初めてでも簡単!
タープ設営の基本と張り方アレンジ方法

タープの張り方を画像付きでわかりやすく解説!
注意点とポイントを押さえれば、1人でも張ることができます。タープの張り方には様々ありますが、キャンプサイトのコンディションや、目的に応じた、おすすめの張り方をご紹介します。おしゃれで快適に!キャンプライフを楽しみましょう。

目次
◆レクタタープとヘキサタープどっちがいい?
◆どこに張る?注意する3つのポイント
◆1人でも簡単!張り方手順
◆張り方アレンジ方法
 ・ポール2本で立てる
 ・ポール4本で立てる
 ・ポール6本で立てる
 ・小川張り
◆おすすめポール・ペグ・ロープ・ハンマー
 ・ポール
 ・ペグ
 ・ロープ/ハンマー

レクタタープとヘキサタープどっちがいい?

タープには様々な種類があります。5角形のペンタタープ、8角形のオクタタープ、広げるだけで設営できるワンタッチタイプなど。ここでは最も一般的な4角形のレクタタープ(スクエアタープ)と、6角形のヘキサタープを中心にご紹介します。

4角形のタープのうち、長方形のものをレクタタープ、正方形のものをスクエアタープと呼びます。有効面積が大きいため広範囲に影を作り、広い空間を作ることができるのが特長です。目隠しとしても有能です。ファミリーにはレクタタープがおすすめです。
6角形のヘキサタープは、美しい曲線的なシルエットが特長です。曲線的なテントにスタイリッシュに合わせやすいため、その見た目の良さで選ばれています。ただし、ヘキサタープはデットスペースが多く、見た目の割にリビングスペースが狭くなってしまいます。ヘキサタープをお選びの場合は、ひと回り大きいものをお選びいただくことをお勧めします。
必要なポールの本数や、張り方はレクタタープ・ヘキサタープとも基本的に同じです。デザインの好みや使い勝手でお選びください。

どこに張る?注意する3つのポイント

タープをどこに張るか、どちら向きに張るかで快適性が変わります。「太陽の向き」と「風」と「地面」の3つを確認して、タープの設営場所を決めましょう。

ポイント1「太陽の向き」

時間が変わると、太陽の位置も変わります。昼間は太陽が高い位置にあるので、タープを張りさえすれば簡単に日陰ができますが、夕方の西日になるとタープの下にまで日差しが差し込んできてしまう事も。

西日に対応するには、西側の幕を低くすることで、広い日陰面積を確保できます。幕を下げるとタープ下が狭くなりますが、東側に日陰が伸びていくため、タープの下でなくても広く涼しく過ごすことができます。

サイト環境やタープの大きさなどにより難しい場合もありますが、メインポールを南北に設置し、西の幕を低くすることで、日陰を広く作ることができます。

【ポイント】
・西を意識してタープを張る

ポイント2「風」

タープに風は大敵。タープは風に弱く、強風にあおられると、倒れたり飛ばされてしまう恐れがあり非常に危険です。
風が強い場合は、タープの使用をお控えください。心地よい程度の風ならタープを張ることができます。風の影響を受けにくい場所を選び、「風向き」と「張り方」に気をつけて風に強い設営をしましょう。

まずは風向きを確認し、風を受け流すイメージを持ちましょう。なるべく真正面から風を受けないようにします。ポールの高さが高いほど風の影響を受けやすいので、全体的に低めにすると風の影響を受けにくくなります。風向きがはっきりしている場合は、風上を低くし、風をいなすように設営するのがよいでしょう。

非常に穏やかな風の場合は、タープ内に風を通す方法もあります。こちらも風の抵抗を受けにくい張り方ですが、風がリビングを吹き抜けるので好みが分かれます。風が強くなるとリビングスペースにダイレクトに影響がありますので注意が必要です。

耐風強度を上げるためには、ばたつかせず、ピンと張るように心がけましょう。設営の際は風上から。
使うペグは、メインポール・サブポールに関わらず長めのものがおすすめです。ロープも丈夫なものを選びましょう。詳しいペグの選び方については「おすすめペグ」をご覧ください。
ペグを打ち込むときは、ロープとペグが90度になるようにしましょう。つい地面に垂直に打ち込んでしまいがちですが、抜けやすくなってしまいます。詳しい設営手順については「張り方手順」をご覧ください。

