ドラムプレイヤーの方も、そうでない方も、言わずと知れたRoland V-Drumsシリーズですが
「島村楽器モデル」がございます。
先日ついに待望のTD-17シリーズと、新製品TD-02シリーズも発売され
島村楽器モデルが勢ぞろいいたしました。
それを記念しまして!!!皆様にV-Drums、ならびに島村楽器の各モデルをご紹介。
気になっていた方も、初めて知った方も是非ご一読くださいませ!
Rolandから発売されている電子ドラム「V-Drums」は全部で5シリーズ。
アコースティックドラムにより近づけた「VADシリーズ(V-Drums Acoustic Desighnシリーズ)」も合わせると全部で8シリーズありますが、その中でもスタンダードと言えるモデルが「TD-02、TD-07、TD-17、TD-27、TD-50X」こちらの5シリーズとなります。
各シリーズを簡単にご紹介すると、シリーズ名の数字が大きくなるほど音源のグレードが上がり「よりアコースティックドラムに近い表現が可能」になってくるといったイメージ。
この5シリーズの中から、島村楽器ではTD-17、TD-27、TD-50Xこちらの3シリーズに注目し、担当者のドラム愛とRoland様のご協力のもとオリジナルモデルが完成しました。
それではさっそく、島村楽器モデルの各シリーズを見ていきましょう!!
Roland 「TD-02K」をベースに考案されたモデル
TD-02シリーズは「これからドラム演奏を楽しみたい!」という方に向けて、色々な機能を敢えて省きつつ伝統の演奏性、サウンドと練習機能を搭載。「コスパの良さ・コンパクト・省スペース」な電子ドラムとして幅広く親しまれています。
そんなTD-02シリーズにおいて、島村楽器がRolandと共同企画したオリジナルモデル「TD-02SC」を提案しています。
最初だからこそ、始めることへの不安がいっぱいなお客様に寄り添って、お届け~演奏を始めるまでを全力でサポート。
個口割れがないので、届いていないものがないかな…?などの心配がいりません。
通常は本体と別売りになっている「ドラムスローン・ドラムスティック」ですが、これがなくちゃ始まりません!!1パッケージの中にすっぽり納まっています。
お子様用セッティング例育ち盛りのキッズでも大丈夫。各パッドの高さが簡単に調整できるので、違和感を感じたらスムーズに自分の高さに合わせられます。
手元に届いたら「早く叩いて音を出したい!!」ですよね(笑)
難しいことを考えなくても簡単に操作ができるようシンプルに設計されています。
コーチ・モード画面始めたからには色々なビートを身につけたいけれど、一人で練習ってどうやればいいのかな…?という方にも嬉しい安心のコーチ機能も!さらに、慣れてきたらシンバルを一つ増やして3シンバルに拡張することも。
また、別売りの専用Bluetoothアダプター「BT-DUAL」を装着することで、いつも聞いている音楽を聴きながら演奏することもできます。
BT-DUAL 商品一覧へ
TD-02SC | TD-02K | TD-02KV | |
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本体画像 | ![]() |
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キット構成・ 設置サイズ目安※サイズはおおまかな参考値となります。セッティングの仕方により必要なスペースは変わりますのでご注意ください。 |
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音源 モジュール |
TD-02初心者でも迷わないシンプル設計、Bluetooth接続も可能 | ||
キック | KT-1![]() |
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スネア | PD-4![]() |
PDX-8![]() |
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ハイハット | CY-5![]() |
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タム1 | PD-4![]() |
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タム2 | PD-4![]() |
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タム3 | PD-4![]() |
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クラッシュ1 | CY-5![]() |
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ライド | CY-5![]() |
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スタンド | 3本支柱型ラック・タイプ | 4本支柱型ラック・タイプ | |
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V-Drums不動の人気を誇るTD-17シリーズ。
2022年発売/新音源「TD-17 Ver2.0」採用
2022年度楽器店大賞 打楽器部門でも大賞に選ばれた人気のTD-17シリーズ。
2022年秋には音源部分が「TD-17 ver2」にバージョンアップされ更にパワーアップした定番シリーズですが、このタイミングで満を持して遂に待望の島村楽器モデルが誕生しました。
「初めての方」にも、「もう一度」の方にも、コスパと機能性を兼ね備えたV-Drums定番シリーズの島村楽器モデルをご紹介します!
