スキーブーツの選び方〜足のエキスパートノリロー店長が解説〜

フルチルト スキーブーツ クラシック ブラック CLASSIC BLACK (17-18 2018) full tilt ski boot スキーブーツ エフティー ft ブーツ|websports
FT/エフティー/・・
モーグルとフリースタイルで絶大な人気のエフティーブーツ。古くはライケルというブランドやクナイスルというブランドで販売されていました。
その当時から変わらない足首部分の可動域とフルサーモのインナーの使用による超軽量などがこのモデルの人気の秘密です!!TOMウオリッシュとB&Eのシグネチャーモデルも同時発売中
この特徴的なブーツを安価で提供する為に生まれたモデルがクラッシックです!名前の通りキャリアのあるスキーヤーには懐かしいカラーリングのこのモデルは毎年大変な人気で早くに完売するモデルです。

ダルベロスキーブーツ クリプトン 110  DALBELLO KRYPTON 110 (17-18 2018)dalbello スキーブーツ|websports

DALBELLO/ダルベロ・・
FTブーツと同じ3ピース構造のブーツです。FTに比べると全体にソフトな足入れが魅力です。あくまでもパークライドに固執してインナーもフルサーモを採用したフリースキーのスーパーヒーロー"タナーシグネチャーモデル"。
タナーをベースにパークライドをしっかり楽しめる"
だけではなくしっかりしたホールドでコブもゲレンデも、パウダーもオッケーなオールラウンドモデル" 。
エントリー層のために2ピース3バックルとお求め安さの"ジャック"。2018シーズンのダルベロのラインナップです。
今期はシェルの幅別に3種類 ブーツの名前で通常98mm MX103mm AX100mmと分かれるのでご自分の足幅でシェルを選んでください。

ゲン スキーブーツ DRAGON(17-18 2018) GEN スキーブーツ フリースタイルスキー ブーツ|websports


GEN/ゲン・・
ジャパンブランドのゲンもFTと同じくモーグラーから絶大な人気のブランドです。2ピースブーツならではのホールド感と2ピースブーツではありえない足首のやわらかさが人気の秘密です!
上級機種の基本的なシェル型は共通でシェルの硬度と使用目的によるカテゴリーとカラーリングがラインナップを形成しています。
WEBSPORTSでは硬さをベースに3機種をラインナップしています。
硬度90のドラゴン 硬度85のフィール 硬度80のトランスとなります。ダイレクトな足裏感覚はGENならではです。
トランスはパークライドに特化したモデルでフルサーモのインチューションインナーやプラスティックバックルを採用し超軽量仕様になっています。フレックスも極端にやわらかく、スキーヤーの自由度をサポートします。
(成型インナーを採用しているので基本的には成型してご使用になられることをお勧めします。)


上級用スキーブーツ(適度なフィット感と操作性を重視するスキーヤーに)

上級用のスキーブーツはパワー伝達性の高いレース用をやや幅広にして、ブーツの剛性もやややわらかめにしたモデルが中心ですので、全体的に履きやすく、いろんなタイプのスキーヤーに適応できるブーツです。

パワー伝達やレスポンスはレース用と変わらないが、フィット感やフレックスはより扱いやすいようにソフトにしています。

全体的に幅はやや広めですが ブーツにより足型が若干違うので、下記のコメントを参考にお選びください。

中心価格帯 6−8万円台

上級用スキーブーツ スキーブーツ 人気ブランド

スキーブーツ ラング RS 110 S.C.(17-18 2018) LBG1310 LANGE スキーブーツ|websports
アトミック スキーブーツ2018 REDSTER CLUB SPORT 130  レッドスター (17-18 17/18 2018) ATOMIC スキーブーツ アトミック ブーツ|websports
レクザム スキーブーツ 2018 PowerNEX-100 Black ウォークモード搭載 17-18 REXXAM スキーブーツ|websports
サロモンスキーブーツ 2018 X PRO 100 ブラック/アンスラサイト (17-18 17/18 2018) SALOMON スキーブーツ|websports

SALOMON X PRO 100・・
サロモンのレーシング、デモモデルで採用されたツインフレーム構造を採用。最高の軽さとフィット感が実現されました。足首部分から甲にかけて補助パーツを採用し力をかけずにブーツに足を入れることが出来ます。
また、オーバーサイズピボットも採用しパワー伝達のロスを最小限にしています。現在のサロモンブーツのトップテクノロジーをより快適に安価に体験できるコストパフォーマンスに優れたモデル。
2018シーズンも間違いなくオススメです!!(アルペン規格ブーツ)

SALOMON/サロモン/X PRO 100(エックスプロ100)

ノルディカ2018 スキーブーツ GRANTOUR S RTL リアエントリー グランツアー S RTL ブーツケース付き 17-18 nordica boots|websports

NORDICA/ノルディカ/GRANTOUR S RTL・・
快適で優しい履き心地が着実な上達をサポートする、リアエントリーブーツ。 オールドファンに嬉しいノルディカ伝統のブーツです。 
締め付けは3点締め レバーのスライド部分でフクラハギの調整  ダイヤルで甲の締め付けの調整が可能、もちろん甲の締め付け調整用の レバーもあり3点のアジャストで快適なフィット感を実現します。
ブーツを脱ぐときもレバーをあげれば 甲の締め付けが自動的にリリースする 設計でブーツの着脱がとっても楽! また、ブーツ前方寄りの浸水がないので保温性に優れた快適なブーツです。(アルペン規格ブーツ)

NORDICA/ノルディカ/GRANTOUR S RTL

ワイヤーでの調整なしの廉価版は

NORDICA/ノルディカ/GRANTOUR RTL


初心者用スキーブーツ(快適でやわらかくスキー入門の方に)

