お中元・お歳暮は継続して贈るものです。単年しか送らない場合は、「御礼」として贈りましょう。

お中元は、年頭から半年間の感謝を込めており、夏の暑さで体調を崩されないよう相手の健康を思い贈ります。贈る商品も、全体的に暑い夏を乗り切って頂けるような、涼やかな食べ物系が主流です。

お中元を贈る時期は地域によって異なりますので、のし書きには注意してください。

< point > 関東ではお中元の後に暑中見舞いがありますが、関西ではそもそも暑中見舞いがなく、お中元が終われば残暑見舞いになります。

お中元

  関東 関西
お中元 7月上旬~15日 7月上旬~8月15日
暑中見舞い 7月16日~立秋  
残暑見舞い 立秋~9月上旬 8月16日~9月上旬
お中元に人気の商品
  • そうめん

  • ジュース

  • ゼリー

  • ビール

お歳暮

またお歳暮は、江戸時代より一年間の感謝と翌年の引き続きのお付き合いを願い贈ります。そのためお中元よりも商品価格が高額になる傾向があります。お中元を贈らなくても、お歳暮だけ贈るという方もいらっしゃいます。

お歳暮は、地域によってのし書きが変わるということはありません。人気が高い贈り物は、年末・年始に家族がそろって食べられるものが多いです。

御歳暮 御歳暮
12月上旬~12月20日
寒中見舞い
12月21日~年末
御年賀
1月1日~1月7日
寒中見舞い
1月8日~2月4日(立春)
お歳暮に人気の商品
  • スイーツ詰め合わせ

  • ハム

  • お酒

  • お惣菜

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知っておくと便利な知識

お中元もお歳暮も本来は訪問して日頃の感謝を述べ、直接渡すのが原則です。しかし近年ではデパートなどから配送することが多くなりました。
直送する場合は送付状を同梱するか、荷物が届くころに別に手紙かハガキを出すのがマナーです。先方に送る文面には、挨拶と一緒に、何を、いつ、どこから送ったかを記載するようにしましょう。

※もしご不幸があったら……
自分、もしくは相手方にもしご不幸があった場合、四十九日が明けてからお中元、またはお歳暮を贈りましょう。気になるようであれば、無地のしを使用してください。

御歳暮と御年賀

御歳暮と御年賀の違いは贈る時期です。一般的に御歳暮を贈っている場合は、御年賀は不要と言われています。

御歳暮は、1年お世話になった感謝を込めて年の暮れに贈ります。
御年賀は、松の内(元日から1月7日まで)に新年の挨拶として、持参し手渡しすることが基本です。

御歳暮を贈っておらず、御年賀を持参する場合、「年末に挨拶が出来ず申し訳ありません」という意味を込めて、やや改まった品を持参するのがマナーとなります。

毎日家族のために働き、家事をしてくれる、お父さん、お母さん。そんな2人に年に1回感謝の気持ちを伝えるのが、父の日と母の日です。

母の日

母の日は、毎年5月の第2日曜日です。昔はカーネーションを渡すのが一般的でしたが、近年ではお花以外にも色々なギフトが用意されています。
人気の商品は、フラワーアレンジメント アクセサリー 化粧品 スイーツです。

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父の日

そして母の日から約1ケ月後の6月の第3日曜日には父の日があります。母の日がカーネーションを贈る日なら、父の日はバラを贈る日ですが、こちらは昔からなかなか見られませんね。
仕事で忙しいお父さんには、ネクタイ お酒 傘 財布 小物などがギフトとして人気です。

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敬老の日

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」が敬老の日になります。
60歳以上の老人の方を敬い、高齢者を取り巻く状況に目を向けてみましょう。身近なおじいちゃん、おばあちゃんに健康で長生きしてほしいという思いを込めて、健康グッズの贈り物が人気です。

また、下記の賀寿ではその年にあった色の贈り物を贈ります。

呼び名 代表的な贈り物 由来
還暦 満60歳
(赤いちゃんちゃんこ)
昔の暦は十干十二支で出来ており、60種類の組み合わせがありました。61年目に生まれた年に戻るので、「暦が元に戻る=還暦」といいます。
古希 数え70歳 唐の詩人・杜甫の「人生七十古来稀なり」に由来します。
喜寿 数え77歳 「喜」のくずし字の、七十七と読めることが由来です。
傘寿 数え80歳 黄(金茶) 「傘」の俗字は「仐」と書き、八十と読めることが由来です。
米寿 数え88歳 黄(金茶) 「米」の字を離して書くと、八、十、八になることが由来です。
卒寿 数え90歳 「卒」の略字は「卆」と書き、九十と読めることが由来です。
白寿 数え99歳 百という字から「一」を取ると「白」となることが由来です。
紀寿 数え100歳 100年=1世紀であることが由来です。
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