カットソー特集　NAKAGAWA1948

「クルチアーニ」は、1966年ペルージャで創業されたMaglital社の生み出す、モダンで洗練されたニットコレクションです。シルエットはタイト&フィットが基本でハンドメイドの上質なJKを羽織った時のフィット感、動きやすさと同様、肩からアームホールが小さめにデザインされ、体のラインにぴったりとフィットするクルチアーニのプロポーションは、1枚で着た時はもちろん、インナーとしてコーディネートする際にも、最高の着心地を約束します。紡績、染色、縫製の全てを自社内で行うクルチアーニでは、新しい素材の開発に非常に積極的です。最高のクオリティと常に新しい素材、クラシックの匂いをベースにしたモダンなバランス、これらが極めて高い次元で実現されることがクルチアーニなのです。

世界でクルチアーニしか作れないと言われる45ゲージやカシミアニットの素晴らしいクオリティーで知られる最高峰のニットブランド,クルチアーニ。10万以上の超高級ニットですがカシミアなどは毛玉になりにくく10年以上は持つとのお持ちの方の声をよく聞きます。そんなブランドの作るポロシャツももちろんハイクォリティーなアイテムです。こちらは定番の鹿の子ポロとライトウエイトなマイクロハウンドトゥース。鹿の子ポロは上品な洗いのかかっており普段使いでも一味違う雰囲気です。

FEDELI＜フェデーリ＞は1934年誕生し、MADE IN ITALYを世界に紹介してきた先駆的ニットブランド。 一番の特徴は、80年以上の歴史に裏付けられたハイクオリティなものづくりです。熟練の職人たちの手作業を中心とした、サルトリアを彷彿とさせる工場で生産を行っており、今もなお1960年代に買い付けた編み機を最先端技術のマシンとして稼働させています。伝統を受け継ぎつつ、常に新しいクリエイティビティを追求する姿勢こそが、高いクオリティ維持し続けている所以なのです。高い技術力のみならず、厳選した素材づかいも特徴的です。上質な素材を贅沢に使用することで、快適な着心地を実現し、袖を通す人に感動と”本物”の価値をもたらします。特に、極上のカシミアニットはFEDELIを代表する、アイコン的存在です。現在ではニットのみならず、ハイエンドマーケットを対象としたジャケットやコートなどのトータルルックを手掛け、幅広いコレクションを展開しています。イタリアらしい艶やかな色合い・洗練されたモダンなシルエット、何より極上の着心地は、イタリアだけでなくヨーロッパ全体で高い評価を受けています。ミラノのモンテナポレオーネには1948年から続くフェデーリの直営店があり、歴史的な役割を持つショップとして広く愛されています。

こちらもイタリアが世界に誇る最高級のニットブランドです。14.5マイクロンという超極細の糸を使用したニットは感動さえ覚えるようなクオリティーです。今回ご用意したカットソーは世界三大綿＜エジプト綿・スーピマ綿・新疆綿＞のひとつエジプト綿のGIZA45を使用したポロシャツとカットソーです。シルクのような肌触りとこういったブランドだけが持つ醸し出すオーラが一枚で着ても大人の男性を魅力あるものにしてくれます。ポロシャツのガーメントダイによるサイズの個体差はとてもとてもイタリアらしいと思います。

GIZA45
高級綿の代表格とされるエジプト綿のなかでも最高級とされるGIZA45。別名「白いゴールド」エジプト綿の種子名称で、超長綿といわれる一本の繊維が極めて長い希少種です。GIZA45はエジプト超長綿でも最も繊維が長くて細く世界綿花生産量の0.001%しか生産されない希少な原綿です。繊維がとても長いことでカシミアのようなやさしい風合いとシルクのような美しい光沢を生み出します。すべてオーガニックコットンで厳しい基準をクリアして生産された製品は高品質も安全性も確保しています。