【ポイント】
・風の強い日はタープを張らない
・風向きを確認して風を受け流す
・ピンと張る

ポイント3「地面」

地面を確認して、ペグを固定しやすい場所を選びましょう。石などでごつごつしていない、固すぎず緩すぎない、水はけのよい地面が適しています。なるべく平らな場所を選びましょう。

固い地面に、スチールペグやプラスチック製のペグを打ち込むと、曲がってしまったり、破損してしまう恐れがあります。強度の高いペグをお選びいただき、予備も必ず持っていくようにしましょう。

【ポイント】
・水はけがよく平らな場所を選ぶ

1人でも簡単!張り方手順

張り方は、レクタタープ、ヘキサタープ共に同じです。タープは風を受けやすいため、テント以上に強度が求められます。でもご安心ください!ポイントを押さえれば1人でも簡単に、風に強くて美しいタープを立てることができます。

1.タープを地面に広げる

張る位置が決まったら、張りたい場所にタープを広げて置きます。動いてずれてもわかるように、メインポールを差し込む位置の幕の外にペグを打ち込みます。これを「ペグダウン」と言います。

2.メインポールのペグを打つ

メインポールを使用して、ペグを打つ位置を決めます。まず、メインポールを張るラインと直線状になるようにそれぞれポールを置きます。

そのままポールを真横に置き直して、直角2等辺三角形を作った角あたりを目安に、障害物等状況に応じてペグを打つ位置を決めましょう。頂点の角度は60~90度になるようにします。
4カ所のペグで長方形ができるようにするのがコツです。(メインポール2本の長さが異なる場合は台形になります。)

ロープは40~50cmほど自在金具で折り返しておきましょう。ロープの準備ができたら4カ所にペグを打ち込みます。最初はロープを外した状態で打ち込みます。ハンマーで空振りしてしまってもロープを傷つけません。
ロープを張ったときをイメージして、ロープとペグが90度になるように、斜めに打ち込みます。地面に垂直に立てたり、ロープと同じ方向に角度をつけて打ち込んでしまうと抜けやすくなってしまいますのでご注意ください。
最後にロープを引っかけて、ペグの頭まで深くしっかり打ち込みましょう。

3.メインポールにロープをかける

メインポールにタープとロープを接続します。必ずロープが上になるようにしてください。

ロープに取り付けている自在金具を緩めて、地面に真っすぐに置いた時の長さの1.5倍ほどになるようにしておきます。4カ所すべて、同様に調整します。

4.ポールを立てる

風上側からゆっくりポールを立てます。ロープの長さを調整しながら、ロープとタープの重みでポールが自立するように調整しましょう。最初に目印としてペグダウンした位置よりポールの根元を少し外側に傾け、自在金具でロープを長さを調整するとバランスが取れます。

最初に立てたポールを倒さないように、反対側のポールも立ち上げます。ポールを2本とも立てたら、先ほどとは逆に2本ともポールの根元を少し内側に傾けて、自在金具を締めてロープを張っていきます。これを「テンションをかける」と言います。
タープによって、タープをピンと真っすぐに張るものと、少し緩めて弧を描くように張った方がいいものがありますので、説明書をご確認ください。

5.残りのサブポールやロープを張る

残りの4カ所をサブポールやロープを使い固定します。どこからでも結構です。タープの中心から真っすぐロープを伸ばします。
しわになっていないか確認し、ペグダウンします。メインポール同様、深くまで打ち込んで自在でロープの張りを調節します。次は、対角にあるロープを引っ張ります。張り方は同じです。残り2カ所はどちらからでも構いません。同じように張ります。

これで完成です。
時間がたちロープが緩んできたり、しわが生じてきたら、その都度自在を使って調整するようにしましょう。しわは対角方向のロープを引くことで消えます。

張り方アレンジ方法

使うポールの本数、長さ、ロープの張り方等によって、様々な張り方をすることができます。基本的なポールの使用本数「2本」「4本」「6本」でどんな張り方ができるのか?アレンジのバリエーションと、人気の「小川張り」についてご紹介します。様々な張り方にトライしてみましょう!

