着けてみた
コスパが最高といわれるガーミン インスティンクト。
さっそく着けてみました。
軽い!
腕時計を着けている、ということを忘れてしまいそうなほど、軽いです。
重さは53g。これは軽いわ。
シリコンバンドだ田、ラ、腕にピッタリをフィットさせることができます。
走ったり運動するときは、しっかり装着して、普段はゆったりつける、ということにも対応するように、
細かいサイズ調整が可能なバンドになっていますね。
定番の、というか、もはやネタに近いですが、
スーツに合わせてみました。
お・・・。
割とイケる感じかな?
うーん。
やっぱり違和感ありますね。
カジュアルスポーツ系のデジタルウォッチは、スーツにはやっぱり難しいです。
スーツの時用は、スーツにバッチリ似合う腕時計を、
neelで買ってください笑!
カジュアルなスタイルなら、バッチリです。
スポーティな問系なので、もうちょっとスポーツカジュアルなスタイルが良かったですね。
モデルの問題なのか、服の問題なのか、
そこまで似合ってないかもですが、
まあ、違和感はないです。
インスティンクトは、なんといってもミルスペックなのです。
アメリカ国防総省が定める標準規格「MIL-STD-810G」をクリアした耐熱性、耐衝撃性、耐防水性を備えています。
そして、ガーミンといえばGPS。
GPS/GLONASS/みちびき/Galileoの各衛星に対応しています。
あと、スマートウオッチなので当たり前ですが、 iOS/Androidに対応していますよ。
コチラのインスティンクトは、最近ガーミンで当たり前になりつつある、ソーラー充電搭載のDual Power。
(旧モデルのインスティンクトには、ソーラー充電機能はついていません。)
ガーミン独自開発の透明なソーラーレンズで完全自社開発による独自の電子センサーとMIPディスプレイ表示で省電力化を実現しました。
1日中着用し、野外の50,000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合なんと最大56日間+無制限で使えてしまいます!
前作と比較すると圧倒的にDual Powerのバッテリー持ちが上昇していますね。
走ってみた
操作は簡単。
右上のボタンポチっとして、「RUN」を選べば、勝手にGPS衛星を探します。
GPSを受信するスピードも、10秒くらいで全く気になりません。
ほかのRUN用のGARMINと同じく、軽くて、シリコンストラップなので、
走っているときに全く邪魔にならない!
ランナーにとっては、ここ一番大事なとこですよね。
表示は4つ。
写真はデフォルトの表示です。
上からペース、走行時間、走行距離。
右上に心拍表示。
この心拍表示が、かなり見やすくてびっくり。
INSTINCTを最初見たとき、右上のサークル邪魔やな、と思ったんです。
正直。
ワタシ使ってる935は、ノペっとしていて、サブダイヤルみたいなサークルはないのです。
左がINSTRINCT、右がフォーアスリート935です。
洗面所で撮影したから、石の柄がうるさくてゴメンナサイ。
ノペっとした935みたいな表示のほうが、カスタマイズできていいのに、
なんでINSTINCTはサークル作ったんかなー、
と思ってたんですけど、
走ったときに、ここに心拍が表示されてたら、めちゃめちゃ見やすいんですわ!
これめっちゃええやん!
て思いました。
もちろん、走行中表示は、カスタムできるので、自分好みの情報をゲットできますよ。
走った後は、タイムや、距離、平均速度が表示されます。
最速1キロとかも出てた。
あと、心拍の推移。
心拍、最近のガーミンは、かなり正確に計測できるんだけど、INSTINCTも全く問題なしでし。
この時計は、デュアルパワーで、ソーラー充電もできるので、どれだけ充電できたか、みたいなことも表示できます。
もちろん、ガーミンコネクトにつなぐと思うので、
そちらではより詳細なデータを確認できます。
ガーミンコネクトは、仲間とつながれるので、
みんながどんな風に頑張ってるかを見れば、自分も頑張れますね!
