アートクレイシルバーは
こうして純銀になります
アートクレイシルバーの
基本制作工程
「アートクレイシルバー」は純銀の微粉末、水、バインダー(結合材)の3つからできている粘土です。好きな形にした後に、乾燥させ高温で焼くことにより、粘土に含まれる水や結合材は焼失し、純銀だけが残るのです。

純銀の微粉末、水、バインダーが混ざり合った粘土状態。柔らかく、自由に形をつくれます。

粘土に含まれる水分が蒸発し、固くなります。

バインダーが燃えてなくなり、純銀の微粉末同士がくっつきはじめます。

微粉末同士が完全にくっつきあい、純度99.9%の純銀になります。

粘土状態のアートクレイシルバーをおおまかに形づくります。型にのばしたり・・・。自由に形づくります。

アートクレイシルバーに含まれている水分をドライヤーの熱風やオーブンなどを使って蒸発させます。湿気の少ない場所に1日以上置いて自然乾燥させる方法もあります。

完全に乾燥させた作品の形を整えます。乾燥したアートクレイシルバーは、カンタンに削ったり彫ったりすることができるので、好みの形に整えます。ひび割れしたり折れたりした部分なども、この段階で修正することができます。

完全に乾燥させたアートクレイを高温で焼いて焼結させます。電気炉やガスバーナー、アートボックス、ガスコンロなどを使います。

磨いて仕上げます。焼成後のアートクレイシルバーは、表面の銀が結晶化して白くなっていますが、研磨することで純銀の金属光沢が得られ、磨き方によって仕上がりに変化をつけることができます。
 
アートクレイシルバーはAPマークを取得 APマーク
APマークは、人にとって有害であったり、急性・慢性健康障害を引き起こす物質および量を含んでいないことを、医療専門家による毒物学的評価のプログラムにおいて証明された物に対し、米国画材工芸材協会(ACMI;The Art & Creative Materials Institute, Inc.)が付与する安全性を示すマークです。
アートクレイシリーズは「アートクレイシルバー650シリーズ」「アートクレイシルバーシリーズ」「アートクレイシルバースロードライ(保湿タイプ)」「アートクレイシルバーペーパータイプ」「オーバーレイシルバーペースト」「アートクレイゴールド/K22」において、この「APマーク」を取得。厳しい評価基準をクリアし、その安全性が証明されました。