落とす影まで美しい、手吹きガラスオブジェ
Birds by Oiva Toikka―バード―
国内外で数々の賞に輝いた、オイバ・トイッカによる作品
フィンランドには数々の世界的なデザイナーがいます。
それはフィンランドの大自然と共存する生活がクリエイティビティを刺激するのかもしれません。
厳しい冬を過ごす彼らのデザインは、温かみがありながらも無駄な要素を排除し、機能美に優れ、合理的です。
フィンランドの人々は生活の中にデザインを取り込み、そして生活からデザインを生み出しているように感じます。
そんなたくさんのデザイナーの中でもライフスタイルとしてのアートワーク、数々のアート作品の功績を評価され、スウェーデン国王からプリンス・エウゲンメダルを授与した、オイバ・トイッカ氏。
バード バイ トイッカは、そのオイバ・トイッカ氏による作品です。
熟練した職人によるマウスブロー作品
〝バード バイ トイッカ”は熟練した職人のマウスブロー(手吹き)によって制作されます。
ひとつひとつ、手造りですので完成したフォルムや色あい、柄の出かたは一つ一つ異なります。
なんとも愛嬌のある出で立ちだったり、シュッとしていたり、まるで生き物のように個性があります。
柄も色も様々な種類があるうえ、同じシリーズでもさらに個性があるので、きっとお招きした“バード”に運命を感じずにはいられないでしょう。
また、シリーズは廃盤になることも多く、去年売ってたのに、今年は無いなんてことも……
まさに、美術品の『一期一会』の性質を持つ、ガラスアートです。
落とす影まで美しい
イッタラのガラス製品すべてに言えることですが、光に当たった時の影がとても綺麗なんです。
特にクリアカラーのバードに至っては、模様・レリーフのウェーブだったり、マウスブローのガラスのよれだったりするものが、影に落ちると水面のようにゆらめきます。
もしかしたら冬の長いフィンランドで、サンキャッチャーのような役割もあるのだろうか?
と思ってしまうような美しさ。
きっと、とっておきの宝物になると思います。
是非ご覧ください。