ガーミンコネクトのインターフェースはこんな感じ。
平均タイム、距離、カロリーと、マップが出ます。
キロごとのペース表示があり、
ペース、心拍数、ピッチ高度や気温の移り変わりがグラフで見れたり、
あと、心拍数ゾーンの時間が表示されます。
有酸素運動で、低い心拍数でしっかりカロリーを消費するのか、
高い心拍数で心肺に負荷をかけてトレーニングするのか。
結果が一目瞭然でわかるようになってますよ。
専門知識がなくても、前回のデータと比較したり、
思っていることと、体への負荷がきちんとイコールになってるかの確認はできるので、重宝します。
そして、オーバーレイ機能があって、
ペースと心拍数、ピッチと心拍数、とか、高度とペースなんかを重ね合わせることができます。
このペースの時は心拍が上がるなあ、とか、このピッチの時はペースが速いぞ、
とか分析できるわけですね。
まぁ、この辺は、本格的にフルマラソン目指すような人ならしっかり使いこなすんやろうけど、
ダイエットとか、運動不足解消のためにアクティビティ楽しんでる方は、
「おー!すげー」程度に見ても面白いと思います。
紹介しておきたいのは、GPS機能。
これ、河川敷を走っているんですけど、道路の幅、1メートルくらいなんです。
正直、GPSの誤差、±50㎝くらいちゃうかな、と思うんですね。
すごい正確やなぁ、と。
カーナビとかやったら、大きなアンテナ付けるし、バッテリーも使い放題で、
さらに言うと、地図の道路の上しか走らんわけやから、かなりの補正ができる。
だけど、腕時計という制約された大きさと重さの中に、バッテリーとアンテナ入れて、
良くこれだけの精度が出せるな、と。
ガーミンの何がすごいって、やっぱりこのGPS精度は、群を抜いています。
トレッドミルで走ってみた
屋外で走ったときは、スピードや距離が正確に表示される、ということはわかったよね。
じゃあ、GPSを受信できない、例えば細い路地や、高架や橋の下では時計はどうしてるかっていうと、
内蔵されている加速度センサーっていう機能を使ってスピードを計測してるんです。
そのセンサーがどの程度正確なのか、を、トレッドミルで走って検証します。
結果はめちゃめちゃ良好でした!!
トレッドミル側の走行距離と、時計側の走行距離、ほとんど一緒でした。
ということは、屋外でGPSを受信できないシチュエーションでも、かなりの精度で計測できる、っていうことですね。
頼もしいです!
他にも様々なアクティビティに対応!
スイミング
どれほど効率よく泳げているのか。ストローク効率までもが見れる、まさに小さなスイミングコーチだ。 MIL規格に準じた防水規格は、水中でも安心して使える。
ストロークタイプ検出
内蔵の加速度センサーで泳ぎ方やストローク数、ターン数を認識し、ペースやラップなどを計測できる
<アクティビティ中に表示される数値>
■Intl タイム
現在のインターバルタイムを表示します。
■Intl. 距離
現在のインターバルの距離を表示します。
■ドリル記録
ドリルの時間を表示できます。
■距離
現在の総距離が表示されます。
■HR
最大心拍数と平均心拍数を表示します。
筋力トレーニング
その日のワークアウトをまとめて記録。
メニューを自動で記録してくれるパーソナルトレーナー。
ワークアウトの自動検知
ワークアウトを自動で検知し記録として残します。
<アクティビティ中に表示される数値>
■タイム
総タイムを表示します。
■回数
筋力トレーニングの腕の動作の回数(レップ数)
■休息
休息時間の合計を表示します。
■カロリー
総消費カロリーを表示します。
■HR・心拍ゾーン
現在の心拍数と心拍ゾーンを表示します。
釣り
久しぶりの巨大なシーバス。腕元のinstinctで素早く釣果記録し、今回のベストスポットをポイント登録。
来年シーズンへの楽しみがまたひとつ増えた。
ポイント登録
自分がいる場所をポイントとして登録が可能です。
<アクティビティ中に表示される数値>
■釣果
釣果を表示します。
■日の出日没時間
その日の日の出・日没の時間を表示します。
■方角
方角を表示します。
■軌跡
自分が通った軌跡を確認できます。
■タイム
現在の総タイムが表示されます。
サーフィン
リーフブレイクでも突如現れるサンゴ岩。MIL規格の強靭設計で致命的なヒットにも耐えうることができるだろう。事前にハイタイドとロータイドのスケジュールを確認し、ベストなコンディションでライド!
