【キス釣り入門!】初心者でも簡単に爆釣!?キスの生態からタックル・ポイント選び〜釣り方まで完全解説!

キスが釣りたい。キスが食べたい。
でも道具を揃えるとなるとお金がかかるし、何かで代用できないのかな!?
そのように考えたことはないでしょうか!?
実はあなたの家に眠っている竿とリールでキスを釣る事ができます。
今回の記事では、釣り初心者のあなたがキスをお金をかけずに釣る方法を伝授したいと思います。

目次

キスの生態

まずはキスの生態について、簡単に説明します。 一般的に皆様が釣りやスーパーで見かけるキスの正式名称は、シロギスと言います。 『キス』と聞いて天ぷらにされた姿を想像する方もおおいのでは!?

シロギスは、北海道南部から九州全域に生息しているため全国的に釣りのターゲットとしても有名な魚です。 砂浜や堤防から釣れる時期は地域差により若干の差はありますが、3月~10月までと冬を除けばほぼ年間通して釣ることができます。 冬になると深場に餌を求めに行くため一般的には船からしか釣る事ができませんが、 人が海に行きたくなる6月~9月は産卵で体力をつけるため豊富な餌を求めて浅場にやってきます。 波打ち際で釣れる事もあり、魚釣りを始める初心者の方には、特に難しい技術とかはいらないのでベストな釣りになります。

簡単な釣りなので、海水浴ついでにという子供連れの釣り人も多く見かけます。 私の周りでもキス釣りをして釣りにはまったという人も多くいます。 もちろん筆者もそのうちの一人ですが、、、、 シロギスが主に捕食しているものは、ゴカイ(多毛類)やエビやカニ(甲殻類)となります。 群れを作り、砂の中にいる餌を探して捕食しています。 危険を感じると砂の中に身をひそめることもできます。

キスが釣れやすいポイントは!?

基本的に砂浜で行う釣りではありますが、広大な砂浜からどこがいいのか戸惑ってしまうことや砂で洋服が汚れて嫌だという方もいると思いますので 筆者がお勧めする「釣れやすく釣りやすい」ポイントを厳選してご紹介します。

砂浜の河口付近、川の流れ込みがあるところ

川からたくさんのプランクトンが流れてくるためプランクトンを捕食しに集まったゴカイやエビなどを狙って多くのキスが集まります。 子供と一緒に釣りを楽しみたい時は、高い堤防から落ちる心配もなく海水浴も同時に楽しめてしまうという事も利点としてあげれるのでおすすめです。

近くに砂浜がある堤防(漁港)

砂浜と隣接している漁港はキスを釣る上で好条件が整っています。 主に、船の通り道など水深が比較的ある場所や餌釣り(アミを使いサビキ釣り)をしている釣り人の付近などにはキスも多く集まっています。

このような条件は結構身近に存在する事が多くあります。 まずは、グーグルマップで検索して実際に足を運んでみるといいと思います。

逆に避けなければいけないポイントは、 岩やカキの瀬が多く点在するところ 海藻が多くあるところ 船がたくさん係留(停まっている)している漁港

これらに該当する場所では、仕掛けを投げるたびに根掛かりして仕掛けを次から次になくしてまう恐れがありますので避けましょう。 また、多くの海水浴客がいるところでは針が刺さると大変危険のため避けましょう。

タックル(道具)は何を使用したらいいの?

竿

釣具屋には投げ釣り専用の竿として5万円~10万円の高価なものから1万円ほどの低価格帯の竿などが販売されていますが、 キス釣りを始める方は、親が使わなくなった竿や以前使用していて押入れに眠っていおる竿で十分代用が可能な場合もあります。

先で説明したように、キスは波打ち際や堤防のすぐ近くまで来ている事が多いので遠くまで仕掛けを投げなくても釣れます。 10g以上の重さを投げる事ができる磯竿、ルアーロッド(シーバスロッドやエギングロッド)などで難なく代用できます。

実際に筆者もエギングロッド8フィート(約2m50cm)を代用していますが、快適に使用できています。 使いやすさで言えば2m以上の竿で少し硬めの竿がより仕掛けを投げやすくなります。

リール

キス釣りは基本的にスピニングリールを使用します。 仕掛けを投げたり、ハンドルを巻いたりする上で初心者の方には扱いやすいリールになるのでお勧めです。 筆者も竿と同じくリールはエギングで使用しているリールをそのまま代用しています。 リールの番手の目安は

シマノ:2000番~4000番

ダイワ:2000番~3000番

ライン

一般的にはPEの0.6号~1.5号くらいを使用しますが、今お持ちのリールに巻いてあるナイロンラインやフロロカーボンラインでも十分代用できます。 少しでも遠くに投げたいなと思うようになったらPEラインに変更するとより飛距離がでるようになります。

