
お肉の豆知識その1
牛肉にはどんな部位があるの? - 前編 -

(1)ネック
首の部位で「かたロース」に続いています。よく運動をする部分で、きめはあらく、肉質はかため。豊富なエキス分、ゼラチン質を持っています。(2)かたロース
ロース部位の「かた」に当たる部分で、後ろの「リブロース」「サーロイン」に続いている筋肉です。きめが細かくやわらかい、肉質の優れた最高の部位に属します。(3)かた(うで)
「うで」の部分を総称して「かた」と呼びます。よく運動をする筋肉の集合体で、きめがあらく、肉質は屋やかためです。ネックと同様にエキス分、ゼラチン質を豊富に持っています。(4)リブロース
通常「ロース」と呼ばれる部位で、その断面は見事な霜降り状態となります。きめが細かく、やわらかい優れた肉質を持っているので、「ヒレ」「サーロイン」と並ぶ価値を持つ最高部位とされています。(5)サーロイン
リブロースとランプに挟まれた部位で、きめが細かく軟らかい最高の肉質を持っています。「サーロインステーキ」として有名な、ステーキに最も適した部位です。お肉の豆知識その2
牛肉にはどんな部位があるの? - 後編 -
(6)ヒレ
牛の他の部位と比較して最も運動をしない筋肉なので、一番柔らかい部位となります。牛一頭から得られる肉量に対して、ヒレの占める割合は3%ほどしかありません。(7)ばら
「かたばら」とそれに続く「ともばら」の境目あたりは、繊維質、筋膜が多く、肉のきめはあらいですが、赤身と脂肪が層になって霜降りになりやすい部位です。大変、濃厚な風味を持っています。(8)もも
「うちもも」は牛肉の部位の中でも脂肪が最も少なく、ほとんどが赤身なので、赤身を好む人には最適な部位です。「しんたま」も脂肪が少ない赤身が中心の部位ですが、肉のきめは細かくやわらかい。(9)そともも
もも系の部位では最も運動量が多い筋肉なので、きめはあらく、肉質はややかたい部位です。(10)ランプ
「サーロイン」に接続している部位で、ロイン系の最高部位に次ぐ準高級な部位として評価されています。「らんいち」「らむ」とも呼びます。(11)すね(まえずね、ともずね)
前足のものを「まえずね」、後足のものを「ともずね」と呼びます。肉質はかたく、腱のおおい部分です。「ネック」「かた」と同様にエキス分、ゼラチン質を豊富に持っています。お肉の豆知識その3
焼き肉店で食べる「ハラミ」と「サガリ」はどのように違うのですか?
【答え】
いずれも胸と腹を仕切っている横隔膜の筋肉(内臓肉)であり、「ハラミ」は肋骨側の横隔膜、「サガリ」は胸椎につながる横隔膜です。ともに、脂質が多いため柔らかく、食感や風味が食肉に似ていることから、焼肉店の人気メニューになっています。お肉の豆知識その4
牛の胃袋はいくつあるの?
