ヘナとは?

使い方

使用上のご注意


その他(Q&A)

Q1 ヘナはどうやって染まるの?

Q2 黒髪、カラーリングした髪に使用するとどうなるの?

Q3 以前購入したものと粉の色が違うのですが?

Q4 シャンプー、リンスは何が良いですか?

Q5 ヘナシリーズを混ぜて使えますか?

Q6 染まりが悪いのですが?

Q7 皮膚や衣服には染まらない?

Q8 洗面台や浴室の床は染まらない?

Q9 使用後きしみを感じるのですが…

Q10 ヘナタトゥーとしては使えますか?


Q11ヘナモクランを染めた後、石鹸シャンプーで洗う事と、水洗いでは染め上がりに差がありますか?

 

Q12どんな色に染まりますか?

 

Q13もう少し暗い色にしたい...

 

Q14黒髪も染まりますか?

 

Q15ヘナ+木藍を使ったけど、赤く染まって暗くならない...

 

Q16サンプルはありますか?

Q17ひげ染めはできますか?


 ヘナとは?

ヘナは、インド、北アフリカを原産地とする、サルスベリと同じ仲間のミソハギ科の植物で、自然では3~6mの高さに育つ中低木。暑さ乾燥にとても強い事も特徴です。全他が様々な用途に使える有用植物です。白や淡い桃色に咲く花は、ジャスミンに似た芳香を持ち、かつては香料として用いられました。ヘアカラーに用いられるのは長さ3cm、幅1.5cm程の先が尖っていた楕円形の葉。これを乾燥させ粉末にして用いられています。

ヘナには染毛のほかにトリートメントの効果があります。
リンスやヘアパックなどを、ハーブによって行うケアも高いトリートメント効果やリラクゼーション効果などで注目されています。髪にコシと艶を与え、サラサラにします。


 使い方


【用意するもの】
・ヘナパウダー、手袋(100gサイズのみに付属されています)
・ボウルなどヘナを溶く器、スプーンなど自宅にあるもので染められます。

【パウダーの量】

・部分染め:適量
・ショートヘア:30g~50g
・セミロング:50g~

【使い方】
1.洗髪:染める前に軽く洗髪し、タオルドライします。(ヘナが入りやすくなります)
2.溶く:45度程のお湯で溶きます。
3.塗る:ヘナを手袋をした手で頭皮からしっかり塗ります。
4.待つ:ヘナ100%・10種のハーブ/ラップを巻き保湿。約1時間待ちます。
ヘナモクラン/モクランは空気に触れ発色するため乾いたタオルを巻き、その上からラップを巻いて保湿し、約1時間待ちます。
(温度が低い時期は、ドライヤー等で加温すると色が入りやすくなります。)
5.洗い流す:ヘナをよく洗い流し、シャンプーして終了。
※商品の中に入っている取り扱い説明書には、更に詳しく案内しております。

~こんな使い方も~
・ヘナは大好きだけれど、洗い流すときのきしみは苦手…そんな方にはヘナとガスールを混ぜて使う方法がおすすめ。ヘナのさっぱりとした使い心地に、ガスールのしっとり、なめらかな感触が加わります。
【ガスールをヘナに入れて使ってみましょう】
ガスール:ヘナと混ぜやすいよう粉末タイプを使用します。
使う量:ショートカットの方の目安 ヘナ約30gにガスール約5~6g
      セミロングの方の目安 ヘナ約50gにガスール約10g
      ロングの方の目安 ヘナ約100gにガスール約20g
※ガスール5gの量の目安は小さじに1杯です。
  髪の長さや量、お好みにより加減してください。
混ぜる比率:ヘナ/ガスールの基本分量は5:1です。


【ヘナの種類】
ヘナ+木藍(モクラン):落ち着いた黒茶系に染めたい方に/白髪が黒茶系に染まります。一番人気
ヘナ100%:ヘナ本来の良さを味わいたい方に/白髪がオレンジ~赤褐色に染まります。
ヘナ+10種のハーブ:髪の傷みが気になる方に/白髪がオレンジ~赤褐色に染まります。

【保存方法】
密封し、日光、湿気を避けて保存してください。
開封後は3ヶ月以内にお使い下さい。(カビ等が発生する可能性があるので出来る限り早めにお使い下さい)