スキーブーツはスキーに足のパワーを正確に伝えるため非常に大事な道具です。もちろん入門者にとっても同じです。

もちろん快適性も大事、ゲレンデで足がしびれて辛いとスキーどころではありません。ウェブスポでは足幅はゆったりしていて、ふにゃふにゃすぎずに パワーが逃げない有名ブランドのブーツのみ扱っています。

また、サイズ選びで悩んでいる方には・・サイズ交換も対応可能です。

ご購入後サイズがしっくり来ない場合は 購入後一週間以内で 未使用の場合 サイズ交換にも応じさせていただきますので、安心してご注文ください。(返品送料はお客様のご負担です。)

中心価格帯 2−3万円台

ロシニョール スキーブーツ EVO 70 BLACK GREEN (17-18 17/18 2018) ROSSIGNOL スキーブーツ 初心者向け|websports
ROSSIGNOL/ロシニョール/EVO70(エブォ70)・・フランスの老舗ビックブランドのロシニョールがお届けするエントリーモデルブーツがEVO70です。
本格的な2ピースシェルを採用しながらもストレスのないラスト幅104mm、バックルも少ない目の3バックル。まさにコンフォート(快適性)に特化したモデルです。
カラーもBLACK/GREENとBLACK/REDの2色展開で選べる楽しみもあり、初級者の方におススメです。
(アルペン規格ブーツ)


ROSSIGNOL/ロシニョール/EVO70(エブォ70)ブラック/グリーン 

ROSSIGNOL/ロシニョール/EVO70(エブォ70)ブラック/レッド


バックカントリー・サイドカントリー向け ブーツ)

現在のスキーシーンでは 世界的な傾向としてオフピステの滑走(バックカントリーを含む)が大流行中です。
それにともなってブーツメーカーもウォークモード装備のモデルを数多くリリースしています。

カテゴリーもいくつかに分かれていて、大きく分けると 本格的なバックカントリー(長時間登行も行う)、バック&サイドカントリー(滑るために登る)、ゲレンデメイン(基本的には登らない)の3カテゴリーに分けられます。

本格的なバックカントリーモデルとバック&サイドカントリーモデルの違いは ウォークモードにしたときの可動角度(前者は90度以上、後者は大体90度まで)、ソールの形状(前者は登山靴のようなゴム系のブロックソール、後者は通常のスキーブーツの規格にあわせたもの)、
重量(前者はとにかく軽さ重視でブーツの剛性感は少ない、後者は軽さよりも滑るときの性能重視)となっています。
本格的なバックカントリーモデルはほとんどの場合が通常のビンディングには対応していないので注意が必要です。

WEBSPORTSではバック&サイドカントリー(滑るために登る)ゲレンデメイン(基本的には登らない)の2カテゴリーを取り扱いいたします。
一部、本格的なバックカントリー対応のモデルもございますのでお困りの場合はお問い合わせください。

中心価格帯 3−8万円台

テクニカ スキーブーツ 2018 ZERO G GUIDE ゼロG ガイド テックビンディング対応 17-18 TECNICA スキーブーツ|websports


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買ったブーツの調整について

カント調整・・人の頸骨(すねの骨)は足元より 若干O脚気味に開いています。ブーツもそれに合わせて若干外側に開くようにカフの角度(カント角)を保つように作られています。ただ、個人によってその角度が微妙に違います。
その際は調整機能(カント調整)機能をつかい 調整します。機種によりますが、一般的には ブーツのロワーシェルとアッパーシェルの接合部分のネジを緩め、ブーツを履いた時に膝が スキーの前方向にまっすぐ動くよう ブーツをはいて膝を曲げたた状態で調整します。

フレックス調整・・ブーツ自身にフレックス調整レバーが付いている機種もありますが、一般的には下記の方法があります。

ブーツを硬くしたい・・リベットが付属している機種は ドリルでブーツに穴をあけアッパーシェルとロワーシェルを固定します。
もっと簡単な方法ではブーツに差し込むだけで硬くなるパワーライドというパーツがあり 気温が上がりブーツが柔らかくなる春スキーだけ硬くしたりできるので便利です。

ブーツを柔らかくしたい・・2ピースブーツの場合は ロワーシェル(下のシェル)の立ち上がり部分を5ミリほどハサミで落としてあげると 柔らかくなる場合があります。ご購入ショップでご相談ください。


買ったブーツの加工について

スキーブーツを買ったけど 一部分が痛いとか・エッジがうまくかからないとか・ブーツの硬さが柔らかすぎたり 硬すぎたりで操作しにくいなどの場合の方法を解説します。
加工には自己責任で自分で行うものと ショップへ持ち込んだほうが安全なものがあります。下記を参考に 購入ショップなどでご相談ください。
(ウェブスポでは他社ご購入の商品の修理は受け付けておりません。)

部位別 痛みへの加工

小指側の幅が痛い・・一番早いのはショップでのシェルだし、熱を当ててブーツを膨らせます。購入店でご相談ください。
強力なドライヤーがあれば 自分でもできなくないですが 素人がやった場合、焦して穴をあけてしまう可能性があります。

親指の先が痛い・・かかとが十分に収まっていない場合が一番を多いので、ブーツをはいた後 床にかかと落とし(ヒールキック)を何回もして バックルを締め直してみましょう。
それでも駄目な場合は ショップで行う2つの方法があります。つま先を削ってボリュームを出す方法と 足が外反している場合はシダスなどの立体的インソールを入れるだけで改善する場合があります。ご購入店でご相談くさい。

足の甲が痛い・自分で出来る方法としてはインナーブーツのタングをドライヤーなどで温め少し柔らかくしてから履くと甲の形にタングが馴染んで 痛みが消える場合が多いです。
別の方法としてはシダスなどのインソールで外反を矯正することでもかなりの改善がみられます。


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