2021.04.08
コーデの物足りなさはジレで解消

季節の変わり目は、なんだか自分のコーデに物足りなさを感じるもの。 でも派手なカッコはちょっとな・・・なんて方に朗報です! ジレを着れば、物足りなさ、肌寒さ、マンネリ化等、一気に解決ですよ。
ジレの生い立ち
一般的なスーツスタイルは、ジャケット&パンツにシャツを組み合わせるスタイルです。 ですが、スーツ上級者もしくはファッション上級者は、そこにもう1つ「ジレ」と呼ばれるアイテムを挿し込みます。 ジャケット、パンツ、ジレ、この3つが揃ったスーツを「スリーピーススーツ」と呼びますが、実は、このスリーピースこそスーツの源流。 かつては「スーツ=ジレ必須」だったものが、時代の流れの中で「スーツ=ジレ無くてもOK」に簡略化されてきたんですね。 元々はスーツの一部だったジレが、今ではカジュアルコーデのアイテムとして独立し、確固たる地位を築くまでに成長しているのです。
スタイルアップ&知的な印象
普段ジャケットを脱いだあとは、シャツスタイルの方がほとんどだと思います。 それをシャツonジレにするだけで、さらに知性と色気を感じさせてくれます。 理由はいくつかあります。もたつきがちな“腰回りのシャツ生地”を覆い隠し、ウエストを細く見せてくれるスタイルアップ効果があること、 そして元々は下着であるシャツをなるべく見せないという身嗜み、そして何よりジレというアイテムそのものに、知性と品の良さを感じるからです。
カジュアルでも大活躍するジレ
スーツスタイルの必需品だったジレは今、Tシャツやカットソーと合わせるコーディネートアイテムとしても愛用されています。 ちょっと良いお店に行くときやデートの時など「Tシャツだけだとちょっとラフ過ぎるな。どうしようかな。」ってとき、誰だってあると思います。 そんな時にジレを合わせると、Tシャツのカジュアル感に、スーツアイテムとしてのフォーマル感がプラスされて、絶妙のバランス感に仕上がるのです。
そもそもジレってなに? ベストとの違い
国によって呼び方が違うだけなんですね。「ジレ(仏: gilet)」はフランスでの呼び方。 「ベスト(米: vest)」はアメリカや日本での呼び方です。 ちなみに英国では「ウエストコート(英: waistcoat)」と呼ばれています。 ですが、ジレというと、ベストの中でもテーラード感のあるかっちりとした印象のアイテムをイメージしがち。 これは日本特有の流れのようで、実は全部同じ「袖なしの上着」が元々の意味なんです!
ジレはこうやって着る!
ジレはアウター要素とインナー要素を併せ持つ珍しいアイテム。 そして衣類自体の分量が少ないため、普段のアウターじゃ着ない『ちょっと派手かな』的なデザインも全然問題ありません。 大胆なストライプやチェックの柄物の場合は、インナーを無地もしくは細かい柄にするだけで上手にまとまります。 無地のベストなんかは、本当にどんなアイテムにも合わせられるので、とても着回しが効きますよ!
①無地ジレ×無地カットソー
②柄ジレ×無地カットソー
③柄ジレ×無地シャツ
④無地ジレ×柄シャツ
⑤柄ジレ×柄シャツ
⑥柄ジレ×柄シャツ その2
⑦レイヤードすればするほどお洒落
ジレの魅力 まとめ
ジレの魅力は伝わりましたでしょうか? 今まで一回もジレを着たことない方も、少し垣根がなくなったのではないでしょうか? 先述した通り、ジレは他のアイテムと少し毛色が違います。 将棋で言えば桂馬のように、使い方によって非常に大きな役割を果たす、高ポテンシャルアイテムです。 それを生かすかは、やはり経験値も重要なので、まずは取り入れやすい無地のジレからスタートしてみてください。 そして何着もジレ増えているころには、コーディネートの格まで上がっているかもしれませんね。
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