ヒダ山部分の違いについて

カーテンのヒダ山にはいろいろな形があります。
一般的に使われているのが2つ山と3つ山です。

2つ山 3つ山



一般的に、規格サイズ(既製品)や、
イージーオーダー仕様に多く使われます。


一般的に、オーダーカーテン(フルオーダー)仕様に
多く使われます。

縫製仕様にかかわらず、1.5倍ヒダの場合は2つ山、2倍ヒダの場合は3つ山で仕上げます。

また、注文サイズが同じ場合、1.5倍ヒダより2倍ヒダの方が、ヒダ同士の間隔が狭くなります。
(2倍ヒダの方が、フックの数が多くなります)

※生地によっては、2倍ヒダでも厚みのために3つ山ではなく2つ山になる場合があります。

ヒダの量(1.5倍ヒダ・2倍ヒダ)の違いについて

カーテンは、フック部分の生地をつまんで、生地になみなみのヒダが出るように作られています。

生地をたっぷり使えば、ヒダの数が増えるため豪華な見た目になります。


比較のために、規格サイズ・イージーオーダーの縫製仕様で1.5倍ヒダ、
オーダーカーテン(フルオーダー)の縫製仕様で2倍ヒダのカーテンを作って、写真を撮りました。

必ずしも規格サイズとイージーオーダーが1.5倍ヒダで、オーダーカーテンが2倍ヒダということではありませんが、
2倍ヒダにすると、カーテンの見た目がはっきりと違って見えます。


また、同じヒダの量でも、ヒダの形(ドレープ)が整っているかどうかでも
見た目がかなり変わりますのでご確認ください。


1.5倍ヒダ 2倍ヒダ

規格サイズ仕様・イージーオーダー仕様
1.5倍ヒダで形態安定加工を行った場合


↑オーダーカーテン仕様
2倍ヒダで形態安定加工を行った場合


↑規格サイズ仕様・イージーオーダー仕様
1.5倍ヒダで形態安定加工を行わない場合


↑オーダーカーテン仕様
2倍ヒダで形態安定加工を行わない場合


なお、上の茶色いカーテンの写真は、生地が厚い遮光カーテンを使用しています。
こちらは色々なカーテンの中でもヒダ(ドレープ)の形が整いにくい部類の商品になります。

レースカーテンや、遮光性がなく生地が薄いカーテンは、
形態安定加工を行わなくても上の写真よりは綺麗なヒダの形になります。