「暑い!」という言葉、この夏には何回使うのでしょうか・・・。

大阪店にほど近い場所に新事務所を借りたネットチームですが、以前よりも歩行距離が長くなったため事務所に着くなり「あっつい・・」と数回は吐き出していますので、もうすでに一日20〜30回ペースで推移しているringネット担当の猿渡です。

「暑い」と言うと余計に暑く感じてしまうような気がして、なるべく体感温度を下げる日々を心掛けていますと必然的にカットソーばかりになってしまいます。アパレルとしてはアレな気もしますが、デスクワークが中心ですとやはりこれが一番快適ですぐに怠けてしまいます・・・。

普段、ジャケットを必要とするようなお仕事の方には難しい話ですが、たまの休みには羽を伸ばしたいですよね?そんなこんなで、年々カットソーの売り上げが伸び、シャツの売り上げが下がっています。今年こそはシャツが復調か!?と思っていましたが、蓋を明ければその動きに変わりはありませんでした。

昔からringをご利用頂いている方なら気付いたかもしれませんが、今年は例年になくカットソーの種類を増やしています。特にクルーネックはもはや定番と言いますかスタンダードになっていますので、今シーズンだけで初めてクルーネックのカットソーを取り扱うブランドが4。

そのうちの一つ、giab's ARCHIVIOのカットソーは夕方に出品し翌朝には完売という恐ろしいスピードで走り去って行きました。個人的にも展示会で気に入ってオーダーしてもらったので欲しかったんですが・・ナメてました・・・。

数あるクルーネックのカットソーですが、ring内では色々と役割を持たせてオーダーしていますので、その辺りの解説ができればとこの企画を思い付いたんですが、毎度のことながら脱線した話が多くなってしまいました。

今年はクルーネックカットソーのようにシンプルで勝手の良い人間になりたいと思います・・・。

ちなみに、バナーに使用されている写真は本編とは何ら関係はありません。バナー素材を探すために昨年同行したイタリア出張の画像を見ていると「やっぱりまたイタリア行きたいな・・」と少し寂しい気持ちになりました。
1日でも早くイタリアと日本に新たな形式の“当たり前の日常”が戻って欲しいですね。

もはや、ringにはなくてはならないアイテムとなったCIRCOLO 1901のガーメントダイカットソー。ガーメントダイ特有の何とも言えない男性的な色気は、インナー使いは勿論のこと、一枚での着用で盤石の華やかなさがあります。生地はガシッとしたヘビーなタイプではなく、滑らかで柔らかなタッチのジャージーなのでこのバランスの取れ具合はやはり秀逸です。

例年は、クルーネック・ヘンリーネックの2型展開ですが時代性を考慮してヘンリーネックは今シーズンはお休みしています。ちなみに、ring OSAKA店長 葭が以前よりCIRCOLO 1901のカットソーを愛用しており、その使い勝手の良さはお墨付きなんです。真冬以外の展示会周りでは大体このヘンリーネックを着ています。

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こちらも長年継続してオーダーしている定番中の定番アイテム。吸湿性や速乾性に優れたパイルは蒸し暑い日本の夏には打ってつけなんです。さらに、イタリアブランドらしい程よくコンパクトなシルエットに伸縮性あるストレスフリーな着心地。パイルらしい柔らかな質感がリラックスしたムードを醸し出しますので、仲間とのバーベキューや家族とのアクティビティなんかには最善の一品です。

継続的に続けているアイテムなので、今年のカラーバリエーションが少し寂しい気もしますが・・・比較的手に取りやすいプライスですので、未体験の方は是非一度お試し下さい。

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ringにはなくてはならない、と言うよりもバイヤー宮本がこよなく愛する120% linoのリネンカットソー。“後染め”を駆使した風合いとカラーリングで独自の世界観を築いていて、代わりのきかない大切なブランドなんです。リネンというシーズンを体現してくれる素材感はスタイリングのアクセントになりますし、何と言っても涼しくて早く乾いてくれます。しかし、後染めですので当面の間は単品手洗いで色移りにはお気をつけ下さい(汗)

毎年イタリア出張時に現地のショールームにてオーダーしています。今年は勿論イタリア出張は中止。来年の展開はどうなるのか今のとろこまだ分かりません・・・。

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こちらは今シーズンから新たに展開を開始したニューブランドになります。“BAUDOIN&LANGE”を始め、“BORELIO”・“Norlha”・“RENCONTRANT”・“moncao”・“LE PAR-DESSUS”・“AVN”・“MAISON CORNICHON”といったringでもgujiでも欠かすこともできない人気ブランドを取り扱う『Ham & Egg Showroom』。クラシックに捉われず、時代という空気感を絶妙にミックスされた提案を得意とする、個人的にも大好きでいつもワクワクしながら伺っているショールームなんです。

カットソーとしては少しお値段は張りますが、某ビッグメゾンAでも使用されている高級ストレッチビスコースですので意外とお値打ちなのかもしれません・・。ちなみに、私も完売してしまったボーダー柄を購入しており日頃から愛用しています。もう一枚欲しいので目下無地を検討中です。

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こちらも今シーズンより開始したカットソー。以前、ボクサーパンツのみ取り扱っていたDEREK ROSEですが、ウェアーも展開する事となりました。高品質のマイクロモダールは一眼見て高級感を感じ取れるエレガンスが香る逸品なんです。サイズ感はややタイトな印象ですので、一枚で緩く着るというよりはジャストサイズでジャケットやブルゾンのインナーに使うと非常に優秀ではないでしょうか。テレッとした質感にストレッチの効いた着心地は体感温度を下げてくれるに違いありません。

ringでは“Rota”や“Dimaglia Cravatte”、gujiでは“BEGG”を取り扱う、物作りにかけて確かな目を持つ代理店とあっては、そのクリエーションに疑いの余地はありません。

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ringの看板ブランドといえばオンリーショップを構える“PT TORINO”と、ポップアップストアーを常設している“Stile Latino”で間違いありません。幾つになっても衰えぬ感性で、イタリアのショールームで行われるプレゼンテーションではバイヤー陣を興奮の坩堝へと叩き落とす“巨匠”ヴィンチェンツォ・アットリーニ氏。そのお眼鏡に叶う素材はそう多くはありません。それを裏付けるように、ここ数シーズンはジャケットやスーツ、コートの生地は大半がエクスクルーシブだというから驚きです・・。そのヴィンチェンツォ氏が選んだコットン素材は、滑らかで上品な質感が確かな色気を着る者に付与します。

ちなみにですがイタリア人、特にナポリの方々は家族や仲間との絆が深く、展示会中でも急に家族や仲間と通話し始めます。毎年行っている“Stile Latinoオーダー会”はヴィンチェンツォ氏も来日されるんですが、昨年の展示会終わりでの食事会中に急にテレビ電話を掛け出したんです。ヴィンチェンツォ氏が弊社代表クリ坊こと田野に一言・・・「farther!」え・・・「ファ!ファーザー!?」。そうです、チェザレ・アットリーニ氏!!テレビ電話越しに紹介を受ける弊社代表・・・「田野さんすげ〜」と心の中で私は呟きました。

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