ラベンダーのひんやりアイピロー
アロマ
2022.8.18

ラベンダーのひんやりアイピロー

こんにちは。ライターのおおうちです。

ほどよい重さで目元を癒してくれるアイピロー。
アイピローといえば、温めて使うイメージが大きいかもしれませんが、蒸し暑い時期には冷蔵庫で冷やして使う、ひんやりアイピローもおすすめです。
猛暑の時や、発熱時の熱冷まし、仕事や勉強の合間のリフレッシュにもおすすめです。
今回は既製のハンドタオルを使い、短時間で手軽にできるアイピローをご紹介します。

簡単、癒しのひんやりアイピロー作り

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■材料
・ハンドタオル(カバー用):タテ25cm×ヨコ25cm… 1枚
・内袋用の布:タテ25cm×ヨコ25cm…1枚 
 ※綿や麻などの熱に強い素材をお使いください。(化繊の生地は避けてください)
・小豆…100~150g程度(お好みの量、麦でも可た)
ラベンダー・エキストラブルー…5~10g程度(お好みで)

■アイピローカバーの作り方

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1.ハンドタオルを2つ折りにし、入れ口を残して、残り2辺を縫います。(赤点線)

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今回はミシンをつかいましたが、手縫いでもOKです。
いずれの場合も、返し縫いをしっかりしておいてください。

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2.2辺を縫ったら、表に返して、角を目打ちで整えます。これでカバーの完成です。

■ハーブ入り内袋の作り方

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1.内袋用の布を二つ折にします。カバーの仕上がりサイズより縦横約1cm程度小さいサイズに縫い線を決めます。(写真の赤点線です)
小豆の入れ口は折り返しできるよう、端から1〜2cmの位置に折り返し線をつけておきます。(写真の青破線です)
縫い代の端をピンキングハサミでカットするか、ジグザグミシンをかけておくと、布端がほつれにくく、より丈夫に仕上がります。

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2.縫い終えたら、表に返して、入れ口の折り返し線で折り返します。

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3.入れ口から小豆、ラベンダー・エキストラブルーをお好みの量入れます。
小豆やラベンダーはあらかじめ紙コップなどに入れて移すと、こぼれにくく作業しやすいです。

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4. いったん入れ口を安全ピンなどで留めて、重さを確認し、お好みの量に調整します。
中身がこぼれないように気をつけてください。

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5.中身の量が決まったら、入れ口をまち針で留めて、縫いあわせる準備をします。

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6.縫い線にあわせて、縫い止めて内袋の完成です。

■カバーと内袋をあわせて完成

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1.ハンドタオルでつくったカバーに内袋を入れます。

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2.これで出来上がりです。ラベンダーの優しい香りとふんわりとしたタオルの感触に心がなごみます。
アイピローとしては娘には少し大きめのサイズに仕上がりましたが、いい香り〜!と顔をうずめていました。

冷やしてもOK、もちろんホットでも使えます

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■冷やして使う場合
内袋を冷蔵庫で1時間程度、最長3時間冷やしてから、カバーに入れて目の上や首を冷やします。
使った後は、電子レンジで内袋を温め、完全に冷めてから密閉できるビニール袋などに入れて保管してください。
定期的に(1ヶ月に1回以上)電子レンジで温めてください。

■温めて使う場合
内袋を電子レンジ(500W)で30〜50秒あたためてください(800w以上で加熱しないようにしてください。)
温かさが足りない場合は10秒ずつ再加熱してください。(再加熱は3回まで)
温かさを確認した上で、目の上に置いてください。
※目の上だけでなく、首や肩にもお使いいただけます。

ちょっとアレンジでアロマ効果アップ

ドライラベンダーだけでもラベンダーの香りを楽しむことができますが、お好みでエッセンシャルオイルを加えて、アレンジを楽しむことができます。

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1.コットンにお好みのエッセンシャルオイルを1~2滴垂らします。
よりリフレッシュしたいときにはローズマリーシネオールや、リラックスにはベルガモット、お子さまにはカモミールローマンなどがおすすめです。

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2.エッセンシャルオイルを垂らしたコットンをカバーの中に入れます。

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3.アロマ香るアイピローの出来上がりです。
目の上に載せる場合は、コットンが入っていない側を肌にあてるようにしてお使いください。

< おまけ >

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昨年ご紹介したクラフトですが、余ったドライラベンダーは、メンソールクリスタルをまぜてお好みの器に。
ラベンダーの優しい爽やかさとメンソールクリスタルのスーッとした香りのディフューザーとして楽しめます。

いかがでしたでしょうか?

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今回のアイピローの作り方は、とにかく手軽で簡単。お子さまとも気軽に作っていただけるレシピですので、夏休みのクラフトにもおすすめです。
タオルの素材や大きさを変えてみることもできますし、不要な布などを利用すれば、エコなアイテムとしても。
お手入れをすれば、繰り返し長く使うことができます。

暑い時期にもアイピローでリフレッシュ!ぜひお試しください。

【注意事項】
・内袋、小豆は洗濯できません。カバーを洗濯する場合は手洗いで優しく洗って下さい。
・本品は食べられません。
・捨てるときは、市区町村で定める区分に従ってください。

【使用上の注意】
・使用時は目を閉じて使ってください。
・皮フに異常のある部位や発熱している部位、および粘膜には使用できません。
・自らの意思で本品を取り去ることのできない人、子供および就寝中は使用しないでください。
・温感および血行に障害をお持ちの方、肌の弱い方はやけどのおそれがあるため、医師又は薬剤師に相談してください。
・長時間、同じ部位に当てないようにご注意ください。(低温やけどのおそれ)

【加熱時の注意】
・指定の加熱時間とワット数を必ず守ってご使用ください。
・自動モード(オート加熱、おまかせ加熱)での加熱は避けてください。
 また、小豆を使用しているため、所定の時間を超えて加熱すると、小豆がこげて使えなくなることがありますので、加熱時間 には充分注意してください。
・加熱した本品を電子レンジから取り出す際には、温度に注意し、熱いと感じたときは、無理に取り出さず、充分冷ましてから取り出すようにしてください。


 


ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーブ&ライフコーディネーター。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りなど、様々なアイデアを提案しています。