競泳メーカーの高速水着徹底比較 2017年版         by MIHORO 2017.1.12 update
2016年のリオ・デ・ジャネイロに向け、各競泳水着メーカーがトップ選手用競泳水着(以下、高速水着)の集大成を次々と発表しました。
 これから次の4年後東京2020年に向けて、各社が新たな開発をリスタートするのがこの2017年。 人気モデルの新色の発売も相次ぐ時期でもあるので、既に実績のある人気モデルにするか、全く新しいモデルを試すのか。 悩ましいところです。


 



mizuno GX SONIC シリーズ

高速水着への弛まぬアップデートで2014年、2015年日本の高速水着を席巻した人気モデル。今回FINAの規定で水着インナーの面積が増えたことによって、その規定変更の部分までも泳ぎのサポート機能に充てた。

 
GX SONIC ST
前モデル(GX SONICⅡ)では蛍光グリーンだったハイパワータイプ。前モデルよりもインナー使いの部分が増えることによって、高い着用感で身体の抵抗を下げながらも、性能を込めたシリーズ。
短距離スイマー、パワータイプにオススメ。
  ----------------------------------------
  GX SONIC MR
前モデル(GX SONICⅡ)ではオレンジ色だった着やすいタイプ。前モデルよりもインナー生地の面積が増えることで、着やすい着用感を維持しながらも、より機能性を向上させたモデル。
動きやすさを求める技巧派スイマー、マルチスイマーにオススメ。
  ----------------------------------------
メーカーHP記載着用選手
塩浦慎理選手、小関也朱篤選手、

  メーカーHP記載着用選手
萩野公介選手、渡部香生子選手、池江璃花子選手、星奈津美選手、持田早智選手、
▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用/女性用
  ▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用ジュニア用



arena AquaForce Lightning

弱くなりがちなバックキックの補助をするというコンセプトで人気を博し、そのキックアシストをさらに強化させたのが特徴的。
前半にも効果的だが、レースで疲れやすい後半にはよりバックキックの補助が効果的に感じられます。

 
Aquaforce Lightning POWER type
前作に比べても強い着用感で水中抵抗を下げながらも、キックアシストシステムを格段に成長させたモデル。パワータイプのスイマーにお勧め。
前モデル(Aquaforce infinity)に近い着用感。
  ----------------------------------------
  Aquaforce Lightning FLEX type
着やすく動きやすい着用感でキックアシストシステムを付けたモデル。技巧派スイマー、長距離スイマーにオススメ。
  ----------------------------------------
メーカー広告HP記載着用選手
入江陵介選手・藤森太将選手
  メーカー広告HP記載着用選手
瀬戸大也選手・古賀淳也選手・山根優衣選手・清水咲子選手
▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用
  ▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用

arena POWERSKIN CARBON

アリーナ世界統一トップレーシングモデル。POWERSKIN CARBONシリーズ日本上陸!!

 
arena carbon ultra
arenaが2017に向けて送り出す国際標準モデル。 裏地が特徴的に配置されており、ローリングや、コアマッスルのサポートをすることで、泳ぎやすさを飛躍的に向上させてくれる。 新発想が多く込められており、国際的にも評判の良いシリーズ。
  ----------------------------------------
  arena carbon air
日本のinfinityで得られたノウハウを元に世界規格へと昇格した日本発のモデル。 国際的にも評価の高かった後半に疲れやすいバックキックをサポートすることで、脚の上下が多いスプリントタイプはもちろん、ロングスイマーにも人気が高い。
  ----------------------------------------
▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用
  ▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用



asics TOP IMPACT LINE RAiO

前作よりもしなやかに伸縮する生地を擁し、体幹・姿勢の保持に注目したモデル。 FINAの水着ルールで縫製の制限があるなかで、綿密な生地配置と同じ生地の中でもテンションを変える特殊技術によって、一枚の水着の中に柔軟なテンションの変化を取り入れている。 疲労してくるとスイマーの足が開いてしまうことを防ぐことが最大のポイントで、後半になってもまっすぐで自然なストロークを実現する。

 
TOP IMPACT LINE RAiO stream
よりタイトな為、前半から飛ばしていきたいスイマー向け、長距離向け。
  TOP IMPACT LINE RAiO glide
streamと比較して伸縮性がある為に、ラストスパート型、短距離向け。
過去着用選手
今井月選手・鈴木聡美選手
  過去着用選手
青木智美選手・江原騎士選手
▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用
  ▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用



speedo LZR Racerシリーズ

競泳水着の世界新基準を作ってきた歴史を持つspeedoが、世界のトップ選手と度重なるリサーチと開発によって生み出された新モデル。
硬い生地ながらも筋肉のブレを抑えたハイコンプレッション生地で泳ぎやすさを実現している。
さらに今回は 世界のスイマーと向き合った結果、”泳ぐ気持ち”を最大化するように機能面やデザイン面を作りこんでいる。

