2022.08.04

大人の新マストアイテム "カプリシャツ"のオススメブランド

春夏に強くおすすめしたいアイテム、それはカプリシャツです。 夏はTシャツとポロシャツ任せになってしまいがちですが、カプリシャツは大人の色気やリラックス感を演出できるとっておきアイテムなのです。 清潔感と上品さ、リラックスしたムードを兼ね備えているので、大人の休日コーデにピッタリ。 日本ではまだ浸透しきっていないアイテムなので、着たことがないという方も多いのではないでしょうか? そんなカプリシャツのおすすめブランドや、着こなしのポイントをご紹介します。

カプリシャツって何?

カプリシャツとは、イタリアのリゾート地であるカプリ島の休日着をイメージしたプルオーバーシャツのこと。
『こなれた大人感』を演出できるアイテムとしてイタリア等でも高い人気を誇っています。
デザインの特徴としては、プルオーバー型のシャツで、胸元のボタンはループ型のボタンホールが1つか2つ、裾にはスリットを配して軽快に仕上げたスタイルが王道のデザインです。
素材はリネンが基本ですが、最近ではコットンやデニム素材等も展開されています。
とにかく涼しくてこなれた雰囲気なのが特徴で、特にリネン素材だと清涼感と吸水性も備えているので、高温多湿の日本の夏にもぴったりなのです。

カプリシャツの着こなしポイント

街着として優秀

カプリシャツという名前の通り、当然海やリゾートにはよく似合います。
そして、そんな潮風薫るシャツは、実は街着としても非常に優秀。
形はしっかりシャツなので、Tシャツよりずっと上品に見えます。
その為、カジュアルなスラックスもよく合いますし、子供っぽくなりがちなショートパンツも、大人の余裕を感じさせる絶妙な雰囲気に仕上がります。
また、袖が5部や7部丈のモデルも多いので、自然と洒脱な雰囲気になるのも魅力です。
おすすめは、やはりショートパンツを合わせた夏らしいコーデ。
ショートパンツは膝上丈の設定が望ましく、軽快な雰囲気のカプリシャツとよく合います。
長めの丈だと、せっかくのリゾート感が損なわれてしまうかもしれません。

足元にもこだわりたい

そして足元は、グルカサンダルのようなかっちり感のあるレザー素材のサンダルがおすすめです。
ビーチサンダルだと本気の海仕様になってしまいますし、スニーカーだと洒脱さが失われてしまいます。
サンダルじゃちょっとラフすぎるという場合は、ローファーという選択肢もありです。
その場合はボトムスをスラックスやデニムに変えて、全体をリラックスコーデからきれい目コーデにシフトチェンジするのが望ましいです。

簡単に着こなす為には

素肌に着るのが基本のカプリシャツ。
ですが、胸元が空いたデザインなので少し艶っぽくなりすぎる場合もあるので注意が必要です。
そんな時はシャツと同色系のタンクトップを合わせるのがおすすめ。
同色系にすることでシャツとの一体感が生まれ、中のタンクトップを『あえて見せている』という雰囲気になり、艶っぽさも緩和されますよ。

おすすめのブランド10選

せっかくカプリシャツを着るなら、本物のシャツを着てみてはいかがですか?
イタリアでもナポリ系のシャツブランドが数多く展開していて、その作りやデザインバランスもやはり秀逸です。
こちらでは、カプリシャツの作りとデザインに秀でたイタリアのシャツブランドをご紹介します。

1.Mario Muscariello / マリオムスカリエッロ

マリオ・ムスカリエッロ(Mario Muscariello)は、ジュゼッペ・ムスカリエッロによりナポリ近郊、ナポリサルトの聖地といわれる町サン・ジョルジオ・ア・クレマーノで創業されました。現在の工房は1964年に創業しましたが、その系譜は1870年代に活躍したシャツ職人である初代に遡る歴史ある一族です。ドレスシャツ(9工程)、ウォッシュドシャツ(5工程)、フェイクポロ(5工程)、カプリシャツ(4工程)を展開。ドレスシャツの9工程-袖ぐり、カフス、襟、前立て、カミチェリアボタンホール、ボタン付け、ヨーク、カンヌキ、ガセット-は全て手縫いで縫われています。ボタンにはオーストラリア産の本物の真珠貝を使用し、Zampa di Gallina(鶏の足)と呼ばれるナポリ伝統のステッチング技法でボタン留めが施されています。

