ウェルベスト  
 
 

湿気の多いこの季節は、髪や頭皮がトラブルを抱えやすく、
髪のセットも決まりにくくなります。
トラ ブルを防いで快適に乗り切るには、シャンプーやヘアコンディショナーで、
髪と頭皮を清潔に保つこと が何より大事。
正しいお手入れで、ジメジメ季節を快適に過ごしましょう。
 

髪の水分量は、大気中の水分量に比例して多くなります(右のページのグラフ参照)。髪の水分量 が多くなると、髪が膨らんで重くなったり、べたつきやうねりなどが出てセットが崩れやすくなり、特 にパーマや毛染めなどで髪が傷んでいる人は、こうしたトラブルに見舞われる可能性が高くなります。 傷んだ髪はキューティクルが剥がれているので、そこからより多くの水分を吸収してしまうためです。  この時期は汗をかくことも多く、皮脂が毛穴に詰まったり、頭皮が蒸れてかゆみが出たりしがちです 。また、雨に濡れると、雨粒に含まれる空気中のホコリが髪や頭皮に付着し、髪の成長を妨げる原因と なるので注意しましょう。
  湿気の多い時期のトラブル対策は、何といっても清潔第一。自分の髪や頭皮の状態に合ったシャン プー剤を選び正しい方法でお手入れしましょう。例えば、髪のベタつきが気になる人は、オイリーヘア 用のシャンプーがおすすめです。ただし、洗浄力が高いので、ヘアコンディショナーでのうるおい補給 は必ず行いましょう。  髪が傷んでいる人は、できるだけマイルドなシャンプーを選び、トリートメントを入念に。栄養補給 のために、育毛剤でのお手入れも継続しましょう。
 
  髪と頭皮を清潔にすることは、育毛の基本です。そのためにも、正しい洗髪法をしっかり身につけて。 汗をかきやすいこの時期は、1〜2日に1回が洗髪の目安。雨に濡れた日は必ず髪を洗いましょう。
 
まず、シャワーなどのお湯だけで十分素洗いをします。髪の毛を濡らすだけでなく、指の腹で地肌をていねいにもむように洗い、ホコリなどを洗い流します。   シャンプー剤はいったん手のひらに取り、お湯で少し薄めて軽く泡立ててから、髪全体に行きわたるよう2〜3カ所に分けてつけましょう。
 
指の腹で皮脂や汚れをもみ出すように、髪の生え際から頭頂部に向けて頭皮全体を洗います。マッサージするようにやさしく洗うのがコツ。   頭皮全体をマッサージするように、時間をかけてていねいにすすぎます。シャンプー剤が残っていると、かゆみの原因になることも。
   
髪の水分を手やタオルで軽く取り、ヘアコンディショナーを毛先中心につけます。傷んでいるときは2〜3分置いてから、しっかりとすすぎましょう。    
   
 



女性のための美容講座トップページへ

ページの先頭へ

ヘアケアからスキンケアまで美容情報をお届け!すこやかELLE-net:女性のための美容講座