つけるだけで美容効果・シルクパウダーのすすめ
スキンケア
2022.1.18

つけるだけで美容効果・シルクパウダーのすすめ

こんにちは!アロマセラピストのうのかです。

スキンケア向けの基材は数多くありますが、メイクなどに使用されるパウダーにも、
実はとっても美容効果が期待されるアイテムがあるということを知っていただきたい。

そんな思いから今回はファンデーションやフェイスパウダーに使用する「シルクパウダー」の美容効果についてコラムを執筆いたしました。

シルクパウダーと、その美容成分

シルクの大元はお馴染み「蚕の繭」になります。
シルクをパウダー加工したものがシルクパウダー、そしてシルクを酵素分解して加工したものがシルクペプチドになります。

蚕の繭には18種類ものアミノ酸が含まれており、その成分は「セリシン」と呼ばれているものです。

両方ともパウダー状にしてあるため、肌への吸収が高く、上記のアミノ酸を効率良く吸収できるということになります。

シルクパウダーの美容効果は?

「シルクの加工作業をしている人は手がとても綺麗」と昔から言われていますが、シルクパウダーは肌につけるだけで下記のような、たくさんの美容効果が期待できます。

・紫外線カット効果
・アンチエイジング効果
・うるおい効果
・抗菌作用

例えば、シルクで作られたお洋服というのは紫外線カットをしてくれます。
それは、シルクを肌の上にまとうことで紫外線を肌に侵入することを防いでくれるからです。
なので、シルクパウダーをスキンケアに使うことで、お顔などの、衣服を纏うことが難しい部分にも、似たような効果を期待できるということになります。

紫外線は夏の印象がありますが、実は冬に関しては夏以上に対策をする必要があります。
というのも、紫外線は2つの種類が存在し、吸収量が少ない方の紫外線は季節を問わず地上に届くからです。
そして、降り注いだ紫外線は私たちの肌に乾燥肌や日焼けをもたらします。
なので、冬の間は保湿感もあり、紫外線から守ってくれるシルクパウダーを使うことで、それらのダメージから肌を守ることがおすすめです。

では、そんなシルクパウダーを日中効率的にお肌に纏えるアイテムを手作りしてみましょう。

シルクパウダーを使ってファンデーションを作ってみよう

シルクパウダー入りファンデーション(マット系)のレシピ

<材料>

シルクパウダー…0.5g(小さじ1/2×1)
ホワイトパールカラーマイカ…1g(小さじ×1)
微粒子酸化チタン…0.5g(1spn×2+1/2spn×1)
微粒子酸化亜鉛・油溶性…0.5g(1spn×1)
ステアリン酸マグネシウム・ベースパウダー…0.5g(小さじ1/2×1)
イエロー・マットカラー酸化鉄…0.1g(1/2spn×1)
写真のカラーに近づける場合は…0.5g(1spn×2+1/2spn×1)
オークル・ブレンドカラー…0.2g(1/2spn×1)
写真のカラーに近づける場合は…1g(1spn×2+1/2spn×1)

<作り方>

1. カラー以外の材料を乳鉢(または小さめのボール)に入れ、混ぜ合わせます。

2. 各カラーを1色ずつ入れ、全体に行き渡るように混ぜ合わせます。
レシピの分量で作成した場合、明るめのカラーになりますので、ご自身のお好みで調整をしましょう。

※ライト系はイエローとオークルを同じ量に、ピンク系はイエローとオークルにレッドマットカラー・酸化鉄をプラスします。

ラメ感を抑えたい場合は、ホワイト・パールカラーマイカを減らしてください

※冷暗所で約2ヶ月保存で使い切りましょう。

シルクパウダーの美容効果は、続けることで実感

シルクと聞くと手に入れにくいと考える方が多いですが、シルクパウダーはコスメや食品にも活用でき、気軽に取り入れられるアイテムです。

毎日つけているとだんだんと、肌が再生していくことを実感できますよ。
ぜひ一度お試しください。


 


ライター:うのか
アロマセラピスト/ アロマテラピーとハーブを普段の暮らしの中で工夫しながら取り入れることをライフワークにしています。人へのアロマの他にペットアロマにも関心があります。コラムではできるだけ毎回違うものをご紹介します。

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