「ポ」と「ボ」の文字
きれいに読めていますか?

小さい文字が読みづらくなってきたり、目にギュッと力が入ったら老眼のサインです。
本人は無意識でも、まわりの人には意外と気づかれているもの。

はじめてリーディンググラスをかけるのは、ちょっと勇気がいることですが、
やせ我慢をしていても目が疲れるだけでいいことはありません。

このチェックでは簡単2ステップであなたに老眼鏡が必要かどうか、
さらには使い方にあった目安度数まで確認できます。

さあ!チェックしてみましょう!
簡単2ステップであなたの目安度数が分かります!

STEP-1
指先で簡単近点チェック

まず、図のように人差し指の腹を向けて目の直前にかざしてください。
そして、人差し指を手前からどんどん遠ざけてください。
そうすると、人差し指の指紋がくっきり見えるところ(ピント)が合うところがあります。
そこがあなたの「近点」です。

一般的には、人差し指の指紋が見える距離「近点」が30cm以上離れると老眼鏡が必要と言われています。近視の方でも老眼鏡が必要になる場合があります。
なぜなら、近視の方がメガネをはずすと、かなり近い距離でピントが合うからです。
もし、快適な距離で手元を見たい場合は、弱い近視用のメガネを老眼鏡として掛けるのがおすすめです。自分の近点距離が何センチか、ぜひ一度チェックしてみてください。

近点距離に対する目安年齢

  • ※老眼鏡を必要と感じる近点までの距離には個人差があります。
  • ※目の病気や左右の度数が大きく異なる方や、近視や乱視が強い方はこの方法では老眼かどうかチェック出来ません。眼科を受診して医師の診断を受けてください。


 

STEP-2
自分の度数をチェック!

1.

「近点距離」= 自分の差し指の指紋がくっきり見える距離

2.見たい物の(ピントを合わせたい)距離を選択してください。

度数の目安

近点距離と見たい距離から算出した度数の目安は下記の内容になります。

近点距離およそ30cmの場合

見たい距離 度数の目安
机の上の新聞など70cm
ノートパソコンなど50cm
本やメニューなど40cm
スマホなど30cm +1.0
手芸やネイルなど25cm +1.5
模型製作など20cm +2.0

近点距離およそ40cmの場合

見たい距離 度数の目安
机の上の新聞など70cm
ノートパソコンなど50cm
本やメニューなど40cm +1.0
スマホなど30cm +1.5
手芸やネイルなど25cm +2.0
模型製作など20cm +3.0

近点距離およそ60cmの場合

見たい距離 度数の目安
机の上の新聞など70cm
ノートパソコンなど50cm +1.0
本やメニューなど40cm +1.5
スマホなど30cm +2.0
手芸やネイルなど25cm +2.5
模型製作など20cm +4.0

近点距離およそ80cmの場合

見たい距離 度数の目安
机の上の新聞など70cm +1.0
ノートパソコンなど50cm +1.5
本やメニューなど40cm +2.0
スマホなど30cm +2.5
手芸やネイルなど25cm +3.0
模型製作など20cm 特別注文

近点距離およそ80cm以上の場合

見たい距離 度数の目安
机の上の新聞など70cm +1.5
ノートパソコンなど50cm +2.0
本やメニューなど40cm +2.5
スマホなど30cm +3.0
手芸やネイルなど25cm +3.5
模型製作など20cm 特別注文

そもそも老眼って何?

加齢によって、毛様体筋が衰えたり水晶体の柔軟性がなくなったことにより、近くにピントを合わせにくくなる現象を老眼といいます。

目のピントと調整力

  • 遠くを見る時は、毛様体筋が緩んで
    水晶体が薄くなります。

  • 近くを見る時は、毛様体筋が緊張して
    水晶体が厚くなります。

私たちがものを見るときのピント調整は、カメラのレンズのような働きをする「水晶体(レンズ)」によって行わており、遠くのものや近くのものにピントを合わせる大切なはたらきをしています。

このピント調節にかかわっているのが「毛様体筋」という筋肉で、「水晶体(レンズ)」を引っ張ったり緩めたりしています。 遠くを見るときは、リラックスしている状態で、「毛様体筋」が伸び「水晶体(レンズ)」が薄くなって焦点が合います。 一方、近くを見るときは、緊張している状態で、「毛様体筋」が縮み「水晶体(レンズ)」が厚くなって焦点が合います。

パソコンの画面や本など、近くのモノを長時間見ていると、「毛様体筋」は緊張していることが続くので、目が疲れやすくなります。加齢によって水晶体の柔軟性がなくなり、ピント調節力も衰えるため、小さな文字が見えにくくなります。

よく聞かれる正視、近視、遠視の違い

  • 焦点が網膜あっている状態

  • 焦点が網膜の手前にある状態
    近くは見えるが遠くは見にくい

  • 焦点が網膜の後ろにある状態
    遠くも近くも見にくい

人間の目は、カメラに似ており、細かな光学的なパーツで構成されています。前方にある水晶体はレンズにあたり、後方にある網膜に焦点を合わせることで、ものが見える仕組みになっています。網膜にきちんとピントが合う屈折状態の人を「正視」といいます。網膜の前にピントが合う屈折状態の人を「近視」といい、逆に網膜の後ろにピントがくる人を「遠視」といいます。

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