知って役立つ炭酸濃度の豆知識
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炭酸の濃度表記で重要なのは「液体の中に溶け込んだ」炭酸濃度
炭酸濃度の目安となるのが「ppm(ピーピーエム)」という単位です。液体の中に含まれることのできる炭酸の濃度には限界があり、溶け込むことができなかった炭酸は大きな泡として外に出ていってしまいます。炭酸のシュワシュワしたイメージはこの溶け込めなかった炭酸の状態といえます。天然温泉や人工の炭酸泉で「高濃度炭酸泉」とは、1,000ppm以上の濃度を持った炭酸泉のことを指します。
液体に溶けていない炭酸ガスを吹き付けただけでは気体の二酸化炭素は肌に当たる状態で、多く跳ね返ってしまいます。しかし、液体に溶けているときは、しっかりと肌表面(※)に定着するため、じっくりと肌に浸透していきます。
炭酸濃度は液体の中にどれだけの炭酸が溶け込むかを測定した数値が重要となります。※角層まで