NAKGAWA1948のシャツ
NAKAGAWA1948のオリジナルシャツについて
NAKAGAWA1948は1948年創業のセレクトショップです。シャツ専門のショップとして創業いたしました。
その後VANなどのアイビーを経て日本にいち早く様々なインポートブランドを紹介してきました。トラッド,アイビーをコーディネイトとアイディアソースにそれらをモダンに解釈した,ファッションを長く見てきた当店ならではのオリジナルです。ステッチや衿の大きさディティールにこだわり日本国内の工場で生産しています。
もっとも力を入れているオリジナルシャツについてのご紹介です。
■生地
主にTOMAS MAISON(トーマスメイソン)社製の生地を使用しています。ALBINI社の傘下となりイギリスの伝統と文化をベースにイタリア的な感性の加わった上質な生地メーカーです。
シャツ生地はタテ糸とヨコ糸の番手が異なるモノが多いですが、当店は番手を同じにしています。このことによりシワになりにくく、洗濯時の取り回しが非常に簡単でアイロンが当てやすく取扱いが簡単なのも嬉しいポイントです。
特にコットン100%の物は柔らかい肌触りで爽快な着心地をもたらしてくれます。
TOMAS MAISONの生地に加えて、上記でも説明しましたイタリアの大手シャツ生地メーカーグループ、ALBINI社のオックスフォード生地を使用しているものも取り扱っています。
■ディティール
前立て
NAKAGAWA1948のシャツは前立て付きです。2年程前からイタリア等の海外スナップでも目にする機会が多くなってきたように感じます。前立て付きに力を入れるセレクトショップさんも増えてきました。90年代はじめ頃まではシャツは前立て付きが一般的でした。クラシコイタリアブームとともにイタリア的なテイストのドレスシャツが求められ、前立て無しが一般化し現在に至ります。イギリスやアメリカのブランドは前立てありが多い印象です。特にアメリカはボタンダウン以外のカラーも前立て付きが多いです。補強の為の仕様で実用的で機能的、トラッドな印象を与えるディティールです。
前立て付きでもイギリスとアメリカではステッチの位置が異なり、イギリスは中央寄りです。当店のレギュラーカラーのシャツはイギリス仕様のステッチ位置にしております。
前立ての幅は太いほどトラッドな印象ですが、現代のにおいに合わせて太すぎず細すぎずの仕様にしています。
ポケット
NAKAGAWA1948のシャツはポケット付きです。ドレスシャツはポケット無しがより正統でポケットに物は入れるべきではない、という意見は重々承知しています。その中でNAKAGAWA1948のシャツはジャケットを脱ぐ機会も多い現代の社会や日本の気候、利便性を考えてポケットを付けています。眼鏡やペンを入れたりと、ポケットはあるととても便利です。
縫製
両サイド裾はガゼット仕立て（三角ガゼットの補強付きです。） 脇縫いは美しく肌へのあたりも良い“巻き伏せ本縫い
■衿型モデル
タブカラーシャツ
襟と襟の間にループボタンがついていて襟を留めらる仕様です。台衿の高さは4.5cm。なんといってもタイを締めた時の立体感が魅力のタブカラー。ネクタイを少し前に持ち出してくれるためVゾーンが美しく豊かな表情になります。普段のスーツ,ジャケットスタイルに変化をつけたい気分の時はこちらのシャツがぴったりです。
ボタンダウンシャツ
ボタンダウンシャツはいたってシンプルです。
しかし、そのシンプルさの中でも、衿のロールについては非常に考慮しています。IVYを肌で体験しアメリカへも赴いた、本物のボタンダウンを再現しています。ネクタイをしめてもボタンをはずしてもきれいな返りという表現では伝わらない部分は、ぜひご着用して体感していただきたいですね。
前立てはレギュラーカラーとは違い、衿と前立てのステッチ幅を統一しているのをご確認いただけるかと思います。ステッチの位置にもこだわりました。ステッチはアメリカティストな端よりです。前立て幅も太すぎず細すぎずです。
定番のボックスプリーツ仕様。前立てと同じ幅で指定しています。
ニットタイとの相性も抜群ですね。季節に合わせて春夏はシルク素材、秋冬はウール素材と、胸元の印象をかえてみてはいかがでしょうか。
レギュラーカラーシャツ
コンパクトさが目を惹く衿先の短いショートレギュラーカラーです。現在、ネクタイの幅が徐々に細くなってきている傾向があり、買い付けの際にも、ブランド側の提案は大剣幅7～7.5cm多く目にするようになってきています。こちらのシャツは従来の幅8cm以上のネクタイとはもちろん、ナロータイと非常に相性の良いシャツです。
