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背割れ

ほとんどの丸太材には背割れと呼ばれる切込みがあります。 これは、大事な部分が割れないようにするのと、収縮に対応出来るようにするためです。 生産過程の早い段階で処理しますので、背割れのない商品はほとんどありません。 丸太材にとって非常に大切な加工になります。

背割れのない商品のご希望も頂きますが、その場合これから伐採して制作することになります。 当然、未乾燥の上、高額になりますので埋め木等で対応するのが一般的のようです。

干割れ

乾燥段階で出来る細かな割れの事を言います。通常生産後1年～2年は山の倉庫でゆっくりと乾燥した上で出荷致します。干割れが出来ても、背割れが開いていく事によって閉じてわからなくなります。

木は生き物です。乾燥して出荷しても、ご使用になる場所、気候風土にて馴染むまで更に動きます。特に150φ以上の商品は必ず割れると思って下さい。

しかしそのままではありません、背割れが開くことで表面が押し縮められ、干割れはわからなくなって行くことが多いです。木は割れる事をご承知下さい。 慌てて、埋め木やパテ処理をすると後で非常に汚くなります。

エクボ

北山丸太の生産段階で、節が出ないように枝を落として育てていきます。 枝と切り取った後がエクボのように残ります。 欠点とされますので、高級材はエクボの少ないものが選別されますが、気にならないようでしたら無理に高級材は必要ありません。 また、高級材でも必ずいくつかはあります。ご承知ください。

特上品

枝締めした商品です。立ったまま枝葉を枯れない程度に落として生育を妨げることによって、表面の年輪を緻密にします。

経年変化による木肌の艶が良くなります。北山杉の高級材になります。床柱や特に肌合いの綺麗な物をお求めの方にお勧めです。中でも「エクボ」「歪み」など一番少ない優良材を厳選しております。

良材

色・艶とも木肌の綺麗な材になります。エクボ(節の跡)や歪みの少ない等級です。現在、在庫の商品の中から良いものを出荷させていただきます。

ただし天然材になりますので、微細な色変わりキズや干割れがある場合もあります。何卒ご了承ください。一番多く使用される等級になります。ポーチ柱、飾り柱、壁止めなどにお勧めです。

二等材

良材に比べて小節、エクボや歪みがあります。形も多少楕円形になる場合もあります。色もヤケやシミも入る場合があります。

外部利用や、着色したりする場合など、色や小節、エクボなど見た目をあまり気にしない場合にはお得に使えます。極端な曲りや大きな割れはありません。

※色・柄合わせ不可

特上品

本仕込みと言われる手法にて生産した商品になります。 枝締めして、尚且つ、型を外して育成する事で絞り柄のやわらかさが出ます。通常商品に比べ大変手間の掛かった商品になります。 人工絞り丸太の上級品になります。

良材

一番流通している等級になります。 大手ハウスメーカー等で多く使用している等級です。 が、弊社扱いは優良北山杉のみになります。

特上品

桧の丸太を伐採後、山に放置して特有のカビをつけることで独特の風合いを出した物を錆丸太と言います。 中でも元口と末口の差が少なく、形、色つやの特に良い商品を吟味しております。

良材

通常商品になります。 茶室・床柱等に利用しますが、壁止め等のアクセントにも利用できます。 自然な風合いを好む方には、節などたくさんある商品(アテ丸太)を要望する方もおります。

北山タルキ(無地)

北山台杉のタルキ材の最高級品になります。

北山タルキ(並節)

北山台杉のタルキの節材です。

吉野タルキ(半無地)

吉野杉のタルキです。 エクボ小節はありますので、半無地の等級になります。

吉野タルキ(節)

吉野杉のタルキです。 節、割れが入ります。

桧錆タルキ(節)

錆丸太のタルキ材です。 枝になりますので、節があります。