◇希少品種ガルナッチャ・ペルーダの救世主!
◇生産者組合会長も務める熱血オーナー醸造家!!
今回ご紹介する造り手ジョアン氏は、元々、ワイン造りを営んでいた家系に生まれながらも、自らの理想とするワインを造るためにゼロからスタートしました。

最初はガレージでワイン造りをスタートし、4年ほど苦労の日々が続いたとか…

が、そんな中でもくじけずに、ワイン、そしてテラ・アルタの土地を愛し続けた彼のワインはやがて日の目を見ます。


なんと!最もお手頃なアルモディ・プティット・レッド2011が、パーカー・ポイント90点を獲得し、アメリカでブレイクしたのです!

しかもこのワイン、今でも売れ続けるほどの人気ぶり。

更に、アルタビンにはもう一つ、注目のワインがあります!希少品種ガルナッチャ・ペルーダを復活させ、生み出したアルモディです。

どのワインも、今までのスペイン・ワインのイメージである『濃厚なフルーツ』というイメージをいい意味で覆してくれる、心地よい引き締まりや柔らかさ、とミネラルを感じる味わいです。

実際、実店舗での試飲販売でも、お客様から『いい意味でイメージと違う。いいね♪』というコメントを頂きました!

『ワインはただのアルコールの入った液体じゃない。

ボトルの中には、そのワインが造られた土地の歴史と文化も一緒に詰まっているんだ。

だから、僕の生まれ育った町をぜひ見て欲しい。』

この彼の言葉で、その歩み、人柄、そして、ワインに対する真摯な思いを感じて頂けるのではないでしょうか。

そんな熱血すぎる彼、とうとう、テラ・アルタの生産者組合長に選ばれたとか(笑)

希少品種の救世主!

熱血当主ジョアン氏が手掛ける、アルタビンです!!
2023年7月
スペイン・カタルーニャ最南端にある、テラ・アルタのワイナリー〈アルタビン〉より、当主ジョアンさんが2017年以来のご来店、試飲しながらお話を聞きました!

テラ・アルタ(=高地)の名の通り、350〜550mの高標高に畑を所有、この地特有の〈パナル〉土壌で育つブドウから、ここでしか表現できないワインを生み出しています。
パナルは、白亜質を含むフカフカの泥や砂(シルト)の混ざる土壌で、保水力があるので雨が少なく乾燥したこの地に最適。

しかも風通しが良く健全なブドウが育つので、栽培も全てオーガニック、さらに1本の樹から8房程度に収量を減らし、よりブドウの個性を映し出す努力をしています。

そんな独特のテロワールから生み出されるワインは、どれも他には無い魅力と美味しさに溢れていました♪

赤も白も凝縮感がありながら重すぎず、酸、タンニン、ミネラル、使用されてる品種の個性が見事に調和、グラスや温度帯によっても違った魅力が楽しめましたよ!

「僕のワインだけでなく、僕の住む町を知って欲しいんだ!」

と、地元への深い愛情を語る熱血漢ジョアンさんのワインは、今、日本で増えている新しい造り手のワインに通じるものがあるように感じました。

カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどと違って、世界中どこを探しても見つからない、この地ならではの〈地ワイン〉を、是非、飲んでみて下さい!!