年齢を重ねると、誰でも起こってしまう尿漏れ。他人に相談することができずに一人で悩んでしまったり、尿漏れが不安で外出を控えてしまう…そんな人も多いのではないでしょうか。実際に、尿漏れを経験した60代の6割以上が遠出に不安を感じています。しかし外出を控えることは、運動頻度や量の低下につながり、認知症を引き起こす原因になる可能性も。
快適かつ健康的な生活を送るために、尿漏れの原因と対策について正しい知識を身につけましょう。
尿もれは誰にでも起こる! 尿もれの原因について
尿漏れの主な原因は、「過活動膀胱」と「腹圧性尿失禁」です。「トイレに行きたい!」と思っていても間に合わずに漏らしてしまうのが「過活動膀胱」で、膀胱が過敏になることで起こります。
また、せきやくしゃみ、笑うなどの動作による腹圧で漏れてしまうのは、骨盤の底にある筋肉(骨盤底筋)がゆるむことよって起こる「腹圧性尿失禁」。出産によって尿道周囲の靱帯や筋肉が緩むと起こりやすくなるので、女性がなりやすい現象です。
要注意! 尿もれが起きやすくなる習慣
そもそも排尿は、膀胱が収縮して尿道がゆるむことが原因で起こります。
長くいきんだり何回もトイレへ行くと、骨盤底筋に疲労が溜まり、筋肉が緩んでしまう可能性があります。そうすると、ちょっとしたせきやくしゃみでも尿をこらえることができずに、漏れてしまいます。尿漏れを起こしにくくするためにも、排尿をする際は力を抜いてスムーズに出しましょう。
まずはセルフケア!骨盤底筋体操で尿もれを軽減
尿漏れが気になってきたら、まずは日々の体操で骨盤底筋を鍛えてぜひ改善を!下記はそれぞれ10分程度なので、寝る前に行う習慣をつけるなどぜひ継続的に行ってみてください。
基本の骨盤底筋トレーニング
仰向けで
- 仰向けに寝て、足を肩幅に開き、両膝を軽く曲げて立てからだをリラックスさせます。
- その姿勢のまま5秒程度、肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで締めます。
- その後は、からだをリラックスさせます。
上記の2、3のサイクルを10回繰り返しましょう。
壁に軽くもたれるようにして床に座り、両膝を軽く開いて立てた状態にします。足の付け根の股部分(肛門括約筋の近く)に片手の手のひらを当てて、骨盤底の位置を自分の手指で確認します。
- その姿勢のまま5秒程度、肛門、尿道、膣全体を締め、陰部全体をじわじわっと引き上げる感じで締めます。
- その後は、からだをリラックスさせます。
上記の1、2のサイクルを10回繰り返しましょう。
旅行、スポーツ、長距離移動…
通常のショーツのような紙パンツで、外出をもっと楽しく!
「人に紙パンツをはいていると知られるのが嫌で、外出や人付き合いに消極的になってしまう」
「お尻周りがゴワゴワしているから、ズボンをはいたら周りに気づかれてしまうのでは?」
と着替える可能性のある旅行やスポーツを避けてしまったり、おしゃれを我慢していませんか?
また男性の場合は、「前開きの紙パンツがなくて、外出先のトイレで苦労する」という声も。
“パッドだともれないか心配だけど、紙パンツは抵抗がある“
そんな人にオススメの商品をご紹介します。
おしゃれに、外出を楽しめるスタイルパンツ
“おしゃれに、もっと外出を楽しんでほしい”そんな思いから、はき心地がよく、洋服に響かない薄型紙パンツ「すっきりスタイルパンツ」。外出先のトイレでも普通のパンツと同じように用を足すことができます。
商品の特長
- おしりのまるみにストレッチ素材がピッタリとフィットして、しわが出来にくい。
- 股下の中央の溝とその左右両外側に一対の溝に吸収体があり、装着時にW字に変形しやすく、溝を埋めるからもれにくい。
- 脚周りが外側に反り返りにくいから、股下もゴワゴワせず、ズボンに響かない。