2020.12.08 tue

刈り上げの呼吸 壱の型
「フェードカット」

著者:康本

いやー皆様お久しぶりです。

鬼殺隊 刈り上げ柱の康本です。

・・・・冒頭からスベり気味?

「鬼殺隊」、「柱」、このキーワードに関してはそれほど掘り下げる予定はございませんので、お手数ですがググってみてください・・・

まだギリギリ乗っかっても大丈夫かな?と踏んで思い切って乗っかった「鬼滅の刃」関連のワードです。

そんなことはさておき、ring fukuonsei初回でお久しぶりですってなんのこっちゃですよね?
実は先シーズンまでring・PTブログの執筆を担当していたのですが、アシスタントバイヤー則包にバトンパスをして以来、何かを執筆する機会がなくなってしまいすっかり皆様の記憶も薄れていたかと思います。

あ、ちなみに今はring OSAKAの店頭に立っております!
僕のことを覚えて頂いている方がいらっしゃるかは定かではありませんが、久しぶりの執筆にテンションの高ぶりを隠せそうにありません・・・

テーマも毎回フリースタイルということで、本日は康本という人物を皆様に知って頂くにあたって絶対に外せないこだわりのある「刈り上げ」ヘアースタイルについてお話しさせて頂きます。

コチラが刈りたてホヤホヤの写真、つまり僕のデフォルトです。
コンビニに行く時、寝る時、玄関先で配達物を受け取る時、いついかなる時もこの髪型です。スミマセン、それは嘘なんですが、髪型の話になると大概「どれぐらいの頻度で切るんですか?」と聞かれます。

答えは決まって”トイチ”。

大体10日前後を目処にメンテナンスしておりますので、いつでも鮮度の高い刈りあがりっぷりなのです。

そんな僕が通いつめているのが日本におけるバーバーカルチャーのパイオニア、

「MR.BROTHERS CUT CLUB」

古き良きAmerican Barber Culture.
今も色褪せる事のないその文化を日本の中心地から発信する。

をコンセプトとしているイケてるバーバーでして、僕もここでカットしてから段違いな刈り上げの美しさの虜になった一人というわけです。

“漢らしさ”の定義って色々ありますが、綺麗な刈り上げに七三やオールバックって漢らしい髪型だと思いません?
僕はファッションも”漢らしいカッコ良さ”を一番大事にしておりますので、クラシックかつ漢らしいバーバースタイルに巡り合ったのも必然と言えるでしょう。

で、タイトルにもある「フェードカット」ってなんぞや?という話ですが、これはバーバースタイルにおいて欠かせないサイドの刈り上げ部分の話でして、普通の刈り上げやツーブロックと違い、もみあげの際を最短で0mmにカットし坊主のように短く刈り上げて、トップへ行くにつれ濃くすることでグラデーションをつくり”fade”すなわち”ぼかし”をつくるスタイルなのです。

まさに職人技と呼べる美しいフェード・・・
今はトップを長めに残しているのでフェードの位置は低めにしておりますが、春夏は短髪でハイフェードが鉄板スタイル。最初は抵抗があった0mmスタートのフェードも今ではこれでないと落ち着かないほど気に入ってます。

最近髪型と親和性が高いアイウェア収集にハマっているのですが、こちらはまた別の機会にお話し出来ればと・・・
店頭ではマスクをしているため、アイウェアをしていると曇って仕事どころではないので残念ながら今のところプライベートのみの着用です。

顔立ち、髪質、頭の形によって似合う似合わないはあるかと思いますが、漢らしい髪型をお求めであれば是非とも試して頂きたいのがバーバースタイルです。

洋服や髪型が変われば気分も変わりますし、自分に自信のない方はそれをきっかけに自信を持てて人生が変わることもあると思います。

黒髪マッシュ?センターパート?
草食系男子の時代はもう終わりにしませんか・・・?

魁!!男塾のような時代はもう目の前ですッ!!!

・・・少し取り乱しました。さて、髪型に付随してたまに聞かれるのが使っている整髪料です。
かれこれ10年以上刈り上げておりますので、ジェルやポマード、グリース色々使ってきましたが令和2年の今日現在、コレがマイベストです!!

「BROSH」というMR.BROTHERS CUT CLUBとBARBER SHOP APACHEの両店がコラボレーションし造り上げたメイドインジャパンのポマードブランドを使用しております!

今はポマードではなくジェルタイプのものを愛用しているんですが、コレが本当に良いんです!!

一般的なジェルだと粘り気がなく、パリパリに固まってしまうのが難点なのですが、このBROSHのジェルはポマードに近いような粘り気があるので、しっかりホールド感はありながら流れのあるスタイリングが出来るところが気に入っております。

僕の硬い髪質だと、少し濡れた状態からジェルを付けてドライヤーで乾かさないと髪に馴染みづらいのですが、コレは髪馴染みもよく乾いた状態からでもしっかりセット出来る優秀なヤツなんです。

それでいて香りも良いのでしばらく浮気することなく使い続けることになりそう・・・

そんな僕はというと、クラシックで漢らしいアイテムが好きな反面、新しい物も好きというワガママな好みの持ち主なのですが、そんなワガママを体現してくれているのがring別注のRota(ロータ)です。

散々ブログでもご紹介しているので何度も恐縮なのですが、コチラのベルトレスモデルは彼の地フィレンツェの伝説的ショップ「TIE YOUR TIE」 で別注されていたモデルをベースにringがモディファイしたモデルになります!

クラシックな腰回りのディテール、上質な素材、まるで下半身が包み込まれるかのような抜群のフィッティング、時代性を捉えた決して細すぎないテーパードライン、技術を極めれば無地のパンツが最高にカッコ良くなるんです。

古き良き物を今の時代に合わせて継承していく。

この価値観がたまらなく好きですね。

「パルマ熟練の技術者により仕立てられた最高級パンツ〜刈り上げを添えて〜」

ご興味あれば是非お試しくださいませ。


ring fukuonsei

ARCHIVE

特集一覧

FEATURE