【答え】
牛には胃袋が4つあり、第1胃はミノ、第2胃はハチノス、第3胃はセンマイ、第4胃はギアラと呼ばれています。(1)ミノ
牛の4つの胃の中で一番大きく肉厚でかたく、繊毛が密生しています。第一胃のうち特に厚くなった部分は「上ミノ」と呼ばれ、焼肉店などでもおなじみ。(2)ハチノス
牛の第二胃のこと。胃の内壁の形が名の通り蜂の巣のようにひだになっていることから、こう呼ばれています。蜂巣胃ともいい、煮込み料理やモツ焼きなどに利用されています。(3)センマイ
千枚のひだがあるような形で、特有の歯触りがあり、脂肪が少なく、鉄を多く含みます。(4)ギアラ
牛の第四胃のこと。表面がなめらかで、薄く、大きなひだがあるのが特徴。アカセンマイとも呼ばれ、煮込み料理などに向いています。お肉の豆知識その5
ステーキの焼き具合について
(1)レア 【内部温度55~65℃以下】
片面を強火で30秒焼き、弱火にして1分焼く。表面は焼けているが、中心部は生で、肉汁が多い。(2)ミディアム・レア 【内部温度65℃】
片面を強火で30秒焼き、弱火にしたら1分30秒焼く。返して同様に焼く。レアより火は通っているが、中心部はまだ生の状態。切ると赤い肉汁がうっすらとにじみ出る。(3)ミディアム 【内部温度65~70℃】
片面を強火で30秒焼き、弱火にしたら2分焼く。返して同様に焼く。中心部にちょうど良い状態に火が通り、薄いピンク色。肉汁は少ししか出ない。(4)ウェルダン 【内部温度70~80℃】
片面を強火で30秒焼き、弱火にしたら2分30秒ほど焼く。返して同様に焼く。肉汁はほとんど出ない。それよりしっかり焼けばベリーウェルダン。お肉の豆知識その6
ハム・ソーセージ・ベーコンは、どのように保存したら良いの?
また、冷凍保存しても良いの?
【答え】
■ハム・ソーセージ・ベーコンは、空気や光に触れると退色・変質・乾燥します。そのため、開封後は、ラップでしっかり包み、できるだけ空気に触れないようにし、商品のパッケージに記載されている保存方法で正しく保存して下さい。また、一度開封すると保存性は著しく低下するので、賞味期限に関わらずなるべく早くたべましょう。お肉の豆知識その7
「消費期限」と「賞味期限」の違いは何ですか?
【答え】
「消費期限」は品質が急速に劣化する食品に表示されている期限で「安全に食べられる期限」です。開封前の状態で定められた方法により保存した場合に、腐敗などの品質劣化に伴い、安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示しています。例えば、弁当、調理パン、生菓子類などに「年月日」で表示されてます。「賞味期限」は、比較的品質が劣化しにくい食品に表示される期限で、「おいしく食べられる期限」です。お肉の豆知識その8
「賞味期限」は誰がどのようにして設定しているの?
【答え】
食品の保存性は、原材料の衛生状態や製造工程での衛生管理、加工技術、包装技術などによって異なります。このため、「賞味期限」は、その製品についての情報を一番よく知っている製造者が様々な保存試験を行って、表示します。保存試験では、経時的な細菌数の増殖を調べる微生物検査やpHなどを調べる理化学検査、さらに、味、臭い、色などを調べる官能検査などを行います。その結果から、可食期間(食べられる期間)を定め、一般的には、これに、0.7~0.8の安全係数を乗じて「賞味期限」を設定しています。お肉の豆知識その9
お肉の賢い「保存方法」と「解凍方法」
【答え】
お肉を買うのは買い物の最後にして、寄り道をしないでまっすぐ帰りましょう。帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保存します。詰めすぎは禁物で、庫内全体を低温に保つことが大切です。頻繁に開閉すると一定温度に保てないので要注意。冷蔵の場合、保存期間は牛肉のスライスで3日、ブロックなら5日、豚肉は2~3日、鶏肉は翌日までが目安。ひき肉はその日に使い切りましょう。《冷蔵》
