オフィス用語集

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サ行
サーキュシート(サーキュシート)
座面の前部が下に折れ、大腿部の圧迫を軽減する機能。むくみ軽減効果があり、女性向けチェアカシコに搭載されている。
関連ページ: 女性向けチェアカシコ
サービスワゴン(サービスワゴン)
飲み物や料理の運搬などのサービスにて使用するワゴン(足に車輪をつけ、移動を便利にした荷台)を指す。
座位基準点(ザイキジュンテン)
人間と椅子の座面が接する基準点。チェアやデスクを設計する際、この点を原点とし、すべての寸法を算出している。
再生樹脂(サイセイジュシ)
種類を分別し、もう一度原料として再利用する樹脂。
再生布地(サイセイヌノジ)
植物系と化学系の2つに分けられ、植物系は天然繊維の性質を持った物質(木材パルプ、綿)を溶かして繊維に作り変え布地に仕上げたものであり、化学系はペットボトルを再生してできた繊維で仕上げた布地のこと。
サイドテーブル(サイドテーブル)
主テーブルや机(デスク)の脇などに置く小さな卓のこと。
サイドボード(サイドボード)
横長で低い収納棚。
シートアングルストッパー(シートアングルストッパー)
チェアの背もたれ角度を固定する機能。
Gマーク(ジーマーク)
グッドデザイン賞を受賞した製品等に表示することができるマーク。(→グッドデザイン賞)
JIS(ジス)
日本産業規格の略称。
島型対抗式(シマガタタイコウシキ)
1人分のデスクとイスを2列向かい合わせに並べて、管理職だけ大きめのデスクを垂直に置くオフィスレイアウト方法。
集成材(シュウセイザイ)
細かく製材した無垢の木材を高圧で接着し、再度製材して1枚の板状に加工したもの。材の安定性が高く、無垢材に比べて反りや割れ、歪みを生じる可能性ははるかに少ない。
樹脂メッキ(ジュシメッキ)
プラスチックなどの表面にメッキを施す手法。真空中で金属や化合物などを加熱蒸発させ、その蒸気を素材の表面に薄膜状に定着させる「蒸着メッキ」手法で行われる。
受注生産品(ジュチュウセイサンヒン)
注文を受けてから生産をする商品のこと。
JOIFA(ジョイファ)
社団法人日本オフィス家具協会の略称。
上下連結(ジョウゲレンケツ)
家具や什器を上下に連結し、設置すること。
情報コンセント(ジョウホウコンセント)
パソコンなどの端末をLANや電話線などの配線システムに接続するために、容易に抜き差しできるようにした接続口。
シリンダー錠(シリンダージョウ)
筒を組み合わせた形状で、これに鍵を差し込み、回転させることで開閉する錠前のこと。
シンクロロッキング(シンクロロッキング)
オフィスチェアの調節機構で、ある部分の動きに合わせて他の部分が連動する構造を指す。背もたれの傾きと座面の角度が連動する機構が多い。
芯材(シンザイ)
表皮素材に包まれた中身の素材。表皮素材が装飾的な機能を持つのに対し、芯材は実用的な機能を担当する。
スタッキング(スタック、スタッカブル)(スタッキング)
積み重ねができるという意味。チェアやテーブルを積み重ねすることで収納スペースを抑えられ、運搬もしやすくなる。
スチール中空構造(スチールチュウクウコウゾウ)
スチール製で、中に空間のある構造。
スチールロッド(スチールロッド)
鋼鉄を棒状に加工した素材。スチールパイプと異なり、断面が中空でない無垢の棒である。強度は高いが重い。デザイン上でフレームを細くしたいときに使われることが多い。
ステンレススチール(ステンレススチール)
鋼鉄にクロムやニッケルを配合して耐食性を高めた素材。一般には単に「ステンレス」と呼ばれる。硬度・強度が高く、延展性にも優れている。
スライド収納(スライドシュウノウ)
スライド式の収納形態。スペースセービングに優れるため、収納効率の向上が図れる。
背合わせ連結(セアワセレンケツ)
家具や什器を背中合わせに連結し、設置すること。安定性が高まるため、転倒防止などの目的で利用されることも多い。
成型合板(セイケイゴウハン)
