます。
5.仕上げ・完成
約5cm幅にカットし、上部分をクリーム、フルーツなどで飾り仕上げます。
6.アレンジ(ショコラ)
【ジェノワーズ・ショコラ】
ココアパウダーを5g使用するので、薄力粉(ドルチェ)は40gにしてください。
※詳しい作り方はコチラをご覧ください。
【クレーム・シャンティー・ショコラ(チョコレートクリーム)】
クレーム・シャンティー(クリーム)に、溶かしておいたチョコレートを加え混ぜ合わせます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
温度が低すぎると、チョコレートを加えた際に固まってチョコチップ状態になってしまうので注意しましょう。
少量のホイップクリームをボウルに入れ、溶かしたチョコレートを加え混ぜながらベースの方に戻し、混ぜ合わせると失敗するリスクが少なくなります。
使用する場面に適した立て具合に調整して使用してください。
温度が低すぎると、チョコレートを加えた際に固まってチョコチップ状態になってしまうので注意しましょう。
少量のホイップクリームをボウルに入れ、溶かしたチョコレートを加え混ぜながらベースの方に戻し、混ぜ合わせると失敗するリスクが少なくなります。
使用する場面に適した立て具合に調整して使用してください。