キッチンで最も使われる調理道具
“行平鍋”といったら、やっぱりアルミです

「銅といえば中村銅器」といわれるほど、プロに愛される中村銅器製作所は、東京の下町・足立区梅田に工房を構え、創業80年を迎える老舗の銅器メーカーです。

「素材の良さを十分に理解してもらいたい」という思いから、玉子焼き鍋、親子鍋、シチュー鍋、寄鍋、天ぷら鍋など多岐に渡る銅鍋製品やアルミ製品を、ひとつひとつ丹念にたたき出して製作しています。

中でも銅鍋は、熱伝導率が高く、保温性にも優れる点などが全国の一流料亭や寿司職人などプロの料理人から高い評価を受け、永らく愛用されてきました。昨今ではその評判が一般家庭にも広まり、プロのような仕上がりを求める料理好きな方たちの間で、愛用者が増えています。

ひとつひとつ手作業で丁寧に作られる銅鍋の被膜には、純錫(じゅんすず)を溶かして流し込む「焼き付け」という技術が施されています。厚みのある錫によって、表面はまるで鏡のような輝きを放ち、油が馴染むことで、さらに使いやすさが増していきます。

※画像は行平鍋18cmを使用

中村銅器製作所 / アルミ行平鍋18cm

そんな銅と同じく、熱伝導が高い金属として挙げられるものにアルミがあります。軽くて丈夫、そして火の通り早いことから、一般のご家庭でも広く愛用されている行平(ゆきひら)鍋の多くはアルミで作られています。
野菜を茹でる、みそ汁やスープ、煮物を作るなど、あらゆるシーンで活躍する行平鍋。中村銅器製作所では銅製の行平鍋もつくっていますが、「毎日使うものだから、手軽に扱えるものがいい」という方には、アルミ製がおススメです。銅に劣らぬ熱の伝わりやすさはもちろん、とにかく軽いので使いやすさはバツグンです。
アルミ製の行平鍋は、軽さだけがメリットではありません。日々のお手入れが簡単で、さびにくく丈夫な点も、調理道具としては重要なポイント。また、銅製に比べてリーズナブルな価格も大きな魅力です。

鍋を覆っている鱗のような模様は、アルミ板を金槌で叩いて成形した跡。こうすることで表面積が広くなるため、熱がより伝わりやすくなるのはもちろん、保温力も高まります。

ひとつひとつ手作業で丁寧に作られるアルミ鍋の被膜には、純錫(じゅんすず)を溶かして流し込む「焼き付け」という技術が施されています。厚みのある錫によって、表面はまるで鏡のような美しい輝きを放ちます。
キッチンで、まさにエース級の活躍を果たす「行平鍋」。軽さと使いやすさを優先する方には、実用的なアルミ製の行平鍋をお勧めします。



item infomation

ブランド 中村銅器製作所
商品名 アルミ 行平鍋 18cm
生産地 東京
材質 本体:アルミ
持ち手:木(イエローポプラ)
サイズ 約φ18×H6.8×W35.5cm(持ち手込み)
持ち手のみ:約19cm
底:約φ15cm
重さ -
容量 満水:1.5L
なし


※画像は行平鍋18cmを使用