2021.12.13
ジョンロブ買うなら イチ押しは“コレ”
世界最高峰と言われる靴ブランドはいくつかあります。 その筆頭格ブランドが、このジョンロブであることに意義を唱える方は少ないのではないでしょうか。 1866年の創業から王侯貴族、世界中のVIPの注文靴をつくり続けてきた歴史と伝統と、名だたる傑作靴の数々の存在は揺らぐことのない地位を築き上げました。 現存するトップメゾンのエルメスグループの一員としても名を馳せるそのジョンロブ。 これから購入を検討される方にお勧めしたい、モデルやその魅力をご紹介します。
ジョンロブって何が違う?
キング・オブ・シューズと言われ、その素晴らしさは言わずもがなのジョンロブですが、実際に何がどう違うのでしょうか?
その違いを項目別に分かりやすくご紹介します。
① 世界トップクラスの素材
エルメスグループに属していることもあり、世界中から最高級の革を集めることができるのは、他社にはない特権のひとつ。
クロコダイル等の高級素材に頼るだけではなく、通常ラインのカーフ素材であっても、そのクォリティは世界でもトップクラス。素材に対して絶対に妥協しない部分にも、ジョンロブらしい強いこだわりを感じさせます。
②美しさと履きやすさを兼ね備えたラスト
靴の美しさと履き心地に大きな影響を与えるラスト。
独特な形状の人間の足を包む道具としての靴が、いかにして美しいフォルムを描くか。
それを追求し研究を重ね、手仕事で木材を削り出して靴の原型(ラスト)を作ります。
ジョンロブでは注文靴で長年培ったラスト作りのノウハウを既成靴にも生かし、靴の歴史に名を残す素晴らしいラストを生み出しています。
さらに新作ラストの開発にも余念がなく、時代やトレンドに則したラストのモデルが多彩にラインアップされています。
③一糸乱れぬ縫製はエルメス譲り
平面のレザーを縫い合わせ、足の形に美しくフィットした立体的な靴に仕上げる。
これはラストの完成度と素材の良し悪しも大きく関わってきて、ジョンロブはどちらもトップクラスだからこそ、素晴らしい縫製が活きています。
縫製部のステッチはコンマ数ミリの狂いもない正確さで縫われ、エルメスと大差ないクォリティコントロール。
靴のサイズに合わせてメダリオンのサイズを変えるのも、このブランドならではのこだわり。
どこをとってもキング・オブ・シューズの名に恥じない作り込みがなされています。
おすすめ素材
ミュージアムカーフ
ジョンロブの代名詞的カーフ素材。きめ細かく滑らかなタッチで、全体にアンティーク調の色ムラがあるのが特徴。上級ラインのプレステージラインに用いられています。
オックスフォードカーフ
やや張りと固さを感じる、英国らしいカーフ素材。きめ細かな質感により、履いて磨くほどに透明感のある輝きを見せてくれる素材です。
バッファローカーフ
ウィリアム等に用いられる、細かなシボを配したレザー。エレガントですが、カジュアル寄りの素材の為、ブーツやローファーとも相性の良い素材です。
アクアカーフ
細かい上質なカーフに油分をたっぷりと含ませ、撥水性を高めた素材です。雨でも使えるという優れものですが、もちろん晴天時も問題ありません。
バーニッシュドカーフ
2021年に発売された新しい素材。一見普通のカーフですが、トゥやヒール部分を摩擦熱によって焦げ付かせ、色の濃淡を表現した素材。ミュージアムカーフともまた違った味わい深さが味わえる素材です。(ジョンロブ公式サイト参照)
おすすめラスト
#7000
ジョンロブ・パリにおける代表的ラストにして主力のひとつと言われているのがこちらの7000。 往年の名ラスト8695からの流れをくむ、トレンドに左右されることのない洗練されたラウンドトゥが特徴です。 「シティ」や「フィリップ」などのドレッシーなデザインによく使われる、エレガントなラストで、迷ったら7000を選べば、まず間違いはないでしょう。
#8000
ややロングノーズでシャープなフォルムで、都会的な印象を与えるセミスクエアトゥのラスト。7000と同様にシャープな印象で、ブラックカラーと合わさると英国感がさらに増した洗練された雰囲気に。チャペル等のダブルモンクとは特に相性が良いラストです。
#9795
名靴WILLIAM Ⅱなどに使われているのが、この9795ラスト。ゆったりとした履き心地で、全体にも程よいボリュームを持たせたクラシカルな雰囲気を持った傑作ラストです。どこか土臭さを感じる流行に左右されないスタイルは、時代を超えて愛されています。
#8695
90年代半ばに登場した、今尚高い人気を誇るラウンドトゥの名ラストです。その後7000に引き継がれますが、今見ても十分スタイリッシュで、時代に左右されない均整の取れたフォルムです。ジョンロブが提唱する全ての木型のベースになっているのが、この8695なのです。
#4596
「アシュレー」「フォクストン」「キプリング」など、ジョンロブのモダンなローファーといえば、この4596。 美しいスクエアなトゥとシャープなシルエットが特徴のラスト。品の良さと味わい深い雰囲気が絶妙のバランスで、これぞ英国靴といった佇まいが魅力です。
#0015
2015年より新たに就任したアーティスティックディレクター、パウラ・ジェルパーゼによる初のラスト。適度なボリューム感のラウンドトゥで、カジュアルな雰囲気も持ちつつ都会的な雰囲気が魅力。フォーマルシーンにも対応できる、現代的なボリューム感をもったラストです。
買うならコレ!定番から廃盤名作まで13モデルをご紹介
ジョンロブ好きはもちろん、初めて履いてみたい方も必見のマストバイモデルです。
1 PHILIP II/フィリップ2
2 WILLIAM/ウィリアム
3 CITY II/シティ2
4 Archer/アーチャー
5 TOWCESTER/トウチェスター
6 FOULD/フォウルド
7 HARBOUR/ハーバー
8 PHILIP II DOUBLE BUCKLE/フィリップ2 ダブルバックル
9 LEVAH/レヴァー
10 LOPEZ/ロペス
11 ASHLEY/アシュレイ
12 ROMSEY/ロムゼイ
13 ROCKY/ロッキー
ジョンロブの魅力まとめ
ジョンロブは、各国の靴ブランドに製造を依頼していた経緯もあります。 伊ボノーラ、仏パラブーツ、英エドワードグリーンやクロケット&ジョーンズ等。 それぞれが名だたる一流靴ブランドですが、そのブランド達の独自の魅力を自然に吸収してきたことが、今のジョンロブのバックボーンとなっているのでしょう。 英国らしい質実剛健な仕立て技術と、フランスの芸術を浸透したデザイン性の融合によって生み出されるジョンロブのコレクション。 そこにエルメス譲りの素材や縫製、そしてエスプリを加味した上品でファッションコンシャスなデザインの靴は、 世界広しと言えど、並ぶものはないのではないでしょうか。 少し高価なお買い物になりますが、しっかり10年履くことを考えれば、高い買い物ではないと思います。 中古市場でも安定して高い価格で取引されています。こちらに掲載しているモデルはもちろん高価買取しておりますが、 それ以外のモデルでもジョンロブのシューズは高い買取価格でお買取り致します。 ベルトやバッグなど隠れた人気アイテムももちろんお売りいただけます。 ぜひ、皆様のご利用をお待ちしております。
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