2.BARBA / バルバ

「Kiton」創始者の甥であるアントニオ・バルバが1964年にナポリで創業したシャツメーカー「BARBA」。当初は小さなシャツメーカーとしてナポリの一部の人々のためだけに生産を行っていましたが、洗練されたスタイルとクオリティ、テキスタイルが好評を博し現在ではイタリアをはじめ世界中のショップで展開されています。伝統的なナポリシャツのハンドメイドのスタイル(袖付け、襟付け、ボタンホール、ボタン付け、カンヌキ、ムーシェ)等、美しさと耐久性を同時に実現した拘り抜いたブランドです。

3.giannetto / ジャンネット

ジャンネットはイタリアンサルトの技術をベースに、厳選した素材やハンドメイドの工程を駆使して作られるシャツブランドです。美しさとゆとりを併せ持つ身体に沿うフィッティングと、イタリア屈指の高級海岸リゾート”ポルトフィーノ”の美しい自然の景観や、リラックスした心地良い雰囲気からインスピレーションを受けたエレガントでラグジュアリーなテイストを、モダンな日常着として提案しています。

4.CIRIELLO / チリエッロ

1982年にヴィンチェンツォ・チリエッロがナポリで創業したシャツ工房です。2006年より初めての自社ブランド「CIRIELLO」の展開を始めます。昔ながらの味のある手縫いと細かなミシンワークや軽やかな衿にこだわった彼らのシャツは、繊細で艶やかな雰囲気を醸し出しています。当初はチリエッロ夫妻と数人の職人だった工房も、今では息子と娘を含めた家族を中心として30人規模の工房にまで成長します。以前はLuigi Borrelli 社やKiton社のシャツを生産しており、下請工場として他の様々なメーカーより確かな信頼を得てきたブランドです。

5.GUY ROVER / ギローバー

1967年創業のイタリアを代表するシャツブランド「GUY ROVER」。オールマシンメイドによる最高級のシャツを提供することをコンセプトとして、非常にコストパフォーマンスに秀でたドレスシャツを発表しています。サルトリアの技術を、現代のシャツにいかに反映できるか試行錯誤を重ねGUY ROVER(ギ・ローバー)のシャツは作られています。グッチやエトロ等のOEMも請け負っているだけあり、非常に高いクォリティを誇るブランドです。今では世界中の数多くのセレクトショップで扱われています。

6.BORRIELLO / ボリエッロ

1980年、Clelia Borrielloによりナポリの近郊バーラで小さなワークショップを設立。Cleliaのアイデアと卓越した技術はビジネスとして成功し、以来、ボリエッロは典型的な高級シャツメーカーとしての地位を固めました。高品質な生地、独自のパターン、新しいスタイルの追求は最高級のシャツブランドとして多くの人を魅了しています。

7.Massimo d’Augusto / マッシモダウグスト

伝統と経験に基づいたナポリ仕立てのシャツを提案するイタリアシャツブランド。1954年に工房ができてから、生産の90%以上のシェアを占めているのがリネンシャツという珍しいブランドです。ここまで拘りのあるファクトリーブランドは世界でも類を見ません。優雅さと実用性を備えたシャツは熟練の職人によって仕立てられ、ステッチやボタンホールなど細部までこだわって生産されています。厳選した麻素材を使用した着心地の良さと、伝統と流行が絶妙にミックスされたアイテムを発表しています。長年に渡り高級リゾートに向けたコレクションは圧倒的な信頼を得て、多くのファンから熱い支持を受けています。

8.GIANGI / ジャンジ

1970年創業のナポリのシャツメーカー「アフィニート社」のブランド「 GIANGI (ジャンジ)」。ナポリの伝統的なハンドメイドの技法にこだわり着やすさと色気を兼ね備えたシャツ専業のメーカーで、「 PIETROPROVENZALE (ピエトロ・プロベンザーレ)」 等のブランドも手掛けています。そんなアフィニート社がリーズナブルな価格設定のためにマシンメイドも取り入れて展開を始めたカジュアルシャツラインがこの GIANGIです。イタリア語で“ダンディー”を意味するGIANGI。生地から縫製までメイド・イン・イタリーでという、シャツに対する誇りとこだわりを持ち続けています。

