スピングルムーブは「バルカナイズ製法」をレザーに応用し、シャープなフォルムと履き心地の良さを兼ね備えた国産スニーカーブランドです。広島県府中市で70年以上に渡り、技術と知識を培ってきた自社の国内工場をなんとか残したいという思いから2002年に誕生します。
バルカナイズ製法とは、1839年アメリカで開発された最も歴史あるスニーカーの製法です。アッパーと、硫黄を混ぜたゴム材を加硫釜で加熱し成形します。多くの手作業を必要とし、生産効率の問題から、現存する国内工場はわずかしかありません。そんな手作業の工程が多いスピングルムーブを支えるのが自慢の職人たち。スピングルムーブの品質は彼らの厳しい目と伝統で培ってきた技術によって保たれているのです。
誕生から10年以上経った今も品質の向上に余念がなく、フットウェア業界に新たな歴史を刻み続けているスピングルムーブ。現在、そして未来にいたっても大注目のドメスティックブランドです。