 
LZR Racer X
現行の高速水着の中で、最もキツい着用感と予想されるモデル。
世界各国のトップ選手に丁寧にヒアリングを続けて開発された水着は、世界を目指すパワータイプのスイマーにオススメしたい。
  LZR Racer J
世界標準のLZR Racer X を元に開発された日本製モデル。
世界の技術を結集させたモデルのコンセプトをそのまま踏襲し、なおかつ日本人にも合わせたフィット性能に注目したい。
メーカーHP記載着用選手
松本弥生選手・五十嵐千尋選手・中村克選手
  メーカーHP記載着用選手
松田丈志選手
▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用女性用女性用(クローズバック)
  ▼商品ページで、サイズ、商品詳細を確認する。
男性用/女性用



そのほかの注目高速水着ブランド
 
MP(Michael Phelps) EXPRESSO
着用選手…Michael Phelps

オリンピック1大会で史上初の8個の金メダル獲得したマイケル・フェルプス選手が開発に携わり、その名を冠した高速水着。
着圧は高速水着としてはそれほどきつくなく、着圧による疲れをむしろ減らして後半まで泳ぎきるという、他社とは全く違う発想で開発。
  TYR AVICTOR
着用選手…

アメリカで非常に人気の高い競泳水着ブランド。泳ぐ際にも高い魅力を発揮させる。ポリウレタン30%含有という伸縮性の向上させた布帛の生地に高速水着に非常にカラフルなデザインを取り入れており、デザインを重視するTYRらしさを感じさせてくれる。


     
 
Jaked J-KATANA
着用選手…金藤理絵選手

イタリア発で急速に人気を高めた競泳水着ブランドその名前はJ-KATANA。 つなぎ目を極限まで減らし、水流方向に沿ったつなぎ目にすることで、表面の摩擦を極限に迫るまで研ぎ澄ましたモデル。 そのJ-KATANAという名前に違わぬ、他社とは一線を画した考え方で作られたモデル。


  adidas ADIZERO XVI
2017年日本初上陸

総合ブランドとしては世界的に有名ながらも高速水着新参入。 新参入に相応しい革新的な驚きをもって参入したのはブレストスイマー(平泳ぎ)専用の高速水着の存在。 ブレストスイマーならばよく感じるであろう、他泳法との決定的な足の動きの違い。その動きに対応するために専用の高速水着を開発してしまった。 海外では既に多くのトップスイマーが着用し、結果を残し始めている。

各社が発表をし、当社に情報が入りましたら情報を追加していきます。



2017年発売の高速水着について(コラム)

4年に1度のスポーツの祭典に向けて、多くのメーカーはそこに向けて各社の最高技術を結集させます。 それだけに2016年は最高傑作と言えるものが集まりました。
2016年は世界的に見ると自らの名前を冠した水着を着用したマイケル・フェルプス(Michael Phelps)が圧倒的な結果を残し、世界に衝撃を与えました。
日本では著名な選手の多くがミズノのGX SONIC 3を着用し、結果を残したことから、大会後もかなりの人気を集めています。 もちろん、注目しやすい場所がそうだったというぐらいで、他にも注目すべき高速水着は数多くありました。

2008年前後に世界中に衝撃を与えたレーザー・レーサーという存在。その衝撃から始まった高速水着という新概念。 その後の高速水着について大きなルール改定なども行われるほどでした。 ルール改定後の高速水着開発で重要視されたのは、カーレースの最高峰のF1にも近いような、緻密な計算とサポートでした。 世界中の選手にヒアリングを行いながら、その選手の本当の悩みや解決すべきところにクローズアップし、その上で現在の主流でもある体幹を維持できる泳ぎを実現できる水着開発が行われています。 厳密に定められた水着のレギュレーション(制約規約)の中で、個性を発揮し始めているのが今の高速水着です。

・疲れやすいバックキックのサポートする水着
・総合バランスを徹底的に追求した水着
・あえて強コンプレッションという道から外れた水着
・ブレスト専用に特化した水着

一昔前、身体を徹底的に締め付けて体積を減らすことも主流になりましたが、今の高速水着はそういった選手本来の強さをより活かすように変わってきているのです。 高速水着選びは非常に難しいかと思いますが、その半面で自分の泳ぎに向き合い、本当に必要なものを見つけるという事も戦いへの一つになってきています。
当店MIHOROの高速水着についての情報ご提供は、選手の方々のご意見を元に考えられております。


皆さまからの情報提供をお待ちしております。

 MAIL:info@mihoro.com までお寄せください。
 twitter:@mizugiya まで