お肉は空気に触れるほど酸化が進み、風味が落ちたり、雑菌がついたり、カビが繁殖しやすくなります。残ったらラップで包み直し、密閉できる保存用ポリ袋や容器に入れます。水分を多く含み日持ちしない鶏肉は脱水シートにはさんで冷蔵すると、水分が抜けて肉が締まります。《冷凍》
必要なだけ取り出せるように分けて冷凍します。ラップは破れやすいので、ポリ袋で二重三重に。ファスナー付きのフリージングバッグも便利です。《解凍》
大きさや形にもよりますが、冷蔵庫で3~4時間で半解凍になります。指で押してみてまだ内部が少し凍っている状態で調理を始めます。完全に解凍してしまうと美味しい肉汁が流出してしまいます。水やお湯につけて解凍すると肉のうまみや風味が損なわれます。お肉の豆知識その10
フライパンの特徴について
(1)鉄製フライパン
使い込むほど油が馴染み、使いやすくなるのが厚手の鉄製フライパン。熱伝導が均一なことから、焼きむらが少なく、焼き色がきれいです。(2)フッ素樹脂加工のフライパン
油を引かなくても焦げ付かない便利さが特徴。キズがつきやすいために使い方に要注意。(3)グリルパン
底に縞状の溝があることから、美味しそうな縞の焼き色が付きます。余分な脂が溝に落ち、スッキリした味に焼き上がります。お肉の豆知識その11
食肉料理の大切な脇役主なスープの種類について
(1)鶏ガラスープ
用途によって西洋・和風・中華の3種類のスープに大別されます。香味野菜と香辛料の違いで区別されます。例えば、和風スープには鶏ガラのほかにだし昆布、干ししいたけや鰹節などを入れます。中華にはネギや根生姜、洋風には玉ねぎ、にんじん、セロリ、ローリエなどを入れます。(2)豚骨スープ
ラーメン用のスープで有名ですが、煮干しや干ししいたけなどを加えて和風にすることもできます。(3)ビーフコンソメスープ
コンソメとは「完成された」という意味。澄んだスープの一種で美しい琥珀色が特徴です。牛肉・鶏肉・魚などから取った出し汁に、牛肉などの赤身肉を加えて煮ます。アクを丁寧に除き、布で漉して浮いた脂肪分を取り除く、非常に手のかかる上品なスープです。(4)ブイヨン
フランス語で出し汁のこと。牛の骨付きすね肉や鶏ガラ、魚などに香味野菜、香辛料を煮込んで漉して作ります。お肉の豆知識その12
主なソースの種類について
<1>ドミグラスソース
煮詰めた濃厚なソースという意味。ハンバーグやビーフシチューなどには欠かせないソースです。小麦粉をバターで褐色に色づくまでゆっくり炒め、一度冷ましたものに、牛や鶏の骨、野菜を煮込んで作った出し汁を入れ、アクを取りながら半分から十分の一程度の量までゆっくり煮詰めます。さらにワインなどを入れて風味を付け、手間と時間をかけたソースです。<2>ホワイトソース
きれいなクリーム色に仕上げるために鉄製のフライパンは使用しません。バターをソースパンかフッ素樹脂製のようなフライパンに入れ、弱火でゆっくり焦がさないように溶かし、小麦粉を入れて炒めます。少しサラッとした感触になるまで炒め、冷たい牛乳を一気に加え、木べらでゆっくり混ぜます。表面につやが出てクリーム状になるまで煮詰めましょう。シチューやグラタンに使用しますが、軟らかい「こく」がおいしさを引き立てます。<3>グレービーソース
肉の焼き汁を利用して作るソースで、ローストビーフなどを焼き上げたあとに残った野菜を使って作ることもできます。<4>フルーツソース
プラムやリンゴを使ったソースでローストポークなどに使います。<5>レモンバターソース
クリーム状に練ったバターにレモンの皮を摩り下ろして加えます。ビーフステーキにのせたりして使われています。<6>オイルソース
