育毛に取り組むうえで、せひ知っておきたいのが「ヘアサイクル」についての知識です。 ヘアサイクルとは、髪が生え替わる周期のことで、これが何らかの原因で正常に営まれなくなると、 薄毛などのトラブルにつながります。 ヘアサイクルの正しい知識を学ぶことで、 日々の育毛に役立てていきましょう。 |
私たちの髪は、ある一定の周期で、生えたり抜けたりを繰り返しています。
この周期を「ヘアサイクル」といいます。 毛根にある毛母細胞の分裂によってつくられた髪は、ある程度成長すると約3週間の退行期に入って成長が止まり、 やがて次の成長期に備えて抜け落ち休止期に入ります。休止期は約3カ月。これが終わると髪の毛は再び数年間の成長期に入ります。 この周期がきちんと守られ、正常なヘアサイクルが営まれることによって、 髪の総数は常に一定に保たれているのです。 |
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正常なヘアサイクルが営まれていると、成長期の期間や成長速度に大きな変化はありません。ところが、さまざまな原因によって、成長期が短くなったり、休止期が長くなったりするとヘアサイクルが乱れ、生える毛よりも抜け落ちる毛の方が多くなります。 新しく生えたうぶ毛が、大きな毛になる前に抜け落ちると、髪全体の量が少なくなり、地肌が透けて見えるなど薄毛の状態になります。 |
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正常なヘアサイクルのもとでも、髪が頭皮に出てくるまでには3カ月はかかります。 さらに、年齢を重ねた人や、髪によくない生活習慣を送っている人はヘアサイクルが乱れがちなので、通常よりも髪の成長に時間がかかることでしょう。 |
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