otona大西の考える、新しい自分の見つけ方


今も覚えている30数年前のこと…。

当時20才くらいだったと思いますが、

その当時の上司であった女性の

何気ないしぐさ、メイク、ヘアースタイル

本当に素敵でカッコ良くて、

どうすればあんな風になれるのか、

みようみまねで眉間にしわを寄せて、

髪の毛をかきあげて、

私には似合わないメイクをして

少しでも憧れの上司に近づけるように

必死で頑張っていた若かりしあの頃。

今、この文章を懐かしく笑いながら、

書いている52才の私です。



年齢を重ねた今、見た目は若い子には

逆立ちをしても何をしても

絶対に勝つことは出来ません!

悲しいけど負けです。

だからと言って、

見た目の美しさも、もちろん女性である限り大切で

『美への探究』は忘れないで、

いくつになっても、女性としての進化をしつづけていきたい

と考えます。



しかしそれだけではなく、

色々な人生経験を済ませたからこそわかった気付き、

そこが私達の年齢の武器になるのではないでしょうか。



前置きが長くなってしまいましたが、

今回のお話『憧れられる女性になろう。』

皆様の周りにも、

色々なカッコイイ女性がいらっしゃいますよね!



仕事をバリバリとこなし、ファッションもメークもバッチリ!

正直私も一番に憧れます。

しかし、カッコイイ女性というのは

何も仕事を持っているだけとは限らないと私は思います。



例えば、お子様に手作りのお弁当を

毎日欠かさずに作って送り出されているお母様。

どんなに忙しくても、

家族に手作りの朝ごはんを作られるお母様。

いつ、誰かに突然訪問されても

お家の中をピカピカに掃除されている皆様。

母国語以外に読み書き、会話が出来る皆様。

まだまだ、たくさんいらっしゃると思います。



私が思うに、

憧れる=尊敬とは違って

自分ならやれるかも?やってみたい!やれるかもしれない!

って思う、一番最高に取り組んでみたい何かを見つけて

ひたすら、フロー状態

(うちの会社でブームになっているワードで、

一心不乱に夢中になっている状態)になることなんです。



その姿は、どんなことだってキラキラしていて、

周りから憧れと羨望の眼差しを浴びせられるはずです。

でも、その何か?っていうのが

なかなか見つけられないのですよね。



ちなみに、私ある百貨店を退職して

しばらく仕事はしないと思っていたある日

家のポストに投函されていた

手作りのチラシを主人が見つけて、

私にみせてくれたのが、

今の仕事につくきっかけなんです。



それから、たまたまつけっぱなしのテレビから

流れていた韓流ドラマ

当時、韓流が一番熱かった時代、

まったく興味がなかったのですが、そこから始まった

韓国語の勉強。

理屈っぽくて英語が苦手、絶対語学には向かない私にとって、

日本語とほとんど文法が同じだったことで

すんなりと入っていくことが出来たんです。

何かしら、今の仕事にも役立っている次第です。


本当に何が幸いするかわかりません。



皆様も身近に目を向けて見てください、

自分磨きの材料があるはずです。


人生半分以上は過ぎてしまっていますが、

まだまだ勉強することがたくさんありすぎて

毎日何からやっていこうか試行錯誤ですが、

頭を柔軟にして常に新しいことにアンテナを張り巡らし

興味を持つようにしています。

当たり前のことですが、

興味を持つことは新しい出会いに繋がります。

知識や人との出会い、それが

ただ歳をとっていくだけでなく

周りからみると、

素敵な女性に見られるのではないかと思います。


なんだか、長々と語ってしまいましたが

本来いい歳をして恥ずかしいですが

文章を書くのが、めちゃめちゃ苦手な私です。

今回は初回ということもあり、

少しかしこまった言い回しになってしまいましたが、

次回からは、もっとラフにおばちゃんトークで

お目にかかりたいと思っています。

これからもよろしくお願いします。



otona ディレクター 大西