フレンチドレッシングやマヨネーズなど多くの種類があります。<7>芝麻醤(チーマージャン)
いりごまをよくすり、ごま油で溶いたごま味噌。棒棒鶏(バンバンジー)やしゃぶしゃぶに使われます。<8>豆板醤(トーバンジャン)
そら豆が原料の味噌に唐辛子を加えて発酵させたもの。マーボー豆腐、担々麺などに使われます。<9>甜麺醤(テンメンジャン)
小麦粉に特殊なこうじを加えて発酵させた味噌。甘さが特徴で北京ダックの味噌だれのベースなどに使われます。お肉の豆知識その13
主な油の種類について
(1)サラダ油・天ぷら油
材料によっていろいろな種類の油があります。サラダ油は精製度が高く飽和脂肪酸を除いています。(2)ごま油
原料はごま。天ぷらや中華料理などに使われ、風味が良いのが特徴です。ごま油はビタミンEが含まれ酸化しにくいといわれています。(3)オリーブ油
オリーブの実から搾った油で、緑色のエキストラバージンオイルは一番搾り油のことです。近年健康志向に伴い、消費量も上がっています。動脈硬化の予防効果があるといわれ、日本では小豆島などで栽培量が多くなっています。(4)バター
牛乳の脂肪分を固めて作ったもので、コクとうま味を増すので菓子や肉料理に使われます。薄黄色でビタミンAをはじめ、ビタミン数種が含まれます。焦げやすいので初めは弱火で、又、サラダ油と併せて使うと良いでしょう。(5)ラード
豚の脂で中華料理などによく使われます。揚げ物油としても使われ風味が良いのが特徴です。(6)ヘット
牛の脂ですき焼きの焼き脂やビーフカツなどの揚げ油にも使われます。(7)網脂
豚の胃や腸を包んでいる脂で、鶏の丸焼きのときに全体を包んだり、ハンバーグをこれに包んで焼いたりします。(8)ケンネ脂
牛の腎臓周囲の脂で風味があります。ミートパイの生地に練りこんだり、ハンバーグに入れたりします。お肉の豆知識その14
主なスパイスについて
<1>こしょう
さわやかな刺激性の香りと辛さが特徴の、最もポピュラーな香辛料。白と黒があり、白は果皮を除いたもの、黒は未熟果の皮つきで、黒の方が香り、辛味とも強いです。酸素活性作用があり、消化機能を刺激し便秘にも効果があるといわれています。ペッパーステーキは粗くつぶした粒こしょうを押しつけて焼きます。<2>ローリエ
月桂樹の葉。さわやかで明瞭な芳香があるので、食肉料理には欠かせません。特にビーフシチューなどの煮込み料理によく使われます。ローリエとこしょうがあれば洋風お総菜料理にはこと足ります。<3>ナツメグ
スパイシーな甘い香りとほろ苦さ、消臭効果もあります。ハンバーグのような挽肉料理に使われます。<4>クローブ
釘のような形をしているので、和名は丁字。刺激的かつバニラ風に甘い香りで、ほろ苦さもあります。ポトフなどに使われます。胃腸の働きを高める作用があります。お肉の豆知識その15
主なスパイスについて ~その2~
(1)パプリカ・サフラン・ターメリック
主に着色を目的とし、パプリカは赤色、サフランは黄色、ターメリックは和名うこん、健康食品としてもよく出ています。パプリカはハンガリー風煮込み、サフランはブイヤベース、ターメリックはカレーに欠かせません。(2)八角
中華料理の焼き豚やトンポーローなどに使われます。(3)生姜
香辛料としてだけでなく食材としても食されています。身体を温めて免疫効果を高めるため、風邪の療法にもよく使われます。(4)にんにく
世界各国の料理に使われています。料理に食欲をそそる香味を与えてくれます。糖分を分解するアリシンも含まれ、疲労回復や体力増強に効果があります。(5)コリアンダー
別名香菜とも呼ばれ、独特の風味があり、好みが分かれるところです。葉にはカロチンやビタミンが豊富に含まれ、胃腸の働きを促し、新陳代謝を活性させる作用があります。お肉の豆知識その16
