ただいまのご挨拶 ~水木~
12月8日の「はじめましてのご挨拶」からちょうど1週間。
皆様ただいまです。
そしてはじめましての方は、はじめてお目にかかります、水木ゆうなと申します。
今後こちらのブログにもちょこちょこお邪魔させていただきますので
何卒宜しくお願い致します。
こちら があるということは、そちら、どちらが、あるということ。
今まではGiulioTorrini(ジュリオ・トリーニ)の作品を取り扱っている
retroitalyのブログを担当しておりました。
GiulioTorrini(ジュリオ・トリーニ)と出逢ったことで
イタリアのあれこれに触れ、調べ、興味を持ち、イタリアを更に好きになりました。
好きになるのに時間は関係ないとはまさに是なり。
皆様も是非、
私にステキなキッカケをくれた愛すべき写真たちを覗いてみてください。
➤retroitaly HP
そんなretroitalyの写真のお話しから・・・
諸行無常と温故知新
ただただ流れるように、何もせず、何も探さず、気の向くままに、な旅も楽しいですが、
昔住んでいたお家を探す、見てみる、にも似た
昔あった風景を、現在(いま)の風景の中に探す。
こんな旅も乙なものです。
現地に行けない現在だからこそのイタリアの楽しみ方。新しいイタリアの旅のカタチ。
こちらの写真1958年のイタリアフィレンツフェの街並み。
「おわかりいただけただろうか…」
自宅でふとUTSUBOブログの事を考えている時、
私が絶大なる信頼を置いているGoogleMapでRetroitalyの同じ景色を探してみようと探してみたら・・・
同じアングルの同じ通りを発見!
鳥肌!
ほぼほぼ1958年と変わっていない!今2020年ですよ?!
チェッレターニ通り (ヴィア・デ・チェッレターニ Via de’ Cerretani)だという事も判明しました!
そして、この感動を弊社代表池内ことtigerさんに嬉々としてお話ししましたら・・・
「イタリアでは普通なんよね。だからあまり驚かない」
え?!(冷ためな反応と事実とに、色々な意味で驚愕ダブルパンチw)
だって今現在の見慣れたこの風景 @元町商店街東口
が1954年になるとこうなるわけです。
変わりすぎてやしませんか?!
1958年のイタリアと1954年の日本。
この時代の5年は、現在(いま)の5年と比べ物にならないほど、
時間の経過・変化が顕著だということを踏まえても、
このイタリアと日本の違いは激しすぎます。
より良くなること。より良くすること。
それはとても素晴らしきこと。
でもひたすらにupdateを重ね、古き良きを跡形もなく消してしまう変化。
これは果たして進化なのか…ステキなことなのか…
なんてことを考えずにいられない4枚です。
ただこれらの写真を見てわかること。
イタリアはステキです。
古き良きをとにかく繋げる紡ぐ続ける。それがイタリア。
現状維持のみを目的とする動きをしていたら、どうやったって劣化します。
より良くするための動きをしてこそ、素敵な現状を維持できるわけです。
そう考えると
変わらないこと ・変わらずにいることは、
変わっていくこと・変わることより難しい、と私は想うのです。
それはオシャレも然り。
自分の中の流行りではなく、
世の中の流行りに人が呑まれて、
周りを見渡すとどこもかしこも同じような服装。
こんな慌ただしい世の中だからこそ
自分の中の変わらない部分、自分のこだわりを大切に。