ポール2本で立てる

キャンプ場でよく見かける、ポール2本で立てる最もシンプルな方法です。必要ポールが少ないので、手軽に試すことができます。比較的傾斜のある屋根に仕上がるため、横からの雨風を防ぐことができます。

一部を地面近くまで下げると、目隠し効果がアップします。

風があるときは、メインポール2本に短めのものを使用して全体を低くする、ロースタイルもおすすめです。風を受け流しやすく、抵抗を受けにくくなります。

ポール4本で立てる

ポール2本では狭いと感じたら、ポール4本での張り方を試してみましょう。ポール4本で高さを出すことで視界が広がります。

片側にサイドポールを使用すると、解放感と遮光性を両立したスタイルになります。天井が高くなるため解放的な空間づくりができ、もう片側を下げることで傾いていく太陽光にも対応できます。

片側を地面近くまで下げると視線対策にも最適です。解放感は確保しつつ、よりプライベートな空間を作ることができます。長めのポールを使えば、開放感が増して風通しの良いリビングスペースになります。

片側に3本、もう片側の中央に1本ポールを立てる方法もあります。3本のポールで高さを確保しつつ、風上に短めのポールを1本設置することで、風を受け流すことができます。遮光性を保ちながらも、リビングスペースが広く使えるメリットがあります。

左右両側に目隠しをしたい場合は、サブポールを対角線上に配置してください。残りの2隅を地面近くまで降ろします。ポール4本で高さのある居住スペースを確保しつつ、プライベート感も出すことができます。

逆に、もっと開放的な空間をつくりたいなら、4辺の中央にポールを立てる方法もおすすめです。レクタタープでも、リズム感のある美しいシルエットが楽しめます。

ポール6本で立てる

グループキャンプなど大人数で過ごすなら、ポール6本を使った張り方がおすすめです。タープの広さを最大限に生かすことができます。

全て同じ長さのポールを使用すると、平面の屋根もつくることができます。長いポールを使用すれば、広々とした空間の大きなリビングスペースを作ることができます。人数の多いグループキャンプにおすすめです。

雨の予報の時は、雨の通り道を作っておきましょう。
ポール6本で張った場合は、天井部にあまり角度がつかないため、水が溜まってしまいがちです。サイドポールとサイドポールの間からロープを引っ張ってタープに坂を作ります。こうすることで雨がたまるのを防ぎ、さらに雨水がロープを伝って落ちるので、雨が跳ねるのも防ぐことができます。ポール6本で張るときに限らず、雨が降りそうなときは、タープ上に雨水が溜まらないように対策をしておきましょう。

小川張り

小川張りとは、テントの入口にタープをかぶせる張り方のことです。
ポールの1本をテントの後ろに設置。テント上部にロープを通過させてタープとポールを連結させて設営します。一見難しそうに見えますが、構造はシンプルです。なぜ「小川張り」と言うかというと、この張り方の元祖がオガワキャンパルが発売した「システムタープヘキサDX」だったからと言われています。「システムタープヘキサDX」には、テント背後のポールとタープを簡単に繋ぐことができる「セッティングテープ」が付属しています。お手持ちのタープで小川張りを行う際は、別途セッティングテープをご用意いただくか、もしくはロープのみで設営することも可能です。

小川張りは、狭い区画でもコンパクトに設営できることや、雨が降ってもテント・タープ間を濡れずにスムーズに移動できることがメリットです。見た目のかっこよさもあり、人気の張り方です。一方、耐風強度が弱いというデメリットがあります。延長ロープの先にポールを設置するため、どうしても強度が落ちてしまいます。風がある場合は安全のため、小川張りは控えるようにしましょう。

おすすめポール・ペグ・ロープ・ハンマー

ポール

メインポールは頑丈なものを選びましょう。ポールの径は約2cm、長さは240cm前後が一般的です。立て方やタープの大きさにより異なります。

・スノーピークのウイングポール

スノーピークのウイングポールは、60cmと70cmの組み合わせで全12通りの長さにアレンジすることができます。素材に高強度のアルミ合金を採用。板厚1.5mm直径30mmの強靭なスペックをもつので、メインポールにも安心してご使用いただけます。