主なハーブについて
(1)ローズマリー
森を感じさせる強い芳香。鶏肉やラム肉のロースト肉やポトフなどに使われます。抗酸化作用を持ち、ハーブの他アロマオイルとしても活用されます。(2)セージ
独特の香りが強く、肉や内臓のクセを消すのに適しています。ソーセージには不可欠。ソーセージの名もこのセージに由来しているといわれています。脂っこい料理の消化剤としても使われます。ハーブティとしてもよく飲まれます。消化を助け、口内炎や口臭予防にもなります。(3)タイム
さわやかでしかもきりっとした風味。肉のマリネやローストの風味付けに使われます。にんにくや玉ねぎ、赤ワインともよく合い、肉・魚料理を引き立てます。脂肪の多い食べ物の消化を助けます。(4)スイートバジル
イタリア料理でおなじみの、甘くてしかもスパイシーな香り。トマトソースにはバジルは欠かせません。ハーブティにしても良く二日酔いや脂っこい食べ物の後はすっきりします。お肉の豆知識その17
主なハーブについて ~その2~
(1)ミント
はっかの香り。肉料理にかけるソースの風味付けや、肉にまぶして焼いたりします。消化を助け殺菌効果も期待できますが妊娠・授乳中は飲みすぎないように注意が必要です。(2)マジョラム
繊細な甘い香り。ステーキや肉料理のソースに刻んで混ぜます。長時間の煮込みものには生よりドライを。(3)カモミール
料理にも使われますが、ハーブティとしてよく使われ、リラックスできる香りとして知られています。体を温める作用があります。(4)チャービルとイタリアンパセリ
甘い香りのチャービルは「美食家のパセリ」とも呼ばれています。イタリアンパセリはすがすがしい緑の香り。肉のソテー、フライ、グリルなどにひと枝添えて、見た目も味も爽やかさを楽しみます。お肉の豆知識その18
食物アレルギーについて
【表示義務のある対象品目】
卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに【食物アレルギーの主な症状】
「かゆみ・じんましん」「唇・まぶたの腫れ」「おう吐」「咳・喘鳴」など。アナフィラキシー・ショックを起こし、死に至ることもあります。お肉の豆知識その19
鶏肉・鶏内蔵の特徴
【手羽(手羽もと・手羽先・手羽なか)】
手羽先はゼラチン質や脂肪が多くて濃厚な味なので、スープやカレー、煮物に。手羽もとは、ウイングスティックと呼ばれ、手羽先よりは淡白なので炒め物や揚げ物に。骨付きのものは水炊きにすると、骨から良い味が出ます。【むね肉】
脂肪が少ないため、エネルギーが低い部位です。あっさりしているので、から揚げやフライに。照り焼き、焼きとり、炒め物、煮物、蒸し物などいろいろに利用できます。【もも肉】
むね肉に比べて肉質はかためですが、味にコクがあります。照り焼き、ローストチキン、フライ、から揚げなど、広く利用できます。骨つきのものをカレーやシチュー、煮込みにするとよい味がでます。【ささみ】
形が笹の葉に似ているので、この名前が。脂肪は少なく、たんぱく質を多く含みます。淡白な味なので、揚げ物にして、油のうま味をプラスして。肉質がやわかいため、ゆでて、酒蒸しやサラダ、和え物に。お肉の豆知識その20
鶏肉・鶏内蔵の特徴 ~その2~
【かわ】
脂肪の量が多く、エネルギーはささみの約5倍。黄色の脂肪を除き、さっとゆでて冷水にとり、余分な脂やにおいを洗い流してから調理します。から揚げや網焼き、炒め物、煮物、和え物に。【きも(心臓)】
ハツとも呼ばれ、肝臓といっしょに売られています。まわりの脂肪を除いて洗い、縦半分に切って血のかたまりを除き、水洗いをし、冷水につけて血抜きをしてから調理します。串焼き、煮物、揚げ物、炒め物に。【きも(肝臓)】