TD-17はV-Drumsのフラッグシップモデル「TD-50」を継承した音源(Prismatic Sound Modeling)が使われています。ドラムの音の鳴るメカニズムを再現し、繊細なサウンドから力強いサウンドまでアコースティックドラムを感じさせるリアルさと迫力で豊かな響きのドラム・サウンドが楽しめます。
電子ドラムだからこそ、耳を育てるのは「いい音源選びから」と言っても過言ではありません。電子ドラムが初めての方にも、もう一度始めたい方にもちょうど良い「音」としてお薦めします。
お部屋に置くことを想像するとセッティング時の大きさは気になるもの…
TD-17SC-Sはセッティング時の大きさが標準的なアコースティックドラムセットまでは大きくなく、かと言って演奏面での不足を感じさせないちょうど良いサイズ感。
幅:1,300 mm × 奥行き:1,100 mm × 高さ:1,200 mm
※セッティングの方法によってサイズが大きくなる場合があります。
充実したコーチ機能が入っているので、これからドラムを初める初心者の方でも「一人で・安心して・楽しく」練習が進められます。
初めはコーチ機能で定番のビートを練習→慣れてきたら、Bluetooth機能を使って自分のスマートフォンに入っているお気に入りの曲を聴きながら叩いて練習…
一人でもできる機能があるからこそ、これからの方でも安心して始められますね。
TD-17KVX2と同じくスネア・パッドは12”と大口径サイズにパワーアップ。
シンバル・パッドもTD-17KVX2と同じCY-14R-T(ライド・シンバル)・CY-12R-T(クラッシュ・シンバル)が採用され、アコースティックドラムにより近づいた自然な打感と揺れを感じられます。
別売りのCY-12C-T(パッド)と、MDY-STD(シンバルマウント)を追加して「3シンバル」セッティングにも対応。
「3シンバル」が標準セッティングだ!というドラム経験者の方は最初から。これからドラムを初める方なら最初はこのまま楽しんでみて、慣れてきたら「3シンバル」のセッティングで演奏の幅を広げてみてはいかがでしょう?
最後になりましたが、TD-17SC-Sは同シリーズの中でも圧倒的にお手頃な価格設定となっているのもポイント!
TD-17KVX2(スタンドMDS-COM含む)は24万円台※のところ、TD-17SC-S(スタンドMDS-COM含む)は18万円台※と一目瞭然のお得さ。(※発売当初)
およそ6万円で迫力を楽しめるスピーカーや、家族やご近所を気遣う防振グッズを揃えることもできますし、はたまたヘソクリにする(?!)..などなど用途の夢が広がりますね。
TD-17SC-S | TD-17KVX2 | |
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本体画像 | ![]() |
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キット構成・ 設置サイズ目安※サイズはおおまかな参考値となります。セッティングの仕方により必要なスペースは変わりますのでご注意ください。 |
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音源 モジュール |
TD-17Bluetooth接続での音楽再生やリズム・コーチなど自宅練習のための機能を満載した音源 | |
キック | KD-10![]() |
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スネア | PDX-12![]() |
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ハイハット | CY-5(パッド)+ FD-9(ハイハット・コントロール・ペダル) ![]() |
VH-10![]() |
タム1 | PDX-8![]() |
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タム2 | PDX-8![]() |
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タム3 | PDX-8![]() |
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クラッシュ1 | CY-12C-T![]() |
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クラッシュ2 | ー | CY-12C-T![]() |
ライド | CY-14R-T![]() |
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スタンド | MDS-Compact3シンバルに対応。スネア部とシンバル部にボール・クランプを採用 | |
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スペシャル音源収録!フラッグシップモデルに迫る音質・表現力を備えた演奏性の高さが魅力のTD-27シリーズ。
2020年発売/2022年リリース「TD-27 Ver2.0」搭載
定番の上達サポート機能の充実に加えて、「バンドドラム音色 16キット」の特典が付いているTD-27SC-S。
2022年秋に音源部分が「TD-27 Ver2.0」にバーションアップされ、3シンバルも標準装備。
「TD-27音源」もTD-17同様、V-Drumsフラッグシップモデル「TD-50」を継承した音源(Prismatic Sound Modeling)が使用されていることに加えて、デジタル・トリガー・テクノロジーと打点位置検出機能(マルチ・エレメント・センサー)が搭載された本格派なモデルとなっています。
