カーテンレールのリターンストップ

リターンストップの利点

手前のレールにかけるカーテンの左右を延ばして、レール全体を隠すように
奥のレールにカーテンをかけることを「リターン(リターン仕様)」、
そのために付いているレールの部品を「リターンストップ」と言います。

リターンストップが付いているレールにカーテンをかけることで、
横からの光漏れを防止したり断熱効果を高めたりすることができます。

※当店で販売しておりましたリターンストップつきのカーテンレールは販売終了となりました。

普通にカーテンをかけた状態

手前のレールと、奥のレールの間の
隙間から光が漏れます。

リターンストップを利用した場合

手前のレールと、奥のレールの間の
隙間をカバーする分、光を多く遮ります。
(上下の隙間からは光が漏れます)

注文サイズにお気を付けください

仕様や注文サイズによって異なりますが
カーテンのフックからフックまでの距離は、約10~17cmあります。

一方、一般的なダブル(二重)レールの、手前と奥のレール間の距離は、約6cm前後になります。

フックをそのまま固定ランナーにかける場合

奥にあるレールの一番端(固定ランナー)にカーテンの一番端のフックを、
手前のレールの一番端にカーテンの端から2番目のフックをかける場合、
レール間よりも生地のほうが長いため、生地がダブつく形になります。


また、カーテンの注文の際は
フックからフックまでの距離を計算し、
巾サイズを決めて注文する必要があります。

縫製仕様やサイズにより、フック間の距離は異なりますので
下の方法のほうが失敗しにくいかと思います。

2番目のフックを動くランナーにかける場合

カーテンの端から2番目のフックを、手前のレールの動くランナーにかけるという方法もあります。

この場合は、カーテンのフックから
フックまでの距離は気にしなくても
大丈夫です。

カーテンの巾サイズは、レールの
長さよりも片側10cm(トータル20cm)程度
プラスしてご注文ください。


ただし、引っ張ると生地がレールの下に潜ってしまう事があります。
その場合は、フックが動かないように、ランナーを紐で縛るなどして固定してみてください。