たんぱく質、ビタミンA、B1、B2、鉄を多く含み、ビタミンAは豚レバーに次いで多く含まれています。冷水に30分くらいつけ、血抜きすれば臭みが気になりません。焼きとり、煮物、揚げ物、炒め物、レバーペーストに。【すなぎも(筋胃)】
すなぶくろとも呼ばれ、砂を蓄え食べた物をつぶすなどの働きをするため、筋肉が発達しています。クセがなく、コリッとした歯触りです。脂肪が大変少なく、低エネルギー。生姜を効かせて煮たり、から揚げ、炒め物に。お肉の豆知識その21
ホルモンとモツについて
お肉の豆知識その22
ハンバーグの上手な焼き方について
お肉の豆知識その23
ローストビーフの焼き方について
お肉の豆知識その24
焼き肉の上手な焼き方について
お肉の豆知識その25
お肉の上手な炒め方について
お肉の豆知識その26
お肉の上手な蒸し方について
お肉の豆知識その27
お肉の揚げ方の種類について
【素揚げ】
材料に衣を付けずに揚げる。素揚げにしてタレをつけたり、下味をつけて素揚げしたり、材料の下ごしらえとしての素揚げもある。【から揚げ】
材料にかたくり粉、小麦粉、上新粉、くず粉などをまぶして揚げる。下味をつけておく場合が多い。フライドチキンや竜田揚げがある。【衣揚げ】
小麦粉やかたくり粉をベースに、卵や水で溶いた衣を付けて揚げる。和風では天ぷら、洋風では卵を泡立てて衣を作るフリッターがある。【パン粉揚げ】
材料に、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けて揚げる。とんかつ、コロッケ、フライなどがある。お肉の豆知識その28
お肉の上手な揚げ方について
お肉の豆知識その29
お肉の上手な煮方について
「ひたひた」は汁から材料が見え隠れする程度
「かぶる」は材料が丁度沈む程度。
「たっぷり」はそれ以上の深さです。
煮物は水を加えて煮立つまでは強火にします。煮立ってくるとアクが出てくるので弱火にして丁寧にすくい取ります。アクを取らないと煮汁が濁ったりするので気をつけましょう。煮立ったら落し蓋をします。落し蓋とは材料に直接のせる蓋で、煮汁の蒸発を防いだり、煮汁が全体に行き渡るようにしたり、鍋の温度を高く一定にする効果があります。西洋料理ではあまりしませんが、煮汁がひたひたな料理には落し蓋が有効です。お肉の豆知識その30
お肉の上手な煮方について ~その2~
お肉の豆知識その31
硬い肉を美味しく食べるコツ
(1)焼く前に「筋切り」を
ロースなどでステーキやソテーを作るとき、赤身と脂肪の境の白く半透明に走っている筋の部分に、包丁の刃先で切り込みを入れます。肉の大きさにもよりますが、3~4ヶ所から5~6ヶ所に。(2)たたいて繊維を壊す
肉たたき(ビール瓶でも可)などで均一にたたいて繊維を壊し、軟らかくします。(3)果物の酵素を活用する
パイナップルの中のブロメラインという成分が、肉の中にあるたんぱく質分解酵素「プロテアーゼ」に働きかけ軟らかくします。キウイフルーツやパパイア、梨、イチジクなども同様です。缶詰でなく「生の果実」を使用のこと。焼く前に10~30分ほど漬け込みます。お肉の豆知識その32
硬い肉を美味しく食べるコツ ~その2~
お肉の豆知識その33
ミネラルの種類について
お肉の豆知識その34
ミネラルの働きについて
お肉の豆知識その35
貧血症の方には食肉を
お肉の豆知識その36
亜鉛不足による味覚障害
お肉の豆知識その37
生理活性物質について
お肉の豆知識その38
食肉の生理活性物質について
(1)セロトニン
必須アミノ酸のトリプトファンを原料とする神経伝達物質の一つです。心のバランスを整える作用があり、不眠症の解消やうつ病の発症を抑えるともいわれています。(2)カルニチン
