日々の祈りは想いを重ねながら毎日を生きるということ。そんな祈りの場所を現代に生きる私たちのために創りたい。という想いからデザインされたのが仏壇「KASANE」です。正面のカラフルでフラットな扉は折り畳み式で天板の中にすっきりと収納可能。3つのカラーバリエーションは、蛍光灯やLEDの灯りの下でも温かく柔らかい印象が持てるようにセレクトされました。リビングやお気に入りの場所を自然にさりげなく彩ります。
まるで時を巻き戻すように、懐かしい時間に想いを巡らせながら扉を開けることをコンセプトに創られた仏壇「KASANE」。故人の居場所として、自分のための祈りの場所として、落ち着いた穏やかな気持ちで毎日手を合わせることができる仏壇です。

小さな縁が結びつき、連なりながら巡ってゆく私たちの人生。そんな想いから「MEGURI」には緩やかなアーチ構造のデザインが採用されました。継ぎ目のない自然で滑らかな曲線のフォルムは、高い技術を持った職人による曲木技法で加工された一枚の板で製作されています。また、光を多く取り込めるように大きく開いた開口部は、思い出の写真や品物を明るく演出します。素材には美しい木肌と滑らかな手触りで知られるホワイトアッシュを使用。モダンでシンプルなデザインの中に天然木ならではのぬくもりを感じていただけるスマートな仏壇です。

一人でも多くの人の日常の中に祈りの時間と空間を提供したい。そのためには様々な住環境でもマッチするデザイン性だけでなく、限られた空間にも置ける大きさも重要な要素の一つでした。「MEGURI」のシンプルで滑らかなアーチ構造と、自然の温もりを感じる木肌の質感はそのままに、本棚やシェルフに収まるサイズまで小型化したのがこの「MEGURI S」です。現代のインテリアや家具にも自然にフィットするデザインは、日常の中にさりげなく祈りの場を創り出します。

大切な人と過ごした日々は私たちの記憶の中に連綿と織りなされた景色として生きています。そんなイメージをテーマにデザインされたのが「ORINASU」です。異なる素材をミニマルな構成で配置したバックパネルには、2種類のシンプルなウッドパネルと、4色から選べるカラーパネルをご用意。4通りのデザインで、故人の好みやお部屋のインテリアに合わせたコーディネートが可能です。一番手前のクリアパネルには故人の懐かしい写真や手紙などを自由にアレンジ。また供養台に思い出の品物をディスプレイすることで、リビングや寝室などのプライベートな空間に大切な方の場所を創ることができます。

下台「KOYOMI」は現代のお仏壇のためにデザインされた仏壇用下台です。直線で構成されたシンプルなシルエットは、日本の住環境に自然にフィットするように設計されました。思い出の写真や品物をしまう引き出しや、ちょっとしたものを収納できる便利な下棚に加え、天板の上には筆返しがついています。筆返しは筆やリン棒などお仏壇の小物が机の上から落ちないように、天板の両端にしつらえる小さな木部のでっぱりのこと。元々は経机や床の間の板などに設けられていた古来からある伝統的なスタイルだったものを現代風にアレンジ。シャープなデザインなのにどこか懐かしい「KOYOMI」です。

毎日の祈りの場所だから特別な椅子を。最小限のデザインで構成されたシンプルな椅子「HITOHI」はそんな想いから生まれました。合掌した両の手をイメージしたサイドビューが印象的なマットな質感の金属製フレームと、座面のシンプルな組合せのシルエットはスタッキングも可能。また脚部の接地面積が広いため畳やフローリングが傷みにくいのもポイント。伝統的な和室にも、モダンなリビングにもフィットするデザインと、住環境に合わせてコーディネートできる4色のカラーバリエーション。「いつかのあの日（ひとひ）を思い出しながら座る」ものだから選びたい椅子です。