ソーチェンの選び方ガイド

ソーチェンを買い替えの際は、現在お使いの「チェンソー本体の型番」「バーの長さ」をご確認いただき、ソーチェン適合表から対応する品番のチェーンをお求めください。

1.チェンソー本体について

ブランド・型番の確認方法

本体をご確認ください。ブランドと型番が書かれています。型番は上面など、ブランドが書かれている場所と分かれて書かれている場合もあります。

2.ガイドバーについて

バーの長さの確認方法

ガイドバーの根元部分に刻印されています。書き方はブランドにより異なります。商品によっては、本体に隠れている場合もあるので、その場合は外してご確認ください。
チェンソー本体の型番と、ガイドバーの長さが分かれば、対応するソーチェンを調べることができます。ソーチェン適合表よりご確認ください。

ソーチェン適合表はこちら▶

【ご注意ください】複数のチェンが出てきた場合
同じ長さのバーでも、タイプの違いによって対応するチェンが異なる場合があります。適合表で複数のチェンが出てきた場合は、現在お使いのチェンと同じ品番のものをお選びください。詳しくは、下の「バーの種類と特徴」をご覧ください。

バーの種類と特徴

ガイドバーには様々な種類があり、用途により付け替えてご使用いただくことができます。対応のバーについては、説明書をご確認ください。ここでは、バーにはどのような種類があるのか簡単にご紹介いたします。

【バーの違いによるチェン選びの注意点】

機種によっては同じ長さのバーでも、バーの種類によって適合するチェンが異なる場合があります。適合表で複数のチェンタイプが出てきた場合は、バーに対応したチェンをお選びください。

チェンソーの型番・バーの長さが同じ商品が、複数行に分かれている場合

バーの種類やスプロケットの違いによって対応するソーチェンが異なります。説明書をご覧いただくか、既に適応するチェンをお持ちの場合は、現在お使いのチェンタイプと同じものをお選びください。
チェンの品番の確認方法はこちら▶

同じ行の中に複数のチェンがある場合

ソーチェン品番の、最初の番号が同じであれば互換性があります。番号の後ろの「PX」や「VXL」などは、カッターの特徴が異なります。お好みのチェンをお選びください。特にお好みがない場合は、お使いのチェンと同じものをお選びください。
「※」マークがついているものはメーカー推奨です。片方に「※」マークがついている場合は、そちらをお選びいただくことをおすすめします。
チェンの種類についてはこちら▶

ハードノーズバー

  • 耐久性に優れたガイドバー。合金削りだしの1枚板のシンプル構造です。突っ込み切りを多用される方におすすめです。
    欠点:ガイドバー自体が重くなりやすい事と、抵抗が大きいためチェンスピードが落ちる・チェンの摩耗が早いなどの欠点があります。


カービングバー

  • 先端を尖らせた形状のガイドバー。キックバックという跳ね返りが少ない安全なバーです。チェンソーアートや枝打ち等に使用されます。一般的にはハードノーズバーと同じ分類ですが、小型のラミネートタイプもあります。
    欠点:まっすぐに切りにくい・抵抗が強くパワーロスが大きい・摩耗が早いなどの欠点があります。


スプロケットノーズバー(ラミネート)

  • ラミネート(貼り合わせ)加工で、先端にローラーを組み込んだガイドバー。比較的安く、軽量です。抵抗が少ないためチェンスピードが速く、切断速度も速いのが特長です。
    欠点:他のバーに比べ、耐久性が低い欠点があります。ハードに使われる方には注意が必要です。


リプレーサブル(先端交換式)スプロケットノーズバー

  • バー本体は耐久性に優れた合金の削り出しで、先端に交換式のスプロケットノーズを取り付けたガイドバー。ハードノーズバーより軽く、チェンスピードも早くなります。ローラー部にトラブルがあっても先端部のみを交換するこができます。
    欠点:一般ユーザーにはメリットが少なく、プロユースにおすすめです。