脂肪を燃焼してエネルギーに変える上で不可欠な物質です。エネルギーのもとであるATP(アデノシン三リン酸)は細胞のミトコンドリアで作られますが、その原料をミトコンドリアに運ぶ役目をしているのがカルニチンです。カルニチンは体内でも生成されますが、食品中の最大の供給源は牛肉の赤身部分です。運動機能の向上や身体の瞬発力増加への効果があるといわれています。お肉の豆知識その39
食肉の生理活性物質について ~その2~
(1)タウリン
心臓や血管の収縮を調整する役割や、肝臓の機能を活性化する働きがあります。体内でも合成されますが食肉の赤身には多く含まれています。特に豚肉や牛たんに多く含まれています。(2)カルノシン
食肉に含まれているこの物質は、酸化を予防する抗酸化作用があり、白内障を防ぐ働きなどをしています。また、運動機能の向上やアンチエイジング、疲労抑制作用もあるといわれています。(3)イミダペプチド
イミダペプチドとは正式には「イミダゾールペプチド」といい、動物の骨格筋に存在するアミノ酸結合体です。一説では、カルノシン+アンセリンの複合体であるといわれています。渡り鳥の筋肉中に高濃度に含まれており、鶏胸肉にも豊富に含まれています。この物質は、疲労回復効果が科学的に示されています。お肉の豆知識その40
おいしさの科学について
【おいしさとは】
食べ物のおいしさは、多くの要素によって構成されています。味の基本は5原味といい、次の五つです。【おいしさの秘密は?】
食べ物を口に入れると、下の味蕾(みらい)が味をキャッチし、鼻による臭覚で香りを、口の粘膜による感触でテクスチャーや温度を、目による視覚で形や色つやを、そして、耳による聴覚で音を感じ取り、これらを総合したものが「食味」です。お肉の豆知識その41
食肉のおいしさについて
【うま味と「こく」】
食肉の味はうま味と「こく」によって醸し出されます。うま味の主な成分はグルタミン酸やイノシン酸です。「こく」については分かっていない部分が多いのですが、5原味の内の複数のものが味覚神経を刺激して感じられると考えられています。「こく」には脂肪もかかわっており、融点により「こく」の感じ方も変わります。お肉の豆知識その42
食肉のおいしさ(香り)について
【香り】
味に関する点では、食肉(牛・豚・鶏肉)は構成成分が基本的に同じであるために、鼻をつまんでこれらを食べると食肉の種類の区別はつきません。食肉の種類を特徴付けているのは香りです。食肉の香りは煮たり焼いたりしたときにはっきり出ますが、その香りをかいだだけで区別がつけられる動物種特有の香り(動物臭)があります。この香りは肥育されるときの飼料や、と畜後の熟成の程度によっても変化します。和牛の独特の香りは「和牛香」といわれています。お肉の豆知識その43
加熱によるおいしさについて
お肉の豆知識その44
食肉の調理(準備)について
【カット】
食肉は、カレー用など調理用途に合わせてカットして販売されている商品もありますが、ブロック肉やスライス肉などは使用する用途に合わせてカットする必要があります。また、骨を取った後の軟骨などが付着している場合もあるので、付着していたら除去します。ロースなどは脂肪層と赤身肉との間に筋があるので筋切りをします。厚切り肉を揚げたり焼いたりする場合は肉たたきで軽くたたいて、肉質をやわらかくしたり、場合によってはたたきのばしたりします。また、ローストビーフやポトフなどの場合は形を整えるために、タコ糸などで縛ります。お肉の豆知識その45
食肉の調理(下味)について
お肉の豆知識その46
栄養について
お肉の豆知識その47
たんぱく質について
お肉の豆知識その48
筋肉はたんぱく質の集まり
お肉の豆知識その49
たんぱく質は常に入れ替わる
お肉の豆知識その50
たんぱく質は常に入れ替わる ~その2~
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