甲州印伝・印傳屋の色柄別一覧（古典柄）

• 001 小桜菖蒲柄

  • 黒地×赤漆

  吉祥文様である菖蒲と日本人に愛される小桜を組み合わせた柄です。
  菖蒲には「必勝」、桜には「始まり」の意味があります。

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• 002 小桜柄

  • 赤地×白漆
  • 黒地×赤漆
  • 黒地×ピンク漆

  桜の語源の一つに「サ神様（田の神様）の御座（みくら）」という説があり、そこから五穀豊穣を表す吉祥文様とされています。

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• 003 亀甲柄

  • 黒地×黒漆
  • 黒地×白漆

  亀の甲羅が由来の柄で、身を護る事が転じて厄除けとして、鎌倉時代から服飾や武具などの模様として用いられました。

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• 004 青海波柄

  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 黒地×赤漆

  どこまでも広がる大海原に絶えず繰り返される穏やかな波のごとく、平穏な暮らしがつづく様にという意味を持つ模様です。

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• 005 菊柄

  • 黒地×白漆

  放射線状に整っている花びらから、太陽になぞられる高貴な花です。
  無病息災や延命長寿といった意味を持った模様です。

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• 006 紗綾形柄

  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆

  「不断長久（ふだんちょうきゅう：絶える事なく長く続く）」という意味があり端正で品格のある文様です。

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• 007 ひょうたん柄

  • 黒地×黒漆
  • 紺地×黒漆
  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 紺地×黒白漆（いほり）

  瓢箪は種子が多い事から、子孫繁栄の意味があるほか、瓢箪のツルがものに絡みつく様から商売繁盛の意味も持っている文様です。

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• 008 とんぼ柄

  • 黒地×黒漆
  • 赤地×黒漆
  • 紺地×黒漆
  • 濃茶地×黒漆
  • 黒地×白漆
  • 赤地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 紫地×白漆
  • 濃茶地×白漆
  • 黒地×赤漆
  • 紺地×黒赤漆（なごみ）

  前にしか進まないとんぼの性質から、とんぼを形どった文様は「勝負事に縁起の良い柄」の意味を持ちます。

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• 009 爪唐草柄

  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆

  途切れる事無く蔓（つる）を延ばす様から、「繁栄・長寿」の意味がある唐草柄と、身を護る意味を持つ爪の柄を組み合わせた模様です。

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• 012 菖蒲柄

  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆

  「勝負」「尚武（礼儀正しい様）」と同音の為、古くから甲冑に使われてきました。
  剣に似た葉形から魔除けの意味もある模様です。

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• 017 菱菊柄

  • 赤地×白漆
  • 紫地×白漆
  • 黒地×赤漆

  中国の故事より不老長寿の象徴とされている菊の花弁を並べた模様です。
  菊には無病息災や邪気払いなどの意味もあります。

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• 041 花唐草柄

  • 黒地×黒漆
  • 赤地×黒漆
  • 紫地×黒漆

  途切れる事無く蔓（つる）を延ばす様から、「繁栄・長寿」の意味がある唐草柄に、花の模様を組み合わせた華やかな模様です。

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• 108 小花柄

  • 赤地×黒漆

  草花の模様は古くから印傳に用いられています。花弁を意匠化した小花柄はその可愛らしさが好まれ、年代を問わず親しまれています。

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• 110 線菊小柄

  • 黒地×赤漆

  菊の花は不老長寿の象徴であり、日本では齢草の異名を持ちます。
  瑞祥（めでたい事が起きる前兆）や富貴を表す模様でもあります。

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• 118 波うろこ柄

  • 黒地×白漆
  • 紺地×白漆

  鱗柄には身を護る意味と、脱皮から連想して「厄を落として再生（開運）する」という意味もあり、古くから武士に好まれてきました。

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• 119 変わり市松柄

  • 黒地×黒漆

  江戸中期の歌舞伎役者・佐野川市松が舞台で用いた装束から広まった市松模様を、印傳屋が独自にアレンジした創作模様です。

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• 120 ぶどう柄

  • 赤地×黒漆
  • 赤地×白漆
  • 紫地×白漆
  • 黒地×赤漆

  実の成りの多さから豊穣や子宝に恵まれるという意味があり、つるが伸びていく様から生命力を表す象徴としても親しまれている柄です。

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• 125 葉唐草柄

  • 紫地×黒漆

  蔓（つる）が無限に広がる様から、一族の万代の繁栄の象徴としての意味があり、日本にはシルクロード経由で中国より伝えられました。

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• 133 変わり菊唐草柄

  • 黒地×赤漆

  蔓が途切れる事なく延びる様から長寿繁栄の意味を持つ唐草模様と、古来より延命長寿の意味を持つ菊の花びらを合わせた吉祥紋様です。

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• 148 梅柄

  • 赤地×白漆

  「歳寒三友」と称されたことや、厳しい冬から春を迎える喜びを反映した吉祥の模様として古くから用いられてきました。

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• 157 葡萄石畳柄

  • 黒地×黒漆

  蔓（つる）が伸びていく様から、生命力を表す象徴として親しまれているぶどうと石畳（市松）模様を組み合わせたベルト専用柄です。

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• 158 網代編柄

  • 黒地×黒漆

  漁場や魚を捕らえる道具をモチーフにしており、細く薄く削った木や竹を交叉しながら編んでいる様を表した印傳屋の創作模様です。

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• 159 チロリアンテープ柄

  • 黒地×ピンク漆

  オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東部のチロル地方に伝わる、花柄などを装飾したリボンをモチーフにした模様です。