ライド自動検知
ライドを自動で検知し、サーフィンをした波の数、到達最大速度や移動距離を記録
<アクティビティ中に表示される数値>
■タイム
現在の総タイムが表示されます。
■スピード
現在のスピード(7km/時を表示します。
■方角
方角を表示します。
■軌跡
自分が通った軌跡を確認できます。
登山・ハイキング
登山を助ける最高のパートナー。ナビゲーション機能で目的地や帰路までの方角を示してくれるので、山岳ガイド的存在でもある。
Garmin Explore対応
Garmin Exploreウェブサイトとアプリを利用して、事前に登山などのトリップルートを計画できます。
<登山・ハイキング中に表示される数値>
■総上昇量・総下降量
スタートから上昇・下降した高度を表示します。
■高度
現在の高度が表示されます。
■距離
スタートから進んだ距離を表示します。
■昇降速度
1時間当たりの昇降速度(m)
■心拍ゾーン
心拍数と心拍ゾーンが表示されます。
ランニング
自分はどれほど進んだのか。ランニング中の運動強度やゴールまでの最適なペース配分など、ペースメーカーと走る感覚。
心拍ゾーン
最大心拍と安静時心拍を設定することで、現在のトレーニングの運動強度の目安を、心拍ゾーンから確認できます。
<アクティビティ中に表示される数値>
■タイム
現在の総タイムが表示されます。
■距離
現在の総移動距離が表示されます。
■ペース
現在のペース(分/km)を表示します。
■ラップぺース・タイム
現在のラップの平均ペース(分/km)
■心拍ゾーン
心拍数と心拍ゾーンが表示されます。
スキー・スノーボード
キッカーのアプローチスピードを記録/分析し、ランディングの成功率アップ!ライディング計測で、いつものホームゲレンデがワールドカップ会場に。最高速度や平均速度、また地図画面に表示される走行軌跡により転倒箇所なども確認。
ライディング自動検知
ライディングとリフトを自動で検知し計測を行います。
<アクティビティ中に表示される数値>
■滑走
表示している滑走名を表示します。
■Max Speed
最高速度を表示します。
■Aスピード
平均スピードを表示します。
■積算標高差
計測した標高の差異を表示します。
■滑走時間
滑走した時間の合計を表示します。
SUP
効率の良いパドリングで誰よりも前に。パドリングデータには、1回の走行距離や1分間での回数が記録。
感覚では表せないデータの力で、パフォーマンスの向上を。
ストローク計測
1ストローク当たりの距離、1分間のストローク数などSUP特有のデータを計測
<アクティビティ中に表示される数値>
■ストロークレート
1分間のストローク数を表示します。
■タイム
現在の総タイムが表示されます。
■ストローク距離
現在の総ストローク距離が表示されます。
■A STレート
平均のストロークレートを表示します。
■ストローク数
合計のストローク数を表示します
結論
『コスパが最強で、カジュアル&タフネス。デイリーで使えるオールラウンドモデル!』
Instinctは、ガーミン得意のGPS機能はもちろん高精度で、ガーミンコネクトも十分にデータが取れるし使える。
時計自体のインターフェースがとても使いやすく、また、アクティビティ時の視認性、情報の見やすさも際立ってます。
タッチスクリーンに非対応な点と、液晶がカラーではなくモノクロや、という部分だけが、ハイエンドモデルに見劣りするんだけど、それは、価格差でカバーしてるっていう感じ。
GARMINは現在、INSTINCT以外では
・アスリート向けの「ForeAthlete」
・フィットネス/ヘルスケア向けの「vivo」
・アウトドア用ウオッチの「Fenix」
・ハイエンドシリーズの「MARQ」
の4シリーズの展開なんだけど、MARQは、スーパーハイエンドで、価格も20万以上するので、特別なユーザー向けであり、
「ForeAthlete」と「vivo」は、スポーツや運動への明確な目的を持ったユーザーに好まれる傾向にあるから、一般ユーザーやライトユーザーは「Fenix」にフォーカスする傾向があったんだけど、
このFenix、なかなかのお値段するんですよね。さらに、ビジネスユースも考えて作られているモデルなので、カジュアル志向か・・というとちょっと難しい。
なので、ガーミン初心者や、ライトユーザー、ちょっと運動もするけど普段使いもしたい、アウトドアも好き。
Instinctは、そういうカジュアルユーザー向けにピッタリなモデルです。
ぜひ、ご検討ください!
【SPEC】
・ディスプレイタイプ:23×23mm、128×128ピクセル、モノクローム半透過型MIP
・内蔵メモリー:16MB
・GNSS:GPS、GLONASS、QZSS(みちびき/補完電波)、Galileo
・センサー:光学式心拍計、電子コンパス、気圧・高度計、温度計
・素材:繊維強化ポリマー(本体)、QuickFit対応シリコン(バンド)、ステンレス(メタルバックル)、化学強化ガラス(レンズ)
・稼働時間:スマートウォッチモード/最大14日間、GPS/心拍計モード/最大14時間、ウルトラトラックモード/最大35時間
・防水:10ATM(100m防水)
・時計機能:GPS時刻同期、アラーム、タイマー、ストップウォッチ、日の出日没、バックライト自動点灯、ウォッチフェイス変更
・基本機能:各種スポーツ計測機能(ランニング、登山、サイクリング、スイミング、SUPなど25種目以上)、通知機能、アクティビティトラッキング(ステップ数、上昇階数、睡眠状況、消費カロリー計測など)、地図表示、ナビゲーションなど
・インターフェース:Bluetooth、ANT+、USB
・標準付属品:チャージングケーブル、クイックスタートマニュアル
・本体サイズ:45(横)×45(縦)×15.3(厚さ)mm
・重量:52g
この度、レビューしたモデルはこちらです。
010-02293-55