9.Bagutta / バグッタ

1939年に創業した老舗シャツメーカー「Bagutta バグッタ」。CIT社が展開し卓越した技術により、多くの有名ブランドのシャツを OEM生産し、1978年にはジョルジオ アルマーニのシャツを手掛け、その名は 広く知れ渡りました。今ではラルフローレン パープルレーベル、バランタイン カシミア等のシャツを生産しているほど。70年以上の歴史に裏付けされたク ラシックに現代的な解釈をくわえ、数多くのブランドのシャツ作りを支えるなかで得た、時代を捉えるフレ キシブルな発想とそれを具現化する技術力にあります。

10.LUIGI BORRELLI / ルイジボレッリ

1957年イタリア・ナポリで創業された、ナポリシャツを代表する名門ブランド「ルイジ ボレッリ」。ナポリの伝統を受け継いだ卓越した仕立て技術と良質な素材選 び、個性ある色彩で現在ではシャツをはじめスーツ、ジャケット、ブル ゾンそして靴にいたるまで幅広いアイテムを展開しています。ナポリの熟練の職人によるハンドメイド仕立てと高品質な素材を使用し、柔らかさが必要となる様々な部分をハンド縫いにしております。そのクォリティはイタリアを代表とする最高級スーツブランド「KITON/キートン」にも認められ、キートンのスーツに合わせるシャツの一つに、このルイジボレッリを名指しするほどです。

カプリシャツを高く売るには?

使用感の度合い

まず第一に、使用感がどれくらいあるのか。
これは当然ですよね。目立つ汚れや色あせが出てしまった衣類は、やはり着用する方のニーズも下がってしまう為、買取価格への期待も薄れてしまいます。出来る限り綺麗なコンディションであることは、どんなブランドであっても共通しています。

サイズ補正の有無

高級シャツなどで良くあるのですが、袖丈を補正したり、ネーム刺繍を施したりする、オリジナルの仕立て。
これ自体は大変素晴らしい事で、こんなところまでしっかりとこだわってお召し物を新調できると言うのは、憧れを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、実際に手放すとなるとちょっと話が変わってきます。
オリジナルのサイジングにカスタマイズされた衣類や、ネームの入ったものは、次に使う人を限りなく狭めてしまいます。
もし、高く売ることまで考えて購入する物であれば、出来る限りプレーンな状態でお使いいただくのが賢明です。

デザインの違い

デザインによる買取価格の差は、とても悩ましいところ。
と言うのは、こだわりを持って高いシャツを買うのなら、少し他とは違うデザインや、派手な物を買うのもありかな?なんて思う事もございますよね。
ただ、奇抜な色やデザインのモノになってしまうと、やはりニーズが下がってしまう傾向がございます。
出来るだけシンプルで汎用性の高い物の方が、買取価格としては高くなる傾向がございます。
はじめはちょっとつまらないと感じるかもしれませんが、シンプルな方が、飽きずに長く使えるかもしれませんね。

適度なメンテナンス

1番目の内容につながりますが、コンディションを良く保つために、クリーニングや自宅での洗濯を行うなど、適度にメンテナンスをしていただく必要がございます。シミや汚れが深く染みついてしまうと、落とすのが困難になる場合がございます。

出来るだけ早めの売却を!

いつか着るだろう。
そう思ったまま数年が経過し、気付いたときには首や肩などが変色してしまっている。
お買い取りをさせていただいていると、そんなことが度々ございます。
コンディションの変化は着ていなくても起こっているんです。
また、トレンドの変化が少ないジャンルとは言え、デザインやサイジングなどは、少しずつ変わっています。
着なくなったシャツは、早めに売却する方が、買取価格が高くなる可能性が高まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今まで手を出してこなかった方も、カプリシャツのイメージが湧いてきましたか?
カプリシャツというと、なんだかコーデが難しそうと思われがちですが、全然そんなことはありません。
シャツ素材のポロシャツを想像いただければ、イメージから大きくずれることはありませんよ。
裾はスクエアカットが主なのでバランスもとりやすいですし、インナー次第で雰囲気も変える事ができます。
ひとつ注意するなら、サイズはジャストサイズに近い方がそれっぽいということ。
近年オーバーサイズでのコーデが主流になっていますが、カプリシャツはプルオーバーなので、元々がゆったりシルエット。
その為、そこからまたサイズを上げてしまうと、やや子供っぽい印象になってしまい、せっかくの『こなれた大人感』が失われてしまいます。
まずは透け感の少ない濃色のリネン素材から始めて、慣れてきたらホワイトカラーや別素材にチャレンジするのが良いと思います。
本当に快適でオシャレなシャツなので、是非一度お試しください。

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