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• 160 雪割草柄

  • 赤地×白漆
  • 黒地×ピンク漆

  寒さに負けずに厳しい冬を乗り切って花を咲かせる事から「自信」の花言葉を持つ三角草（みすみそう）をモチーフにした模様です。

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• 162 花格子柄

  • 黒地×ピンク漆

  格子状に花とドットを組み合わせた花格子は、江戸時代より織物の柄として用いられており、華やかさとモダンな印象を与える模様です。

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• 165 ディアー柄

  • 黒地×黒漆

  印傳屋の「印」の字と「INDEN-YA」そして印伝を作る上で欠かせない鹿を幾何学的に配置した躍動感溢れる印傳屋オリジナル柄です。

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• 166 アメリカンブルー柄

  • 赤地×黒漆
  • 紺地×白漆
  • 黒地×ピンク漆

  「溢れる想い」「二人の絆」という花言葉を持つブルーデイズの花をモチーフに、女性らしい可憐な印象のデザインに仕上げています。

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• 167 変わり市松小柄

  • 黒地×黒漆
  • 紺地×黒漆
  • 黒地×白漆
  • 赤地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 紫地×白漆
  • 黒地×赤漆

  上下左右に途切れなくつながっていく様から、子孫繁栄やお家継続、事業拡大の意味があります。市松の由来は江戸の歌舞伎役者名から。

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• 168 花ペイズリー柄

  • 黒地×黒漆

  ペイズリー柄は、19世紀のスコットランドのペイズリー市で生産された事に由来し、一説に、生命の樹をモチーフとしているとされます。

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• 169 クレマチス柄

  • 黒地×黒漆
  • 赤地×黒漆
  • 黒地×白漆
  • 赤地×白漆
  • 黒地×ピンク漆

  「美しい心」を花言葉に持つクレマチスをモチーフにしており、風車の異名を持つ大輪の花びらと靭やかなつるが意匠化されています。

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• 171 ブロックチェック柄

  • 黒地×黒漆

  斜めに構成された格子柄で、ダイアゴナルチェックとも呼ばれます。
  中性的なデザインなので、男性にも女性にもおすすめの模様です。

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• 172 輪繋ぎ柄

  • 紫地×黒漆

  円形が永遠に連鎖し繋がる事から、万事円満、琴瑟調和、人との良縁や繋がりが、永く続く様にという願いが込められた吉祥文様です。

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• 173 孔雀柄

  • 黒地×黒漆
  • 紫地×黒漆

  孔雀は百の目を持つ鳥と言われ、それが転じ守護の意味を持ちます。
  また、地上に存在する鳳凰として、富と繁栄などの象徴とされます。

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• 174 あじさい柄

  • 赤地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 紫地×ピンク漆
  • 紺地×灰漆×紫更紗

  「藍色が集まったもの」という意味の「あづさい（集真藍）」が語源で、小さな花が集まる様子から家族の結びつきの花言葉があります。

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• 175 コスモス柄

  • 赤地×白漆
  • 紺地×白漆
  • 黒地×ピンク漆
  • 紫地×ピンク漆

  「調和・謙虚・真心」などの花言葉を持つコスモスをモチーフとした柄です。花びらが桜に似ている事から秋桜とも呼ばれます。

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• 176 ローズ小柄

  • 黒地×黒漆
  • 紫地×黒漆
  • 赤地×赤漆
  • 黒地×ピンク漆
  • 黒地×ﾋﾟﾝｸ白漆（かぐわ）

  色や本数により花言葉が変わるバラが舞う模様です。無数のバラの花が女性の持つ美しさや華やかさ、艶やかさなどを表現しています。
  ※163番柄のローズより小振りな柄となっています。

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• 177 輪繋ぎ小柄

  • 黒地×黒漆
  • 紺地×黒漆
  • 赤地×赤漆

  円形が永遠に連鎖し繋がる事から、万事円満、琴瑟調和、人との良縁や繋がりが、永く続く様にという願いが込められた吉祥文様です。
  ※172番柄の輪繋ぎより小振りな柄となっています。

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• 178 椿柄

  • 黒地×白漆
  • 赤地×白漆

  厳しい冬の終わりを告げる樹木として有名ですが、古来より悪霊を払う神聖な樹木として神事などで用いられてきました。 平安時代の貴族の間では吉祥木としても扱われていました。

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• 179 七宝繋ぎ柄

  • 紺地×白漆

  大きさの異なる大小の「七宝文」が四方に繋がっている吉祥文様。
  「人の縁・円満・子孫繁栄」などを意味する縁起の良い模様です。

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