針(フック)

最近の針に関しては、糸を結んだりする手間を省き袋から取り出したらそのまま装着するだけのものがたくさん販売されています。 仕掛けを投げる事に必要なオモリ(天秤)が一緒についているものも販売されていますので仕掛けは何を用意したら良いのか悩むことも少なくなります。

一般的に針数は3~多くて10本も使用しますが、最初に始めるのであれば2本針の仕掛けをお勧めします。 本数を多くしてしまうと、糸が絡みやすくなったり、仕掛けが投げずらくなったりとトラブルが多く発生します。

針の大きさについては、4号~8号を使用しますがキスの顔を見ていただいたらわかるようにカワハギとはるほどの口の小ささです。 ですので小さめの針をお勧めします。

※キス釣りをする上で、針は根掛かりや、キス釣り上最大の敵となるフグに針を噛みちぎられる事が多くありますので多めに持っておきましょう。

オモリ(天秤)

オモリもたくさんの種類が販売されていて戸惑う事がありますが、 10グラム(3号)以上あれば十分です。

ですが、普通のオモリで投げ続けると糸絡みが頻繁に起きてしまいます。 ちょい投げ用の天秤(オモリ)と言われるものが販売されていて、糸絡みを軽減する形となっていますので、投げ釣り専用のオモリを使用することもトラブルを防止し釣果アップにつながりますよ。

釣れる餌は?針のつけ方!

シロギスの好物は、ゴカイ(ジャリメ)となりますので、キス釣りの餌はゴカイ一択で良いです。 基本的にはどこの釣具屋さんにも置いてあります。 その見た目は、、、、 陸で言うムカデに似ていて「気持ち悪い」というかたがほとんどです。 また、口元には恐ろしい牙があり、 噛まれると、、、大人の皮膚ではほとんど痛くはありませんが子供の皮膚では少しチクっとする恐れがあります。

キス釣りの難関はおそらく餌のゴカイをいかに触れるか、針にどうつけれるかが課題としてあげられます。 餌をつけるポイントとしては、ゴカイの頭をハサミでチョキン! と切ってから針に刺すと噛まれる心配がなく安心してつける事ができます。 ですが、頭を落としてしまうとすぐに動かなくなってしまうためキスの食いは生きているゴカイよりも渋くなってしまいます。

では、どうしたらよいのか。 軍手を使用すると噛まれても皮膚まで届くことはなく安心してつける事ができます。 また、ゴカイは滑りやすいので軍手の生地で滑り止めにもなるのでお勧めです。 これでも触るのが嫌というかたは、食いは渋くなってしまいますが沖アミ(エビ)で代用ができます。 餌のつけ方は、写真をごらんください。

どうやって釣ればいいの?キスが釣れたら?

釣り方は至ってシンプル。 遠くに投げれるだけ仕掛けを投げて 着水後に少しリールを巻いて、糸ふけ(糸が張っている状態にする)を取ってあげます。 糸ふけをとることにより、魚からのあたり(エサを食べている状態)がより分かりやすくなります。

あとは、竿の穂先がピクピクとなったら10秒ほど待ってから回収する(リールを巻く)だけでOKです。 竿先に反応がない場合は、そこの付近にキスがいないということですのでリールを10~20回転巻いて餌の位置をずらしてあげましょう。

4.5分待っても反応がない場合は、餌を付け替え先ほど投げた場所とは少し違った場所に仕掛けを投げましょう。

待望のキスが釣れた後は 基本的にクラーボックスに氷を引いた状態でキスを締めたりする必要はなく直入れで構いません。 ※キスは針を丸呑みしている事が多く針が取り出しにくい事がありますので、針外しがあれば便利です。

まとめ

キスを狙うなら6月~9月がベストシーズンです。 釣れるポイントは砂浜の川の流れ込みがあるところと砂浜が近くにある漁港の船の通り道と餌釣りの方がいる付近がお勧めです。 竿は、ルアーロッドや磯竿の2メートル以上の10グラムの重さを投げる事ができる竿で代用可能です。

リールはスピニングリール2000以上で十分釣る事ができます。 針や天秤(オモリ)は手間を省く事ができるセットがおすすめです。 餌(ゴカイ)を針につける事ができればキスは釣れます。

いかがだったでしょうか? キスのベストシーズン真っ最中の今タンスの中に眠っている竿とリールで美味しいキスがあなたにも釣る事ができますので ぜひ砂浜や堤防に足を運んでみてはいかがでしょうか?









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