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  • 140cm(70cm×2)

  • 210cm(70cm×3)

  • 240cm(60cm×4)

  • 280cm(70cm×4)

  • レッド240cm(60cm×4)

  • レッド280cm(70cm×4)

  • ブラック240cm(60cm×4)

  • ブラック280cm(70cm×4)

・スノーピークのウッドポール

竹素材を使用した木調ポールです。グランピングシーンのような雰囲気を演出してくれます。竹の外装の中には直径36mmの、高強度のアルミ合金を採用しています。長さもウイングポール同様60cmと70cmの組み合わせで、長さをアレンジすることができます。

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  • 120cm(60cm×2)

  • 240cm(60cm×4)

  • 280cm(70cm×4)

・ユニフレーム のREVOポール

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  • REVOポール180(2本組)

  • REVOポール240(2本組)

ペグ

メイン・サブに関わらず、長めのものがおすすめです。サブの方が風の影響を受けやすいため外れやすく、メインは外れると倒壊の恐れがあるためです。どちらも25cm以上が目安です。
素材は、頑丈なものをお選びください。タープに付属しているペグは強度が弱いものが多く、固い地面に打ち込むと曲がってしまったり、破損してしまう恐れがあります。強度の高いペグをお選びいただき、予備も必ず持っていくようにしましょう。

・スノーピークのソリッドステーク

「ペグは消耗品」という概念を変えた、世界初の鍛造ペグ。どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定し、安全を生み出します。打ち込みやすく引き抜きやすい形状で、人気のペグです。

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  • ソリッドステーク 30

  • ソリッドステーク 40

  • ソリッドステーク 50

  • ソリッドステーク 20 6本セット

  • ソリッドステーク 30 6本組

  • ソリッドステーク 20 10本セット

・ユニフレームのジュラパワーペグ

高強度かつ超軽量を実現したジュラルミンペグ。25cmのペグを100本まとめても約3.9kgの驚きの軽さで、設営が楽です。

ニッチオリジナルの、ブラックペグも販売しています。従来のジュラパワーペグ250に黒のカチオンメッキ加工を施しています。

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  • ブラックペグ250

  • ブラックペグ250×10本セット

  • ペグ200×6本セット

  • ペグ250×10本セット

  • 200×6本&250×6本セット

ロープ/ハンマー

ガイロープは、太くて頑丈なものを選びましょう。ロープや自在金具は、予備も持っていくようにしましょう。

・おすすめガイロープ

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  • ポリプロロープPro3mm×10mカット

  • ポリプロロープPro4mm×10mカット

  • グレーロープPro3mm×10mカット

  • 張綱用反射ロープ310

  • 張綱用反射ロープ420

  • リフレクティブ ユーティリティーコードキット

  • ガイライン3mm(25m)

・おすすめ自在

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  • レッドカラーアルミ自在12個セット

  • アルミ自在12個セット

設営にはハンマーも必需品です。工具用のハンマーでももちろん使えないわけではありませんが、ペグ打ち専用のハンマーは使い勝手がよく、設営・撤収が楽になります。信頼できる1本を持っていきましょう。

・スノーピークのペグハンマー PRO.C

おすすめは、スノーピークのペグハンマー PRO.C。ヘッドは鍛造仕上げで、頑強さは保証付き。銅製ヘッドが衝撃を和らげ、安全&確実に打ち込めます。ヘッド部分は交換可能ですので長くご愛用頂けます。

撤収の際は、ハンマー後部に設けたフックとホールを使って、あらゆるタイプのペグを抜くことができます。特にソリッドステークのホールにフィットするデザインなので、ソリッドステークをご使用の方には特におすすめです。グリップには滑り止めのローレット加工を施し、すっぽ抜け防止のベルトも付けています。徹底的に打ち込みやすいこだわりの1本です。

・コールマンのペグハンマー

お求めやすい価格のものをお探しなら、コールマンのペグハンマーもおすすめです。ペグ抜き付きがついた、スチールヘッドのハンマーです。

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  • ペグハンマーPro.C

  • ペグハンマーPRO.S

  • ペグハンマー