充実した内容で本格的な中にも”家で楽しむ”を考えた「コンパクト」も意識したおいしいとこ取りモデル。
※TD-27SC-Sのスネア・シンバルはデジタル・トリガー・テクノロジー、打点位置検出機能(マルチ・エレメント・センサー)に対応していません。
グレードが上がるのにコンパクトってどういうこと??その理由はスタンドにあります。
通常のTD-27KV2には通常MDS-Standard2(約155cm×約135cm)がセットとなりますが、TD-27SC-Sには一回り小さいMDS-Compact(約120cm×約110cm)を採用することで、お部屋に置きやすいサイズを目指しました。
気になるセッティング時の大きさも”家で楽しむ”を元に考えられた設計になっています。
※サイズはおおまかな参考値となります。セッティングの仕方により必要なスペースは変わりますのでご注意ください。
ある楽曲のドラマーの演奏やイメージをもとにRolandが独自に開発した16キットを収録。ダイヤルを回してキットをセレクトするだけで、あの有名曲のドラムサウンドが鳴らせるので細かい設定が苦手な方や、セッティングに自信が無い方でも最初から叩いて楽しむことができます。
キット内容もX JAPANの「紅」やYMOの「RYDEEN」、サカナクション、東京事変、Lisa、米津玄師などなど、数多くの有名曲のドラムサウンドそっくりに作り上げられているので一通り叩いて自分好みの音色を発見するきっかけにもなりますね。好みの音色がわかったら、Bluetoothで好きな音楽をかけながら演奏して楽しむもよし!ベースとなっている楽曲でドラマー本人になりきって「叩いてみた」に挑戦してみては??
実は「TD-27音源」は、よりアコースティックドラムに近い体感が得られるデジタル・トリガー・テクノロジーを搭載しています。
この「デジタル・トリガー・テクノロジー」とは、パッドを叩いた時のセンサーが高精度というのと、その音が鳴るまでを高速処理することにより、体感としてアコースティックドラムを叩いた時のような自然な鳴りに感じられる!という技術。
よりアコースティック感を高めたい方はスネアパッド・ライドシンバルパッドを買い替えてグレードアップすることも可能となっています。
ちなみに、どうせだったら全てのパッドを最初からグレードアップしたものがいいかも…?と考えていらっしゃる方は、同じデジタル・トリガー・テクノロジーが搭載されている上位シリーズの「TD-50SC-X」をご検討いただければと思います。
TD-17SC-Sに引き続き、島村楽器モデルはお財布に優しいお値段設定が一つの大きな魅力です。
特にTD-27SC-SはRolandレギュラーモデル TD-27KV2と比較すると価格差がおよそ19万円ほどあり、音源本体のグレードと機能面・セット内容のバランスが非常に良い商品となっています。
TD-27SC-S | TD-27KV2 | |
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本体画像 | ![]() |
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キット構成・ 設置サイズ目安※サイズはおおまかな参考値となります。セッティングの仕方により必要なスペースは変わりますのでご注意ください。 |
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音源 モジュール |
TD-27TD-50譲りのサウンドと豊富な機能を搭載した音源 | |
キック | KD-10![]() |
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スネア | PDX-100![]() |
PD-140DS![]() |
ハイハット | VH-10![]() |
VH14-D![]() |
タム1 | PDX-8![]() |
PDX-100![]() |
タム2 | PDX-8![]() |
PDX-100![]() |
タム3 | PDX-8![]() |
PDX-100![]() |
クラッシュ1 | CY-12C![]() |
CY-12C-T![]() |
クラッシュ2 | CY-12C![]() |
CY-14C-T![]() |
ライド | CY-13R![]() |
CY-18DR![]() |
スタンド | MDS-Compact3シンバルに対応。スネア部とシンバル部にボール・クランプを採用 | MDS-Standard23シンバルに対応。足元が広く、自由なセッティングが可能なドラム・スタンド |
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TD-27KV2 商品一覧へ |
ここまでお読みいただきありがとうございます。
電子ドラムに興味があった方や、そうでない方にもRoland V-Drumsの魅力、島村楽器オリジナルモデルのそれぞれが少しでも伝わることを願いつつ、色々と試行錯誤のうえ記事を書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか??
私自身はドラムプレイヤーではないのですが、音楽が大好きな事もありその音楽のベースとなる”リズムを司る”ドラムになぜか愛着がありドラム担当として、こうして記事作成に携わることができて大変光栄に思いますし、日頃からお客様とのやり取りを通じて、取り上げる内容の検討や下調べをしていくなかで新たにV-Drumsの魅力が感じられました!!
また機会がありましたらドラムの魅力を伝える記事を書きたいと思います。
つたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!感謝!!!それでは皆様、楽しいドラムライフをお送りくださいませ!