1784年 ダビーシャー州マトロックのリーミルズで設立されました。以来ジョンスメドレーはファインゲージニットウエアをリードする存在として世界中に知られています。ジョンスメドレーシーアイランドコットンとニュージーランド産のメリノウールという2の素材を中心に製品は作られます。他社では真似できない30ゲージという細かいニットウエアを生産し本物の二ットウエアの証でもある美しい縫い目はすべて手作業で行われています。高い品質と飽きの来ないデザインで今ではトムクルーズ, マドンナ,ポールウェラー,ショーンコネリー,ヒューグラント,ニコールキッドマンなどなど世界中のセレブを顧客に抱えています。現在も家族によって経営されています。最新のコンピューターによる制御など最新の設備を揃えつつ信頼のおける職人による手作業による仕上げの技術を保持しこれらを融合させさらに革新を続けています。

ジョンスメドレーはニットなんですが話題のレトロポロですのでご紹介。当店ではここ10年ほどは入荷したりしなかったりですがその前は35年ほど継続しておりました。なんとNAKAGAWA1948ネームで展開していた頃もあったそうです。長ーいお付き合いです。レトロポロはとくにジョンスメドレーのつくるポロのようなクラシックなニットポロ。2016年頃からここ数シーズンで復活しています。コットンの頂点とされるシーアイランドコットンを使用したポロシャツ2型。まずは春夏大、大、大、定番のISISです。レトロポロとしても代表格。1930年代誕生というウルトラスーパーロングセラー。やはり永く愛せるものは素晴らしいです。ゆったりめなシルエットも最近の傾向に合致しています。プリーツパンツとも相性がいいです。そして最近登場のイタリアンフィットモデル、s3975。着丈が短めで定番のISISと比べるとSサイズで2センチMサイズでは5センチほど短くしています。シルエットもタイトめ。すずしい鹿の子によく似たピケニット。透け感があるので下にタンクトップなどを着てもおしゃれです。

シーアイランドコットン
JOHN SMEDLEY'S SEA ISLAND COTTONとも呼ばれる世界的に評価の高い最高級コットンです。こちらの綿花は栽培が難しく数々の条件がそろう場所にのみ生育します。繊維1本の長さは35ｍｍ以上ある｢超長繊維綿｣であり、 細さも1/100mmほどとシルクに次ぐため、コットンの中でも最上級な天然素材として珍重されています。その糸をジョンスメドレーでは通常の数段きめ細かく編み上げ、特有の感触をより繊細なものにしています。の肌触りは軽く、柔らかく、シルクのような光沢と滑らかを持ち、肌にしっくりと馴染みます。シルクのような光沢とカシミアのような肌触りを併せ持つ最高級天然素材です。

ギ・ローバー(GUY ROVER)は、1967年、ピアツェンツァにて創業されたシャツブランドです。基本姿勢はオールマシンメイドによる最高のシャツを提供することをコンセプトとし、比較的リーズナブルなドレスシャツを提供しており、あわせてカジュアル性の強いシャツなどもラインナップには多く含まれています。丸く立体的なボディーや襟ぐりの作りに特徴があり、時代にあったバランスの良いシャツをつくるメーカーです。また、エトロなど有名メーカーのシャツファクトリーとしても有名です。

イタリアのポロシャツのなかでも定番的に人気の高いギローバーのポロシャツです。海外のセレクトショップでは最もよく置いてあるシャツブランドで評価の高さと海外での人気が伺えます。なんといっても特徴は衿です。衿型に強いこだわりを持つシャツファクトリーらしく台衿ありで台衿の高さと衿の大きさが完璧です。特にボタンダウンはジャケットの下に着るには最高のポロシャツの様に思えます。素材もやや地厚な鹿の子で柔らかくて通気性に優れ着心地は抜群。何色何枚持っていても活躍してくれるでしょう。

1986年にアルベルト・ザノーネ（Alberto ZANONE）が創立したイタリアのニットウェアブランドです。ザノーネのニットは貴重な素材と前衛的なテクニックで100%イタリアで生産されています。87年、メンズウェアとレディースウェアの初のニットコレクションを発表しました。夏でも冷たい肌触りの「アイスコットン」と呼ばれる繊維を開発。その他フレックスウール、カシミアシェードなど独自で糸を開発しています。

