ブラックマスクありなしの違い
シアターハウスには、ブラックマスクタイプとマスクなしタイプの2種類があります。ブラックマスクスクリーンとはスクリーンの回りが黒い淵で囲まれているスクリーンで、マスク無しのスクリーンとは、黒い淵のない、真っ白なスクリーンの事です。
ブラックマスクタイプとマスクなしタイプの違い
見た目では以下のように黒枠有りと黒枠がないという違いがあります。スクリーン生地自体は同じものを使用しているので直接の映り方の違いはありません。
暗くして映像を映したときの比較
左がブラックマスクタイプで右がマスクなしタイプです。 上下が暗いため、ブラックマスクタイプに映像を映した時のほうが、映像が締まって見えます。
みなさんテレビをお持ちだと思いますが、テレビもブラックマスクと同じように黒枠タイプがですよね。それもブラックマスクと同じように画面が引き締まって見えるというのが理由の1つにあります。
ブラックマスクの弱点!映像がぴったりに映らないことも・・・
ブラックマスクタイプは映像がぴったりスクリーン映写部分に収まらない場合もあります。 映像にはワイド(16:9)以外にもスタンダードサイズ(4:3)やシネマスコープサイズ(シネスコサイズ)があり、ブラックマスクの比率がが必ずしも合うとはかぎりません。 特に最近の映画ではシネマスコープサイズといったようなワイド(16:9)より横長の作品が増えてきています。
左のスタンダード比率(4:3)は、左右がきれてしまい、そして右側の>シネマスコープ比率(2.35:1)ではは、上下がきれてしまい、ブラックマスクの効果がなくなるとは言いませんが、多少なり効果は少なくなります。
画面サイズが違った場合の見え方を比べる
画面サイズが違った場合の見え方の一覧になります。参考までにご覧ください
比べてみるとこんな感じの違いがでてきます。 最終的には好みになりますが、映画、ハイビジョン放送を中心にみるのであればブラックマスクスクリーンの方がオススメだと思います。