木材はその性質上曲げ加工には適さないが、薄板に加工した後に熱や蒸気を加えながら型に入れ、圧力をかけて接着することで曲げ加工を可能にしたものが成型合板である。
背板(セイタ)
机(デスク)・テーブル・キャビネットなどの背面の板。
積層合板(セキソウゴウハン)
薄い板状に製材した木材を接着剤で貼り合わせた合板。俗に「ベニヤ板」と呼ばれる。強度が高く、反りやゆがみなどの変形も少ないうえ、比較的安価である。表面に突板やポリエステル樹脂板を貼り付けた化粧合板もある。
セパレートロッキング(セパレートロッキング)
座面が前・後部に2分割されており、背と座の後部が連動して傾く機能。
セルビング(シェルビング)(セルビング(シェルビング))
書架・棚のこと。
センター引出し(センターヒキダシ)
机(デスク)やテーブルの天板下につける浅い引出しのこと。
双輪キャスター(ソウリンキャスター)
転がりをよくするため、2つの車輪を持つキャスター。軽い力で転がり、向きも変えやすい。カーペット用ナイロン双輪キャスター、Pタイル用ウレタン双輪キャスターなど、使用条件に応じたものがある。
ソーシャルディスタンス(ソーシャルディスタンス)
社会的距離。ビジネス上で相手の上半身あるいは全身を見ながら普通の声量で対話ができる、適切な距離のこと。プロクセミックスでは、φ1600mmが、最も適切な距離とされている。
象嵌(ゾウガン)
象嵌細工とは木材や金属などの表面を浅く掘り、そこに別の素材をはめ込んで文様をつくる装飾技法である。こうな技法と複雑な作業工程を要するため、装飾性の高い高級家具や楽器、建築内装などに使われる。
ソフトシェルベンディング(ソフトシェルベンディング)
オフィスチェアの調節機構の一種。人間が座っているときの自然な動きを考慮し、荷重が一点に集中しないように耐圧を分散させるクッション形状を採用、広い面積で荷重を受け止める構造である。またシェルが身体の動きに合わせて自然にしなり、身体への負担を最小限に抑えている。

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タ行
耐火金庫(タイカキンコ)
火災による災害から大切なものを守る耐火性に優れた金庫
対向配線(タイコウハイセン)
向かい合う机(デスク)間の配線。
体重感応メカ(タイジュウカンノウメカ)
座る人の体重に合わせて、自動でロッキングの強さを調節する機能。エピオスチェアに搭載されている。
関連ページ: エピオスチェア
耐震ベース(タイシンベース)
収納家具の土台。床面に固定するための金具がついており、地震対策になる。
代替素材(ダイタイソザイ)
あるものの代わりとなる素材。
ダイヤル錠(ダイヤルジョウ)
数字などを表示したダイヤルを回し施錠する錠前
ダイヤルロック型(ダイヤルロックガタ)
ダイヤル錠を用いる施錠方式。(→ダイヤル錠)
タスクライト(タスクライト)
部屋全体の照明のほかに、作業する人にとって必要な明るさが届くように配慮された機能的な照明。
立上げ配線カバー(タチアゲハイセンカバー)
床から立ち上がったコード類をまとめ、すっきりと配線できるパーツ。
縦配線(タテハイセン)
垂直方向の配線。机上から床面への配線など。
棚板(タナイタ)
棚として使用される板。
棚爪(タナツメ(タナヅメ))
棚をキャビネット等の本体に設置する際に使用する固定金具。
棚ピッチ(タナピッチ)
棚の高さ方向の設置間隔。
W(ダブリュー)
幅(width)
ダブルサスペンション(ダブルサスペンション)
デスクや収納の引出しをスムーズにスライドさせる機構。二重にスライドするレールを使用し、デスクの奥行をフルに生かした、奥行の長い引出しが設けられる。
単輪キャスター(タンリンキャスター)
車輪が1つのキャスター。シンプルな構造で強度が高く、重量物の運搬に適している。比較的安価である。
中間収納(チュウカンシュウノウ)
壁面ではなく、オフィスフロアの中間部などに設置する収納形態。各セクションのオープンな間仕切や通路づくり、またカウンターとして、多用途に使用ができる設置方法。
