「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の学科6科目と実技から構成されており、マークシート形式の試験と記述式試験併せて、3時間30分(学科120分、実技90分)で100問(学科60問、実技40問)を解く必要があります。合格基準点は、毎年一定で学科が60点中36点以上、実技が100点中60点以上の正答が必要になります。
試験科目
問題数
四肢択一10問
学科試験では、社会保険や年金、実技試験ではそれらに加えてライフプランニングの考え方・手法からの出題が中心です。学習の範囲は広いですが、試験では基本的な知識・理解が問われるので、細かいことにこだわらず、基本をきちんとおさえるようにしましょう。
資格のプロからの一言
覚えておかなくてはいけない事項は多いです。ただ、キャシュフロー表や資金計画など毎回出る分野があり、押さえておけば得点源にできる分野なのでしっかり勉強しましょう。
問題数
四肢択一10問
生命保険・損害保険・第三分野の保険などからの出題が中心で、基本的な仕組みや課税関係について学習することが大切です。また、個人に限らず法人における保険契約から出題されることもあり、学習しておく必要があります。
資格のプロからの一言
それぞれの保険の種類とその特徴、保険料を支払った時と保険金を受取った時の課税関係など整理して覚えましょう。
問題数
四肢択一10問
株式・債券・投資信託からの出題が多くなっており、金融商品の基本的な知識が問われます。難しく考えすぎず、基本的な内容を「幅広く・浅く」学習しましょう。
資格のプロからの一言
各金融商品の特徴や仕組みを理解しましょう。また、課税の取り扱いなどタックスプランニングに関連した内容も多いため、領域横断的に覚えることを意識しましょう。
計算式は覚えるよりも計算に慣れることが大切です。
問題数
四肢択一10問
所得税に関する出題が中心ですが、他の科目との関連性も高い科目です。金融商品、保険、不動産などすべてに税務が関わってくるので、この科目の学習が、他の科目の理解にもつながります。
資格のプロからの一言
他の科目との関連が多いので、この分野をしっかり勉強することが、合格への近道になるでしょう。先にこの分野から勉強を始めるのも作戦として有効です。
問題数
四肢択一10問
土地や建物の取得・売買に関わる法規から税務まで範囲は幅広く、普段、馴染みが薄い法律用語が出てくるため、難しく思われがちです。ただ、出題されるポイントは決まっているので、学習範囲を絞り込んで知識を身につけていくことが大切です。
資格のプロからの一言
不動産は奥が深く広範囲な分野なので、ついつい時間をかけすぎる傾向にあるので注意! 過去問で、毎回出題される分野に絞った勉強を意識しましょう。
問題数
四肢択一10問
相続分野からの出題が中心です。事業承継分野は難しく、出題は限られているので深入りは禁物。学習は基本レベルで十分で、相続税については、基本的な計算の仕組みをマスターしておきましょう。
資格のプロからの一言
FP技能試験6科目の中で難しい分野です。
まず、基本的なしくみを覚えましょう。
・民法における相続の一般的な知識
・相続税法における相続税・贈与税のしくみと計算
・財産評価
は重要ポイントです。
問題数
四肢択一+
語群選択+記述
日本FP協会は「資産設計提案業務」というテーマで、金融財政事情研究会は「個人資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」、「損保顧客資産相談業務」の4つから1科目を選択します。出題は計算問題が半分以上を占め、学科の6科目にまたがった出題がされます。
資格のプロからの一言
実技試験は計算問題が半数以上を占めて、時間が足りなくなりがちです。分かる問題から解いていくようにしましょう。
それぞれの科目ごとの実技の得点を聞いてみました。
合格者は、FP協会・金財とも7-8割の理解者が最も多く、FP協会は特に多い傾向あり。
それぞれの分野ごとに、暗記と理解では、どちらを重視して取り組んでいるか聞いてみました。
ライフプランニング、金融資産運用、タックスプランニング、相続・事業承継の4科目は、合格者は理解を重視。他の科目は、理解と暗記を同程度で取り組む傾向。
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合格者数は、当社が当講座受講生に対して行ったアンケートへの回答で、各年度の試験を実際に受験し、合格された方の数です。(2017年8月31日現在)
2002年度:1,160名, 2003年度:893名, 2004年度:1,227名, 2005年度:1,529名, 2006年度:1,498名, 2007年度:1,783名, 2008年度:2,321名, 2009年度:2,479名, 2010年度:2,364名, 2011年度:1,877名, 2012年度:1,485名, 2013年度:1,780名, 2014年度:1,733名, 2015年度:1,486名, 2016年度:1,559名
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