 使用上のご注意


・髪質などにより、染め上がりには個人差があります。
・染めて直後は色が鮮やかに感じられますが、徐々に落ち着いてきます。
・何度も重ねて染めると白髪の部分は、だんだん落ち着いた色あいになってきます。
・ご使用前に、パッチテストを行ってください。
・目に入った際は、すぐに洗い流してください。
・肌に合わない場合は、すぐにご使用をおやめ下さい。
・肌に違和感が残る場合、専門医にご相談下さい。
・使用後、洗髪時や、汗などで色おちする場合があります。絹、ウール類はヘナの色がつきやすいので、着用にご注意下さい。


 その他(Q&A)


Q1.へナはどうやって染まるの?
A1.へナは髪の主成分であるケラチン(たんぱく質)と絡みつき色をつけます。キューティクルの隙間から髪へマイナスイオン化したヘナの成分が浸透し毛髪のプラスイオンと結びつき発色します。



Q2.黒髪、カラーリングした髪に使用するとどんな色に染まるの?
A2.黒髪はほとんど色の変化はありませんが、光が当たると、その部分に染め色が見られます。カラーリングをした髪には、その上にヘナの色が重なり色合が変化します。カラーリングをした髪を黒に戻したい時は「ヘナ+モクラン」をおすすめします。



Q3.以前購入したものと粉の色が違うのですが?
A3.粉の色を良く見せるための着色料は一切使用していない為、時間とともに粉の色はやや黄色味をおびますが、品質には問題ありません。ヘナは、未開封で日光・湿気を避け保管して頂ければ、製造から3年は充分な染色力があります。



Q4.シャンプー、リンスは何が良いですか?
A4.石鹸シャンプー、リンスが髪本来の健やかさを保つのに適しており、おすすめです。石鹸シャンプー後の髪のきしみが気になる方は、リンスとしてクエン酸(約3g)やリンゴ酢、果物ジュース、ハイビスカスティー(約大さじ2杯)など、ご自宅にあるものを洗面器1杯のお湯に溶かし、お使い下さい。心地良いしっとりなめらかな感触をお楽しみいただけます。



Q5ヘナシリーズを.混ぜ合わせて使えますか?
A5.混ぜ合わせてご使用頂けます。但し、合成比率で染め上がりの色のバランスが変わりますので、ご理解の上ご使用下さい。(ナイアードへナシリーズ以外の混合はおやめ下さい)
尚、ヘナ+木藍と混ぜ合わせる方は「ヘナ+木藍」の使用方法でお使い下さい。



Q6.染まりが悪いのですが…
A6.植物成分100%なので、短期間ですぐに色を付ける事ができません。白髪の状態で初めてご使用の場合、1回目は薄めですが初めだけ、2~3日に1回の間隔でくり返し3回ご使用頂きますと、少しずつ色が重なり、濃くなっていきます。繰り返し連続して、ご使用頂くとよりきれいに染めて頂く事が出来ます。




Q7.皮膚や衣服には染まらない?
A7.綿素材でしたらすぐ洗って頂ければ染まりません。ウール、シルクのたんぱく質素材は染まりますのでご使用中の着用はおやめ下さい。肌に色がついても数日で落ちます。ご使用前に生え際などクリームを厚めに塗ると肌への色移りを避けられます。




Q8.洗面台や浴室の床など染まらない?
A8.へナはたんぱく質に染まる性質の為、通常は染まりづらいです。しかし、洗面台や浴室などは様々な素材や特殊加工がされているので、ご不安な方は、素材などを確認の上、説明書の注意書きに沿ってお使い下さい。
洗面台、浴室に付いたヘナはお湯ですぐに洗い流してください。






Q9.使用後、キシミを感じるのですが…
A9.キシミは髪を傷めているのではなく、ヘナのひきしめ作用によるものです。数日後には落ち着いていきます。気になる方はお手元にある椿油、オリーブオイルなどを毛先に馴染ませ、落ち着かせる事をおすすめします。






Q10.ヘナタトゥーとしては使えますか?
A10.はい、3種類のヘナいずれもヘナタトゥーとしてお使い頂けます。
最もヘナタトゥーに適している商品はヘナ100%です。


ヘナタトゥーとは?