チルト(チルト)
チェアの背もたれと座が一緒に傾く機能。背座間の角度は変わらない。
突板貼り(ツキイタバリ)
合板などの表面に天然木の薄板(突板)を貼った仕上。家具や建築素材では高級仕上とされるが、仕上や素材によって多種多様である。合板の長所である変形(反りや歪み)の少なさと天然木の質感を併せ持つ。
D(ディー)
奥行き(Depth)
T型肘(ティーガタヒジ)
T字型のチェア用固定式肘。
テーパー形状(テーパーケイジョウ)
わずかの傾斜がついた形状のこと。
テーパードエッジ(テーパードエッジ)
テーパートは先細りになる形状の意味。天板前縁の角を緩やかなカーブに仕上げた天板などが、代表例。
デスクパネル(デスクパネル)
机(デスク)にとりつけて使用するパネル。
デスクマット(デスクマット)
机(デスク)の天板上に置き、傷防止などの目的で使用するマット。
デュアルモーション(デュアルモーション)
2つの動きをくみあわせた機構。
テレスコピック・リンク(テレスコピック・リンク)
折りたたみチェア開閉時に脚部パイプをスライドさせ、前脚と後脚の連結部に指を挟む危険を防止する機能。
テンキーロック型(テンキーロックガタ)
テンキー(数字キー)を用いる施錠方式。
電子ロック(デンシロック)
施錠・解錠が電子的な情報の照合によって制御される施錠方式。ICカードやテンキーなどが利用される。
天板(テンバン(テンイタ))
机(デスク)・テーブル・カウンターなどの上面の板。
等分布加重(トウブンプカジュウ)
加重対象の範囲に均等にかかっている荷重。
トーションバー(トーションバー)
「ねじれ棒」の意味。金属棒のねじれによるバネ効果(ねじりに対して復帰しようとする力)を利用したスプリングの一種。最大の利点はコンパクトなこと。
扉自閉装置(トビラジヘイソウチ)
力を加えずに自動的に扉を閉めることが出来る装置。

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ナ行
内筒交換錠(ナイトウコウカンジョウ(ウチヅツコウカンジョウ))
シリンダー(内筒)を交換できる錠のこと。シリンダー交換することで容易にナンバー違いのカギに変更可能。
ナイロンキャスター(ナイロンキャスター)
カーペット敷きのオフィスなど、軟質床に適したキャスター。
ナイロン樹脂(ナイロンジュシ)
ナイロン繊維と類似の構造を持つポリアミド系高分子素材。硬度が高く、耐屈曲性・耐摩滅性に優れている。また摩擦抵抗が少ないため、煽動部分に用いると非常に滑らかな動きをする。
ナラ(楢)(ナラ)
日本でもっともポピュラーな樹木のひとつ。欧州原産のオークの類似種だが、色調はより明るい。加工性は良く、家具や建築材料として多用される。
ニーチルト(ニーチルト)
オフィスチェアの調節機構の一種。ひざを支点にして、体重を後ろに掛けると座面の前縁は変わらず、後方だけが下に傾くように設計された機構。大腿部に負担を掛けず、快適な姿勢が保てる。
二重引出し防止装置(セーフティロック)(ニジュウヒキダシボウシソウチ(セーフティロック))
ひとつの引出しを引き出すと、他の引出しがロックされる装置。引き出しを出したことによる重心移動が原因の転倒を未然に防ぐことができる。
人間工学(ニンゲンコウガク)
人間の身体的・生理学的特性を研究し、機械や環境の設計に役立てる学問。エルゴノミクス・デザインにも活用される。
ネスティング(ネスト、ネスタブル)(ネスティング)
入れ子構造にできるという意味。入れ子式(主に水平方向)に重ねることで収納スペースを抑えられる。別名:平行スタッキング
ノックダウン(ノックダウン)
組立・分解が容易に行えるように考慮された構造のこと。通常は主要部材が加工・仕上済の半完成ユニットになっており、これを組みたてるだけで完成する「ノックダウン構造」が採用されている。

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