3.ソーチェンについて

ソーチェンの種類と特徴

チェンによっては、カッターの特徴や用途が異なるバリエーションがあるものがあります。番号が同じであれば互換性があるので、お選びいただくことができます。

ソーチェン品番の、最初の番号が同じであれば、互換性があります。番号の後ろの「PX」や「VXL」などは、カッターの特徴が異なります。下記の「チェンタイプバリエーション」の表を参考に、お好みのチェンをお選びください。特にお好みがない場合は、お使いのチェンと同じものをお選びください。
適合表の「※」マークはメーカー推奨です。片方に「※」マークがついている場合は、そちらをお選びいただくことをおすすめします。

チェンタイプバリエーション

バリエーションがあるチェンの種類と、特徴についてご紹介いたします。番号が同じであれば互換性があるので、お好みのチェンをお選びいただけます。特にお好みがない場合は、お使いのチェンと同じものをお選びください。

番号

チェンタイプ

25

25AP

コントロールカット

保守の容易な高性能チェン。プロユーザー、セミプロユーザー向け。

25F

スカルプター(竹切り)

25APのカッター数を2倍にした、密集した繊維の切断用チェン。
切断能力が高いため、竹切り用として使われることが多く、カービングなどの細かな作業にも向いています。

91

91PX

アドバンスカット

切れ味が鋭く、キックバックが少ない標準タイプ。チェンソー初心者からベテランの方まで。

91VXL

バーサカット

91PXより刃が33%長い、切れ味が長持ちするタイプ。

91F

スカルプター(竹切り)

91PXのカッター数を2倍にした、硬木の切断に効果を発揮するチェン。
切断能力が高いため、竹切り用として使われることも多い。

ソーチェンの品番の確認方法

「チェンタイプ」と「コマ数」を組み合わせた数字が、ソーチェンの品番となります。この2つを確認することで品番を確認することができます。コマ数の後ろの「E」や「EC」などは、どれも外箱パッケージの違いだけで中身は同じチェーンです。

確認手順

1.ソーチェンを取り外す

お使いのチェンをチェンソー本体から取り外してください。まず、ガイドバーを取り外し、さらにガイドバーからソーチェンを外します。詳しい手順は、説明書をご覧ください。


2.チェンタイプを確認する

ドライブリンク(ガイドバーの溝にはまっていた部分)に刻印されている数字を確認します。その数字が、チェンタイプの番号を表しています。番号の後ろの「AP」や「PX」などは、カッターの特徴を示しており、番号によってはバリエーションがあるものもあります。同じ番号であれば互換性があります。91PXと91VXLのカッターの違いについては チェンタイプバリエーション の画像を参照してください。


3.コマ数を確認する

ソーチェン1周の、ドライブリンクの数をかぞえます。チェーンの長さはドライブリンク数(コマ数)で表示されます。


4.チェンタイプ・コマ数を組み合わせたものが品番

チェンタイプと、コマ数を組み合わせたものが品番です。ここではオレゴン社のソーチェンを基準にご紹介しましたが、他社製品も基本的に同じで、互換性があります。 ハスクバーナ社の場合は、品番の先頭に「H」がつきます。スチール社の場合はチェンタイプの刻印方法が異なりますので、ご不明の場合は当社までお問い合わせください。
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よくあるご質問

Q.適合表で複数のチェンが出てきました。どれを選べばいいのでしょうか?

チェンソーの型番・バーの長さが同じ商品が、複数行に分かれている場合

バーの種類やスプロケットの違いによって対応するソーチェンが異なります。説明書をご覧いただくか、既に適応するチェンをお持ちの場合は、現在お使いのチェンタイプと同じものをお選びください。
チェンの品番の確認方法はこちら▶

同じ行の中に複数のチェンがある場合

ソーチェン品番の、最初の番号が同じであれば互換性があります。番号の後ろの「PX」や「VXL」などは、カッターの特徴が異なります。お好みのチェンをお選びください。特にお好みがない場合は、お使いのチェンと同じものをお選びください。
「※」マークがついているものはメーカー推奨です。片方に「※」マークがついている場合は、そちらをお選びいただくことをおすすめします。
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Q.対応のチェンがわかりません

ソーチェーンの適合品がわからない場合は、当店へお問い合わせください。
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