ヘナ」という植物の葉っぱの自然の力で、肌を一時的に染めるものです。
<使用方法>
用意するもの:ヘナパウダー 大さじ山盛り2杯(約30g) 
          レモン 2つ

1.ヘナパウダーをストッキングや茶こしなどで、2回ほどふるいにかけて、粒を均一にします。
2.レモンを2つ絞り、果肉はこして液状にします。
3.レモン汁をヘナパウダーに少しずつ加えながら混ぜ合わせ、混ぜた後は約24時間程ねかせて下さい。
(使用する前の日に混ぜ合わせることをおすすめします)
4.24時間置いた後、しぼりに入れて好きな所(手や足)にヘナをのせて下さい。15分ほどすると乾いてくるので、乾いてきたら霧吹きなどで湿らせて約1時間ほどそのままの状態でおいて下さい。
5.時間がきたら、ヘナパウダーをはがして出来上がりです。皮膚に色が付きます。約2週間ほどで色が消えます。






Q11.ヘナモクランを染めた後、石鹸シャンプーで洗う事と、水洗いでは染め上がりに差がありますか?
A11.ありません。モクランの場合、染め上がりにきしみがあるときはクエン酸リンスではなく、椿油・オリーブ油をもみこんでください。(クエン酸の酸に反応して「黄」が出てきてしまう為)
リンスは髪をコーティングしてしまうので、使わないで下さい。

 




Q12.どんな色に染まりますか?

A12.●ヘナ100%:オレンジ~赤褐色
   髪の色によって個人差もございますが、白い部分は赤褐色(オレンジ系)に
   染まります。使用直後よりも2~3日ほど後の方がやや濃くなります。
   ●ヘナ+10種のハーブ:オレンジ~赤褐色
   ヘナ100%よりも、さらにトリートメント効果が強く、色味が少しダークになります。
   ●ヘナ+木藍:黒茶系
   ヘナ+10種のハーブに木藍を加える事により、黒っぽい色合いに仕上がります。
   使用直後はあまり染まっていないように見えますが、数日経つと、空気に触れて
   酸化が進み、濃く発色し始めます。

      更に黒くしたい場合は、3回ぐらい繰り返し使用すると色が重なり、濃いこげ茶色になります。     

 

 

 

 

 

Q13.もう少し暗い色にしたい...

A13.ヘナ+木藍が黒に近い発色になります。
   濃くするには2~3回繰り返して染めて下さい。2~3日後の方が落ち着いた
色合いに変わります。

   また、繰り返し染めてもトリートメント効果で髪を傷める事はありません。

 

 

 

 

 

Q14.黒髪も染まりますか?

A14.染まりますが、ヘナは髪を脱色せずに染めますのでヘアマニキュアのように黒髪ではほとんど目立ちません。黒い髪の上に、赤茶系の透明フィルムを乗せたような状態です。

 

 

 

 

 

Q15.ヘナ+木藍を使ったけど、赤く染まって暗くならない...

A15.ヘナ+木藍は水かお風呂くらいの温度までのお湯を使って溶いて下さい。
お湯の温度が高いと、木藍に含まれる発色を促す成分が分解され、暗い色が出なくなってしまいます。また、溶いたらすぐに染めて下さい。
それでも黒くならない場合は、以下をお試し下さい。

  1. 最初は赤くなりますが、先に何度かヘナ100%またはヘナ+10種のハーブで染めてからヘナ+木藍を使うと染まりやすくなります。
  1. 時々ヘナ100%またはヘナ+10種のハーブを交互にお使い頂くとより染まりやすくなります。
    木藍はヘナよりも染色力が弱いため、シャンプーを繰り返すうちにどうしても色落ちする性質を持っています。
    3週間に一度ぐらい染めなおして頂く事が必要です。
  2. 木藍は酸化して黒くなりますので、ラップで巻かない方がよく染まります。

 

 

 

 

 

Q16.サンプルはありますか?

A16.あいにくサンプルはご用意していませんが、100g入りをご用意していますので
初めてお使いになる方にはこちらを
お勧めしています。

★ヘナ100% 100g はこちら
★ヘナ+10種のハーブ 100g はこちら
★ヘナ+木藍 100g はこちら

 



Q17.ひげ染めはできますか?
A17.はい、ひげ染めにも使用は可能です。
しかし、髪の毛とは異なり、ひげは硬くしっかりしているので、髪の毛のようにはすぐに染まりにくり可能性がございます。また、皮膚に付いてしまうとその部分が染まってしまう恐れがあり、万が一染まった場合は1~2週間で薄くなってまいります。お顔ですので、この点をご考慮の上、ご使用頂けますと幸いです。