冬場はミドルゲージで毎シーズンシーンをにぎわすZANONEです。ZANONEの開発した代表的な繊維であるアイスコットン。夏でも冷たい肌触りのこちらのコットンを使用したポロシャツはかなりの評価の高い逸品です。今シーズンは一見編み目が分からないぐらいキメ細かく密に編み込まれたスムースと鹿の子のようなピケ素材。ピケは言わずもがなスムースもべたつきそうな生地なのにべたつかないのはアイスコットンならでは！是非ご賞味ください。ついでにクルーネックニットも掲載です。

クラス感とエレガンスそして最高の技術によって作り上げられるカットソーGIRELLI BRUNI【ジレッリ ブルーニ】はデザイナーのGUARTIERO GIRELLI BRUNI氏により2004年に誕生したブランドです。 ディテールにこだわり最高の品質のマテリアルを使用して仕立てられています。 ベスティビリティ、デザインバランスなども細部にまでこだわり作り上げられる製品の数々、又多くのカットソーに見られた縮みによる問題も製品として送り出される前に必ず調整してから生産します。 カットソーというジャンルに現代的な感性と圧倒的な完成度の組み合わせを持ち込んだブランドといえます。

カットソーをメインに造るGIRELLI BRUNI。今回の特集のなかでは2004年スタートと比較的若いブランドです。歴史は浅いながらその技術とクオリティーで高級カットソーブランドとして認知されました。シルクのような光沢のある素材使いの商品が多く艶のある雰囲気が出せるカットソーです。

Maison Kitsunéは、2002年、共同設立者にして、クリエイティブ ディレクターでもあるジルダ・ロアエックと黒木理也によって生み出されました。日本への旅行がきっかけとなり、2人のそれぞれが持つ情熱を一つの非常にユニークなコンセプトへと昇華させ、音楽とファッションが融合したプロジェクトである「Kitsuné」がスタートしました。 Kitsunéは日本語で「狐」を意味します。 日本で古くから様々なものに変化する、多数の顔を持つ神様としての伝えがあり、ブランドのコンセプトを象徴する名前となっています。 初めてのReady-to-wearコレクションとなった2005S/Sコレクションをパリで発表して以来、Maison Kitsunéはパリと東京両方の目線で現代の男性/女性のためのファッションを発信してきました。ブランドの持つ「クラッシック」というコンセプトを背景に様々な色、プリントや素材のコンビネーションでしっかりとそれぞれの時代に根を張り、タイムレスなコレクションが生み出されます。常にディティールやフィニッシングに徹底してこだわり、全ての美に対する情熱を持つMaison Kitsunéは唯一無二の”savoir-faire”(ノウハウ)を持って服作りに取り組んでいます。そして現在、Maison Kitsunéのクリエーションに、トラディショナルとモダン、シックとレイドバック、着心地と無駄のないシンプルさが完璧なバランスで混在しているということが世界で広く認知されることとなりました。 2013年には、ファッション、ミュージックに加えKitsunéのデイリーな空間を広げるために、新たなコンセプト「Café Kitsuné」が加わりました。 Café Kitsunéはパリ2店舗、東京に1店舗を展開しており、モダンでインターナショナルながら親しみに満ちた空間で楽しむ、上質なコーヒーを日々提供しています。ブランド設立から14年。そのクリエーションが認められ、現在世界で300箇所以上のショップで取引があります。さらにはパリ4店舗、ニューヨーク、東京に2店舗、香港に1店舗の路面店を構えるまでに成長し、世界に与える影響力を高めています。

今シーズンのテーマはアメリカの架空の町「ロマンス」。愛と恍惚の街で繰り広げられるストーリーです。デザインブランドであるメゾンキツネですがアメリカやアイビーファッションが好きな雰囲気がとても見られます。大人気の定番のTシャツに今年のテーマ性の高いボーダーTなどを取り揃えております。この夏はメゾンキツネでフェス参加などしちゃいましょう。